銀塩写真再デビュー(お試し)
時代に逆行?懐古主義?流行モノ好き?な銀塩カメラ好きの皆さん、お待たせしました!
苦節2年、ついにフィルム同時プリントに出すまでに至りました!笑
今回はその報告です(誰も見てないけど)
ここまで長かったぁ~
ここまでの大体の流れ…
親父の形見のカメラ(=自分が小学校の時に星撮りしたカメラ)を再起動するも使用直後に故障
↓
ダメもとで近所の修理屋さんを探して相談するもやはり修理不能
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ヤフオクでメンテ済みの美品という詐欺言葉に騙されてカビ劣化だらけのカメラを買う
↓
改めて銀塩カメラ修理メーカーを探してメンテを依頼してセットアップ完了
↓
星系の写真を現像してくれそうな写真店を探す
↓
改めてフィルム装填して使用、約半年後に現像へ
で、こうなった訳です。
写真は一番安易な方法でのデジタル化(?)として、出来上がったプリントを我が家の一般的な複合機でスキャンしています。
先ずはこちら
焼き増ししたわけではありません!(焼き増しって言葉も懐かしい)
これはデジタルの癖で同じような構図で数枚撮ってます。
デジタルは何枚でも撮り直しが出来ますよね。
ヘタな鉄砲数打ちゃ当たる、あの癖です。
銀塩写真はそう言う使い方はしませんね。
何せ1枚1枚にコストが掛かってますし(せこっ!)
で、こんな感じの類似写真が大量に成ったのでした…
そういう意味でデジカメと違って銀塩は、一撮入魂な一発撮り写真と言えるでしょう。
そこにはいろんな風景があったはずなのに3種類の同じ構図の写真ばかり…から厳選した3枚がコレっ!笑
偶然にも見事に春夏秋と揃いました。
1シーズンで1回しか稼働しなかったことがバレバレです。
しかも全てのコマが無限遠・笑
例えばデジカメ写真だと3番目の紅葉写真はこうなります(レタッチ込み)
前者は懐かしさがあります。
何となく追憶って言葉が合ってるかなぁって思いました。
後者は最近の慣れた画像でキリリとした感じに思えます。
それぞれの特性があるので、優劣というよりもそれぞれの質感が違っていて面白いです。
さて、天体&星景写真家(ただし似非)の私です。
銀塩カメラを星撮りに利用した場合の話です。
実はもろもろを撮影する前に、最寄りの写真店でこんなことを聞いています。
『フィルムで星の写真を撮って現像に出せられますか?』
『昔は現像を依頼する時は天体写真であることを申告して依頼したことがあったんです』
『もし無理そうなら、そういうことができそうな写真店を教えてもらえませんか?』
対するその店のくっそオヤジの言い分はこんな感じ。
『画一的に機械で現像プリントするから、昼だろうが夜だろうが調整なんてできないからムリ、暗くなっても知らん』
『どこの店でもやってることは同じだからどこもムリ』
天体写真なんて面倒臭い写真は受注したくないような、如何にもな回答を頂きました。
次に近所の別の写真店で同じようなことを聞きます。
そこのおじさんは『それぞれの明るさとかを調整して焼きますから大丈夫ですよ~』
この店はレジの背面に星景写真のパネルがあるのを知ってたので、なんとなくノウハウを持ってそうでした。
なので藁をもすがる思いで伺った訳です。
このお店がツイッターでつぶやくところの”写真のはる”です。
写真屋もピンきりだってことを痛感させられた次第です。
で、本来やってみたかった星の写真は…まだお試しで撮った奴ですがこうなります。
なんとなく想像していた感じで出来てきました。
最近は日周運動の写真はデジカメでも一枚撮り(多くて2枚比較明合成)でやっていますが、こちらは正真正銘1枚撮り撮って出しです・笑
これを天体写真とするならば設定データが必要ですが…それは記録していません!
ブログやSNSに載せる程度なのでいちいち記録することはないでしょうが、どこかに応募するさいはメモっておかなければいけませんね。
そして何よりも折角の天の川を木で覆い隠すとは…星景写真家として大誤算です・笑
ファインダーだと真っ暗でどうなってるか分からいし、試し撮りもできない。
手前の木が照らされているのは、露光中に(露光って言葉、イイっすね)車のヘッドライトが照射されてしまったから。
暗中模索、取り直し不能、試写不能、結果が分かるのは半年後…
このワクワク感と言うか、写真はソフト調なのに撮影行為はエッジ的というか。
タマリマセンなぁ~笑
そうそう、銀塩写真をいやらしい銭勘定目線でコストを出してみます。
フィルム代 1500円
現像料 900円
プリント代 1100円
(必要に応じてCDへの焼き増し代 1000円)
27枚を消費しきるまでの期間 ?日間
同時プリントが出来上がるまで 3~4日
出来上がるまでのワクワク感 プライスレス
たまりませんなぁあああ~!
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