カテゴリー「星景写真」の記事

2020年10月 3日 (土)

パールもダイヤモンドもイマイチだった阿弥陀岳

中秋の名月!
あまり興味ありません・笑
でもその日だと知るとカメラを出してしまうのも心情です・笑

退勤時間中までは絶好調な空が広がってましてね。
帰宅してステラナビを見たら、なんとパール阿弥陀岳じゃないですか!

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阿弥陀岳ってのは八ヶ岳の中の一つで、家から見るとほぼ真ん中、一番高く見える奴です。
我が近征地で風景を撮ると大概にして真ん中にくる山です。
八ヶ岳の最高峰の赤岳はその奥にあって家からは見えません。
『これは面白そう』と機材をセットして空を見上げると、山の稜線に雲がベッタリと張り付いていましたよ!泣


なのでパール阿弥陀岳は諦め、せめてもの記録でパール雲にしたのでした。
(別名、雲からの普通の月の出)
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こちらは素直な普通撮影ですが、満月くらいの明るさで星景風にしようとするとここからが厄介です。
毎度書いてますが、カメラは馬鹿なので月の模様と風景は同時に判別しません。
そして毎度想うことは、人間の脳処理の素晴らしいこと。

で、両立させてい場合は合成手作り写真を作る訳です。
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月と街灯りは輝度差があり過ぎるので合成も厄介です。
やるたびにいろんな調整に手間が掛かって、あまりやりたくないです・笑
本当に月の模様を出したければそれ相応の露出にします。
見た感じを演出する場合は、模様もそうですが月のフレアーというか周辺の明るさも必要です。
そのさじ加減はいつも苦労してます。

手前の街灯りが飛んじゃってますが、これは出来るだけ輝度差がないコマを選んだ結果です。
まともに街灯りに露出を合わせると、継ぎ接ぎ感濃いめのが出来上がります。
ちなみに鉄塔の右側あたりに、円形の異次元空間のような歪がありますね。
これは月のゴーストをフォトショの『塗りつぶし』→『コンテンツに応じる』で誤魔化したにすぎません・笑
いかにズク(やる気)が無いかをお伝え出来たかと思います。

さて、その2日後の朝。
いつものように定刻で朝飯を食おうとしたら、日の出前の阿弥陀岳周辺が何やら物々しい雰囲気になってました。
もしかして!?ダイヤモンド阿弥陀岳では?
とカメラ(と言ってもコンデジ)を構えると、ダイヤモンド風阿弥陀岳になってました。
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実は少し左の稜線からの日の出なのです。
が、太陽が昇る位置と昇る角度によっては、稜線向こう側に一旦隠れて山頂辺りから再び昇るようです。
これも出た瞬間はそんな動きでした。
雲で乱反射気味なのか、絞ってみましたが締まりのないダイヤモンドになりました・笑
色合いは目視ではもっと優しいですが、私は朝焼けとか日の出はギラギラしてた方が好きなのでこんな雰囲気にしてみました。

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2020年8月25日 (火)

我が街に巡回写真展がやって来た!

日本星景写真協会の巡回写真展が近所にやってきた!(前から広報ちので宣伝してたので知ってたけど)

第4回ASPJ巡回写真展「茅野展」開催のお知らせ

群れと権威と束縛を嫌う現ナマは大好きな星景写真家の私です。
そうは言っても他人様の写真を鑑賞するのは勉強になりそうだ、と思って行ってきました。

最近の激暑と夏休み渋滞で外出するのも億劫でしたが、9月までということでこのタイミングで出掛けた次第です。
ホントは行くかどうかも微妙だったんですが、茅野市の行政放送で会員のインタビューをやってましてね。
『大きなプリントの迫力は小さなパソコンのそれとは違うから、是非見に来てね』的な言葉にそそられたのでした。

会場は茅野市八ヶ岳総合博物館という所です。
市民なのにまだ行ったことなかったので、写真展以外にも茅野市のあれこれを知るにはちょうど良い機会かな?
開館と同時に到着し、勇んで会場に入りましたら私たち以外の見物人が誰も居ません。
これは店員(?)から注目されるマズいパターン…
さっさと見て帰るつもりが、帰れなくなりました・笑

博物館の人に、展示会場の出入口だけも写真撮らせてと頼んだら、会場内もOKとのこと!※
なんて話題作りに優しい写真展なんだ!?
お陰で、こうしてネタが一つ書けたではないか!!
他人の写真を撮って載せても面白くありませんので、雰囲気だけ数枚撮っておきました。
※写真展は撮影OK、ブログやSNSへの掲載OK(あくまでも個人で楽しむ範囲)ということでした。
※他、常設展示に関しては制限があると思います。


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こちらの博物館は星活動もしてましてね。
館の敷地内で天体望遠鏡で星を見せたりモバイルプラネタリウムをやったり。
近所に大きな望遠鏡を備えた中学校があって、そちらで一般観望会なんかもやってるそうです。
私はどれも見物したことありませんが…
博物館の紹介(市のHP↓)
八ヶ岳総合博物館 企画展
八ヶ岳総合博物館 イベント


正面にどどーんと、『長野県は宇宙県』のツイッターつぶやきでお馴染みな大西氏の写真がありました。
他にもブログやSNSなどで見たり読んだことある方の力作が並んでいます。
会の人が言っていたように、大きなプリントというのは見応えがありました。


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写真展であるじゃないですか…
写真の下に作文が添付されてる奴。
あれはあれで良いのですが、誰がどんな状況で撮ったのかも知りたい。
と思ったら、わら半紙(?)の説明書も置いてあって、後からいろいろを知ることが出来ました。
なかなか親切なやり方だぁ。

自分もそうですが、星景写真というとどちらかというと”静的表現”(笑)になりがちです。
木や水、山や建物など、前景が止まった感じ(写真なんだから止まってるんですが)。
そういうのが多くなりがちな中で、私が印象だったのは荒波と月を撮影されていた方の作品でした。
バッサ~ンという激しい波の音が聞こえてきそう、富嶽三十六景(富士山じゃないけど)のような。
波しぶきがバァ~ンとなってて、ああいうの格好いいなーって見てました。


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スマホなど持ってないので、自撮りと言えばこういう感じになりがち・笑

素敵な作品のオンパレードだったんですが、『これ、俺好みな構図だったり色合いだったり』というのがありまして。
後でパンフレットで見たら、某ブログ(最近は動画にシフト)で前々からこの人の作風はいいなーって思ってた人の作品でした。
私の趣向にブレが無かったことにひと安心です・笑


写真展を後にして、常設展示を見物してきましてね。
八ヶ岳西麓の地学や民俗や歴史や自然や遺産などてんこ盛り。
灯台下暗しなので、たまにはこういう場所の見学も良いと思いました。
尖石史跡博物館(縄文系)の時のそうだったんですが、じっくりと見出すと時間が足りないくらいでした。

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写真展はこの後に10月は野辺山へ巡回するそうです(予定)。
季節がら天文系の人は遠征のついでに写真展見学ということもできそうで、寄ってみてはいかがでしょうか?
(でも、同じ見るなら茅野市へ来てね・笑)

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2020年8月13日 (木)

ペルセウス座流星群まとめ ~空からアレが降ってきたぞ!~

今年のペルセウス座流星群(以下、ペルセ群)は例年になく盛り上がりました(わたくし的には)。

理由は単純で、
帰省が早めに済ませられたこと(後半遊んで暮らせる)
奥さんと休みが合わなかったこと(意外と愛妻家)
悪の元凶である甲子園が無いこと(終日クソ暑い中でゴロゴロしなくていいので無駄な体力を使わない・笑)

なのでいつもは何となくバタつく夏休み中盤が静かに送れています。

気合入りの一方で気になる天気はというと、予報に翻弄された日々を送ります。
お馴染み天気あるある『曇り予報のくせに晴れ』『晴れ予報のくせに曇り』と。
天気予報と月齢と極大日の3つを天秤に掛けて、私は8/11早朝がベストと考えました。
(天秤は3つ掛けれませんが)

前日は、前回の記事の如くに夏休みのオリオン座を撮ってました。
確かこの日も朝は曇り予報でしたが、起きてみればまぁまぁ晴れてました。
『あ゛~、もしかしてこの日が最大のチャンスデー?』と出掛けなかった後悔が湧いてきます。

絶対に出掛けると決めた11日は、windy的にはECMWFもGFSも絶好調を指しています。
気がかりなのは国内系予報は曇りでしたが、前日のこともあったのでスタンバイします。
熱帯夜でしたが仮眠して起きると曇天。
しかし、若干の風で雲が流されていて晴れ間も見えてきました。
これなら撮影地に到着するころは晴れは広がるだろう…と意気込みます。
根拠は、場所は違うも同じ諏訪地域の入笠山と富士見高原の星空ライブカメラは天の川を写していたからです。
「あの晴れがこちらにもやって来るはず」

深夜出発なので、撮影地に後着するとヘッドライトで先着者の邪魔することになります。
おそらく人出も多いだろうから、撮影地への進入の安全と場所の確保は難しいと踏んで超マイナー場所へ向かいます。
そう、近場の裏山です・笑

で、期待して車から降りると衝撃的な現実が待っていましたよ!!
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はい、星なんて微塵もありません・笑
実際は雲量8~9割でごく一部の雲間に星は見えていましたが、状況は悪化する一方です。
上の写真から、裏山がこれだと”良い場所”に思われるかもしれませんが、標高1000と低く街にも近くて条件は良くない場所です。
正直を言えば諦めモードもあった訳でして、諦めるならわざわざ山登りしなどせずに近所でお気軽撮影で楽しようかなと。

で、一応はこんな天候でも待機します。
その時の様子はこんな感じです(自己ツイッター)↓
※今までのペルセ群の中で一番力作を3部作でまとめてありますのでどうかタップしてご覧下さい・笑


そして終いには流星どころか雨が降ってきました!
流星雨を見に行ってまさか本物の雨に当るとは!!
私の星撮り人生の中で最大の屈辱を味わいましたよ!!!
撤収作業は、8時だョ!全員集合の前半のコント終了から次のアイドル歌唱コーナーへのどんでん返しの如くスピーディーでした。
頭の中は勿論あの曲が流れます。


まだまだ続きます(あしからず)。

で、日付変わってまたまたwindyは絶好調、日系天気予報は曇りの8/12の早朝です。
8/12はペルセ群極大日で昨日よりも月が細いという好条件な日です。
そんな重要な日に限って、連日の猛暑と寝不足で既に近征すらできないボロボロの身体になってしまった私…
2時に起床して外を見たら、雲はあるものの昨日よりは随分とマシな星空が広がっています。
「嘘つき気象庁め!結局は今日がベストだったんじゃん」(´;ω;`)ウゥゥ
弱った身体にムチ打って、ポタ赤をベランダにセットし再び床に臥せました・笑

そしてついにやりましたよ!
_2_
EOS X4   トキナー11-16の13   f3.5   ISO1600   30秒x120枚   ポタ赤追尾   PSCC2020
120枚のうち、星空53枚目と地上3枚目をマスクで適当に合成(やや合成ムラあり)

お馴染みの構図ですが、ベランダならどうしてもやりたかったことがあります。
それは の看板とのコラボ。
露光30秒なので固定撮影でも良かったんですが、追尾してしまったので合成で作りました。
私の身体とパンツと靴下の80%はこちらでできていると言っても過言ではありません。
新コロナで大変中、私を支えてくれてありがとうー。
日頃の感謝の意を込めて、ペルセウス座流星群とオギノです。

星空的には、左上に北極星、右側にはぎょしゃ座と金星となります。
夏休みのオリオンと流星も考えたですが、月があったのでこの構図としました。
と、こんな感じで半ば狂騒曲的に駆け抜けた2020年のペルセ群なのでした。

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2020年8月11日 (火)

夏休みのオリオン&シリウス撃てー!ってペルセ終わりか?

天気予報を見るに、2020年ペルセは既に終わった感のある8/11の早朝。
夏休みなんだからずーっと寝てればいいのに、ムシの知らせってやつですかね?
既にコウロギなんかも鳴き始めていまして、どういう訳か早起きしてしまいますよ。

わたくし的に最速の真夏のオリオン座は7月末なんですね。
しかし天候不順で見れませんでしたし、平日は晴れていても撮影する暇なし。
ようやく山の日にコンデジで撮ることができまして、翌朝も空がスッキリしていたのでイチガンで撮りました。


真夏のオリオンなんてちょっとベタなタイトルになるので、私は夏休みのオリオンにしときます・笑
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金星とオリオン座の組み合わせはちょっと珍しいような気がしてますがどうでしょう?
私のネタの一つなんですが、下の道路はビーナスラインということでビーナス(ライン)の上のビーナス(金星)となりました。
撮影中はペルセ群由来の流星なんかも見れました(金星の下の線は、ヘッドライトのゴースト)。
昼間はモヤモヤした雲が広がりますが、晴れれば雲と晴れ間が明確に分かれるのが夏空の良いところです。
この前の晩、寝る前に北天を見たら異様な数の星空になっているように感じました。
結局、ペルセ撮影は8/10→8/11が正解だったかもしれませんね(この辺では)。
(撮影日 2020年8月11日朝)


ここまでくれば、シリウスに向かってーーー!
ってやりたいですが、それはイチガン撤収後にやってきます。
コンデジ手持ちなのでアレですが、ニッポン最速なシリウスと勝手に自負しています・笑
※セリフはナウシカ、言い回しはラミアス艦長
↓自己ツイッターより



新型コロナの第2波の中でビビりながら実家に帰省しましてね(隣町ぐらい)。
松本は観光地でもあるので果たして人混みはどうなんだろう?と思いましたら、昨年の夏休み比で街がガラガラでしたよ。
今までは地元民と観光客で溢れていた歩道が、今年はスイスイと歩けました。
第1波のコロナ明けでは、松本城見学待ち60分とか話題になったこともありましたが、この日は20分待ちでした(入ってませんが)。

帰省のついでにお宝を発掘してるわけです。
いずれネタにしたいと思ってますが、元天文少年の活動を一部を紹介します。

お宝発掘は良いのですが、収納場所が無くて困ってます・笑

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2020年8月 1日 (土)

撮影地探しの果てしない旅へ

新コロナだからというよりも、それによる不況で勤務先が4月から一時帰休(輪番制)となってます。
私の場合は火曜日が当番という中途半端さ。
それでも晴れれば飛び石連休も活用もできるのですが、ご存知の通り今年の梅雨は雨雨雨雨雨雨雨…笑
たま~に降り止む貴重な時間帯は、洗濯に没頭する始末です。

この月末の週末はラッキーなことに金曜日の帰休当番が回ってきました。
更にラッキーなことに前日に梅雨が明けました。※梅雨明けは自己宣言(気象庁公式は8/1)。
ただ前日まで大雨だったので山に入るのは止めましたが、ちょっとそこまで旅に出掛けてみます。
ちょっとそこまで…、
ええ、車で45分の近所ですが・笑

旅の目的は星野写真の新しい撮影地の現場確認です。
以前に星景で行ったことがありますが、北極星が見えたかどうかど忘れしまして。
そこで、赤道儀は出せられるのか?傾斜の具合や機材展開できるのか?を確認しておきたかったのです。

私は撮影場所を明かさない主義なのですが、知ってる人は知っている展望台。
いつも撮ってる場所から400メートルほど上に垂直移動です。
天体写真の場合、気象リスク分散化のために撮影地は広域(横移動)の方が良いのかもしれません。
が、私は出不精なので星撮影のために諏訪圏からわざわざ出ることを躊躇う小心者です・笑
そんな私ができるせめてもの行為は、いかにして近所で宇宙に近づくことができるのか?ということで、そうなるわけです。

いつもの撮影地が標高1500(たまに1700)、今度のは1900超となります。
もうちょっと行けば2000の駐車場はありますが、登山口兼主要観光地なので、夜中でも出入りが激しそうなので深入りはしません。

最近では2019年冬に、徒歩でこの近くまで行ったことがあります。
その時の記事はコレ↓
見える星全部がベガやアルタイル? ~天の川挫折~
ここからカーブ2段ほど上に登ったところです。
車なら簡単に行くことが出来ますが、キツメな勾配な冬季閉鎖区間を徒歩で行くにはこの時はここが私の限界・笑

と、前置きが長いのでさっさと出かけましょう・笑
渋滞の市街地を抜けて田舎道を爆走、峠道も先行する車が皆無で順調です。
と思ったら、途中で峠行き路線バスが目の前に。
カーブが多くて視界が悪くて追い抜き出来ないので、諦めて煽り運転もせずにゆっくり行きましょう。

途中で道を空けてくれた諏訪バス(アルピコ諏訪)が通過するタイミングでパチリ。
白駒池に向かうお客さんが1名だけ乗ってました(ということで、場所バレ)。
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展望台のくせに展望が利かないのが、茅野市のあちこちにある展望台&展望公園の特徴です・笑


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駐車場は東屋の向こう側(東)と車が停まっているこちら側(西)で、両方とも傾斜はありました。
どちらも道路沿いなので夜間はハイビームの影響が出そうですが、一長一短があります。
東側は直線道路なのでビーム攻撃の影響は少なさそうですが、肝心の北極星が見えるかどうか微妙。
西側は、写真の背中側に進行方向に対して右カーブがあって、車が登ってくればこの駐車場が照らされる可能性大ですが北天は開けています。
アスファルトは魅力的ですが、案外に星野写真では厳しそうです。

そこで、先日にポチったΦ40カーボン三脚の機動性が活かされるのです!

三脚の面倒くさっ!を減らしたら別の面倒が出てきた

1枚目のバスの写真に写っている看板。
ここがわずかながら平坦となっています。
駐車場が無理なら、力技でそこまで機材を運搬するという案が浮上します。
階段は不規則な石段で歩行にちょっと不安が残りますが。
ただ、下が土と笹なので夜露的には大変厳しそう、というかダメそうというのは容易に想像できます。
まぁ、一度ぐらいはこういう天空の撮影地的な場所を経験してみたいと思います。


その他としましては、
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自撮り・笑

標高800~1200に暮らす我々市民は、近隣の原村中央高原や富士見高原に行ってもクソ暑いです。
ここ1900地点はさすがに涼しく、肌寒いくらいです。
帰りは1500を切ったあたりから車窓からの風が暑く感じました。
空も近くなって、きもちい~~~!


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東屋から見渡してみると、八子ヶ峰のひゅってアルビレオが見えました。

あそこでも星景をやったことがありますが、こうしてみるとよくあんな斜面(右側の切れ込んでいるところ)を登ったなぁと。
来春、雪が残っていたらまたやってみたいです。
低空は雲が張り付いていて遠くの山並みは見えませんでした。
ちなみに、先にも触れましたが、あとちょっとで白駒池です。
折角ここまでやって来て白駒池のレポートができないのは、財布に120円しかなくて心細かったからです・笑


オマケとしては、その日の晩にネオワイズ彗星を捜索してました。

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2020年7月11日 (土)

スカイパトロール ~最終形態へと進化(多分)~

私の星景写真用のポタ赤は、タカハシ社のスカイパトロール系です。
系と書くのは、パーツの組み合わせによって呼称や型番が異なるからです。
元々はスカイパトロールⅡで購入しましたが、紆余曲折を経て今はスカイポート的な運用に収まっています。
的と書くのは、純正品で構築していないからです。

この改造ネタは、以前にも紹介しています。
歴史の一部・笑
(例えばコレら過去記事↓)
要らなかったかもしれない微動雲台
スカイパトロール  ちょっと痛めなスカイポート化

このように、自身にとって使い易いポタ赤の形態を日夜研究しています・笑
今回はその集大成となりそうな予感です。

古い機種でディスコン品のため、赤道儀の概要を少々説明しましょう。
こちらは、タカハシ社の”システム小型赤道儀”と言えばいいのか…?
各パーツの合体でドイツ式、ドイツ式(オモリなし)、赤経軸ポタ赤式(?)になる赤道儀です。
赤経赤緯の両軸に微動装置が付いているのが、そこらのポタ赤とは違う良い構造でもあります。
(ドイツ式以外ではめったに微動装置は使いませんが)
また、コントローラーは各種駆動モードの内、0.7倍速と星景に有利な速度がイイ感じです。
タカハシ?(スターベース東京?)へリンク↓
http://www.mmjp.or.jp/takahashi-sb/data/tgsp.htm

今でいう
SWATのようなポタ赤だと思って下さい。
私の場合は、当初はドイツ式赤道儀として運用する予定でしたが意外に扱いが難しくて頓挫。
たまたまそのタイミングで星景用のポタ赤が壊れたので、その置き換えとして現在に至ります。
最大のデメリットは、独特な形状のために星景用としてなんだか使い難い(私のスタイルとして)。
この辺の使い難さをどうにかしてきた…、というのが一連の流れとなります。

前回は赤経軸上に自由雲台を装着するという、いたってシンプルな形状にしたというところで終わっています。
スカイポート的な運用ですが、自由雲台が不自由になるのがたまにキズってところです。
(この不自由さはポタ赤を使ってる人しか分からないかもしれませんが)
今回は不自由雲台の更なる自由化を求めて、フォーク式風にしてみたという話です。

昔にも似たような形で先代ポタ赤を動かしていましたが、スカイパトロールに至っては形状が個性的過ぎて一筋縄にはいきません。
純正パーツを使ってやろうと思えば可能ですが、それだとカサが大きくなって運搬収納面で難が出てしまいます。
そこで私は、前回記事の”ちょっと痛めな~”で発見したネジ穴を活用して、以下のようにしました。


やったことは以前にワンオフで作ったL字金具を装着するだけです。(アルミの金具)
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このワンオフ品も先代ポタ赤の頃に使っていましたが、いつしか部品箱の肥やしとなっていました。
まさかここで日の目を見るとは、彼も夢にも想わなかったことでしょう・笑
蛇足ですが、これはワンオフ業者製ではなくて勤務先の人に作ってもらった品物です。
単純な部品ですが、わたくし的には思い入れがある部品なのです。


工夫した点ですが、普通は逆L字にしてその上に自由雲台を載せると思います。
こんな感じに↓
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この形は先代ポタ赤の時からやって来ましたが、なにせ嵩張ります。
ポタ赤が嵩張る、重い、出っ張りがある、は罪だと思っています(私のスタイルの場合)。
アルカ部品で接続しているのだからバラせば良いという考えもあります。
しかし、現場での組立や分解という余計な工数は省きたいです。


そこで逆Lではなく正Lとしてみました。
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この形をフォーク式と呼んで良いのか分かりませんが、とにかくこんな形です。
想像つくと思いますが、これだとカメラを上に向けるのに難儀します。
しかし、あくまでも広角の星景用なのでそこは割り切ります。
また、雲台の取っ手とL字金具が干渉するのでは?という心配もあり、小さめの雲台も購入しました。
しかし小さめ雲台は手に馴染まなくて逆に使い難かったので、もともと使っている中型雲台にしています。
干渉する部分もありますが、そこは自由にクルクルして良い塩梅のところで固定させています。

ちょっと困るのは(これはスカイパトロールに限りませんが)、このように背面で微動雲台へ固定する機種。
上記の形だと重心が前のめりとなってしまいます。
この機体はモーターが前気味についているので余計にそうなります。
前のめりになるということは、カメラ等が載った三脚を持ち上げた時にバランスが悪くなって歩きにくいし、担ぎにくいです。

経験上、このようなプレート↓が重心センターとなるのでですが、一方これも嵩張ってしまい今はお蔵入りになっています。
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三脚もポタ赤もそれらを運搬するバッグも、今日に至るまでどれだけ散財したことでしょう…(´;ω;`)ウゥゥ


さて、今回の改造(改装)の効果は次の通りです。
私のカメラザックはノースフェイスのテルスフォト40という3気室で真ん中に機材庫がある品物です。
こんな感じ↓(過去記事へ)
久々に沼にハマる ~梅雨時季にバッグが生えてきた~

今までの形状の時は、機材庫にグリグリと言う感じで押し込んで収納していました。
グリグリするとうことは、収納でどこかに無理が生じている訳で機材損傷の元にもなります。
そういう部分もどうにかしたいと考えていました。

今度は同じ大きさの機材庫に”スポっ”とハマる感じです。
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”グリグリ””スポっ”は私の感触なので実際に使っている当人にしか分かりませんが、こう見えてカスカスです。
コントローラーも同じ所に収納しますが、今までのグリグリ収納すると、ザックがパンパンになってました。
今はスマート収納で、ザックのジッパーの開閉も楽です。
それだけカサが小さくなったということだと思います。
また三脚に載せた時も、従来形状よりは少々の重心ダウンとなります。

ちなみに付属品の極望は使わずに、のぞき穴を接着して使っています(のぞき穴が無い不親切設計でもある)。
しかし、ここ何年かはそれすら滅多に使いません。
所詮、広角短時間追尾0.7倍速なので。 

ということで、古い機種ですがここまで進化させたんだ!っていうお話でした。

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2020年5月24日 (日)

ネタ切れ第二波到来で再び自粛

困った…
再びネタ切れなのです・笑

新型コロナウィルスによる自粛が解除されたとたんに、どういう訳か空は曇りがち…
梅雨前線の足音も聞こえて来ましたので、星撮りは自粛継続ですかね??


先週はISS(国際宇宙ステーション)も見頃だというので調べたら、どうやら北東の空に沈んで行く感じ。
隣のショッピングセンターに突っ込む絵が撮れると思って挑戦したら、そうでもなかったです・笑
インターバルタイマーにしてないので手動インターバルのため途中の光跡がヘンですが。

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やる気なさMAX・笑(空比較明、地上と空をマスクで適当に合成)

ということで、再び自粛宣言を致します・笑
いろいろ緩和されてますが、病は無くなった訳ではないので諸々注意して活動しましょう。

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2020年5月10日 (日)

見た目重視で月 ~そして連休終わる~

休業含む10連休となったGWは、総じて天候に恵まれたと思います。
満月期はよく晴れる!…定説
自粛期も良く晴れる!…新説

皆さんいかがお過ごし”た”でしょうか?

私は自粛を決め込んだので、例え近征と言えどもグッと我慢。
ベランダ近征でさえstay homeでした・笑
もっとも緊急事態宣言があろうがなかろうが、私の性分だと天体撮影などやったかどいうか微妙です・笑

そうは言っても、ベランダ近征でさえstay homeは悲し過ぎます。
なので話題だったスワン彗星待機で早朝起床したりした日もありました。
2日間とも雲られてしまいましたが…

世間がフラワームーンで盛り上がった(かどうかは不明)翌日で月を撮りました・笑
低空は春らしい濁り気味で、出てきた月はオレンジ色っぽかったです。

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脳内処理イメージ重視のレタッチ&合成処理です。
月の上下に薄い帯状の雲があります。
昇ったばかりの時にちょうど月を横切る感じで、そちらの方がアクセントで良かったんですが上手く処理できませんでした・笑


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種明かし(余白はお気になさらずに)。
こんな感じで、月の出写真をたまに撮ってます。
毎回思うのは、人の脳というのは満月の模様と風景を同時に認知できるので凄いですね。
デジカメも見習って欲しいものです・笑
(自分の撮り方が悪いのか??)

自粛連休でも、日々の暮らしに大きな変化はありません。
裏山ウォーキングと恒例の大掃除をしてました。
生活や機材の不用品を断捨離しよう、録り溜めた番組を観よう、などと計画していましたが志し半ばで挫折。
代わりに16時からの水戸黄門を堪能してました・笑
東野黄門様ご一行の若々しいこと!
昔のフィルム時代の時代劇は味があって良いですなぁ~~。

一方で、連休スタート時は桜写真でしたが中盤はリンゴの花、終盤はケヤキやカラマツの新緑です。
1~2週で随分と季節が変わるなぁと、しみじみ。

超ダイジェスト版・笑
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リンゴの花、リンゴの受粉作業する蜜蜂、新緑、てっぺん獲り

あ゛~~~、明日からの勤務が嫌だなぁ~~~~~(´;ω;`)

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2020年4月11日 (土)

北斗七星と鉄塔と岩

3/21の山登りのラストは北天ぐるぐるで〆ます。
ここは、最近開眼した長秒&比較明で1時間ほど撮ってみました。

北八ヶ岳ロープウェイ
先ずはこんな感じというところをご紹介します。(camera rawのパノラマ合成)


随分と前のことですが、山麓駅で天の川を撮って遊んだことがあります。
一応、"天の川行きロープウェイ"とオサレなタイトルがあります・笑
北天ぐるぐる
最初はそれで満たされていましたが、そのうちに『この先(上の方)ってどうなってるの?』と考えるようになります。
一応のブログコンセプトも“まだ見ぬ地元の星空風景”ということで、そこにどんな星空&風景が広がっているだろうか?
好奇心が掻き立てられていました。
それで虎視眈々と挑戦の機会を伺っていました(嘘)。
撮影地は『もう少し先(上)』という想いもありますので、それはいつかやる気が出た時にでも。


ぐるぐるの目標は北斗七星が鉄塔に沈み、下から出てくるシーンですが果たして結果は? 
北八ヶ岳ロープウェイ
EOS X4   トキナー11-16の11   f4.0   ISO200   SS20分x4枚(約80分間の比較明合成)   PSCC2020   撮影日2020.3.21

ススキは街灯りの影響などで若干明るいですが、足元はそれなりに暗い場所です。
その足元に転がる真っ黒な物体は何だ?(熊か?笑)

実はこの物体は岩で、撮って出しだと“ただの黒い物”としてそこに存在していました。
その辺は予想できたので、通常は16分露光のところを若干長くしてみました。
レタッチ時に試しにマスクを当ててそこだけ炙り出してみたら、確かに岩の質感はありました。
しかし、ただ炙り出すと暗いはずの岩が明るく、のっぺりと浮き出てしまいます。
周囲との明暗バランスに違和感も出てきます(岩だけに)。
炙りつつ抑えつつ、多少でも違和感がないよう私なりに“岩感”を残してみました・笑

だったら構図に岩を入れなければ済む話なんですがね。
まぁ、そこは現場で見た時に何故かこの岩が気になったので外せなかったんです。

こんな場所では長秒露光を台無しにするような、不意のライトの飛び込みがあるはずもありません。
なのでシャッター速度は30分でも40分でも良さそうでした。
と思ったら、右サイドに撮影者自身が不意に飛び込んでしまいましたよ。
この程度なら比較暗合成やマスクで修正可能ですが、今回はその場の雰囲気をノーカットにて。

星空的には北斗七星が西に傾き、夏から秋のはくちょう座やケフェウス座が上昇中。
地上の静けさと違って、星空の動きはめまぐるしいです。
目標の鉄塔の下側に北斗七星が出てくる件については、80分では短かかったです。

欲を言えば、鉄塔やワイヤー、樹木に雪がびっしり張り付いているところを撮ってみたいです。
とは言うものの、私はヘタレ登山家なのでそういう日にそういう場所へ近づく装備はありません。
尤もそんな日は、例え新月期であろうと私は熱燗と温々炬燵を選択することでしょう・笑
記録的な少雪だったので、ここに来ることができたという話です。


星景写真
星景写真は好きなんですが、写真よりも星と景に出会う行為が実は好きだったりします。
なので、こんなのを背負って出掛けることになります。
主にカメラ2個とポタ赤、ちょっとした山装備、2本の三脚も加わって重い…
荷を下ろすとゲンナリ、肉体疲労を起こします(登山開始前・終了後は車で運搬なんですが・笑)
まだまだ修行が足りませんな。

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2020年4月 8日 (水)

ちょっと世知が無いので”きぼう”の星2景

国際宇宙ステーション”きぼう”が見頃ということで、暖かくなったのでベランダへ。
2日間、頑張りました!笑

4/6は金星&すばるの近くを通過。
国際宇宙ステーション
下から上に移動中です。
北アルプス、諏訪湖上空(見た目)に現れました。


4/7は月の近くを通過。
これがスーパームーンだったら!笑(この日は月齢14)
きぼう
こちらは星基準で比較明合成(地上はぶれる)、地上はマスクで合成。
上から下に移動中。
小淵沢へ沈んでいきました(見た目)。

ISSマニアではないですが、どういう訳かたまに撮りたくなる日があります・笑
”きぼう”は見ることが出来ましたが、お先真っ暗(´;ω;`)

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