冬の大三角、滝へダイブ2025
2021年に『蓼科の世界遺産を撮る!?』というタイトルで記事にしてました。
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蓼科の世界遺産を撮る!?
この時は2月でしたが暖冬でちょっと氷瀑感が無かったので虎視眈々と狙ってました。
と言うのは嘘で、寒いのと病気(と病気疑い)で出掛ける機会を逸していました・笑
大分体調が戻って来たのと、いい感じで氷瀑になっているという情報を得たので滝へダイブしてきました!(一応、おやじギャグ)
ところで、このダサいタイトルである『冬の大三角、滝へダイブ』でピンっと来たそこのあなた!
余程のふみふみマニアですね・笑
さて、早速ダイブしましょう!
途中の山道は終始路面ドライで快適なドライブ(雪降らないです)。
撮影ポイントへは推定斜度60°の斜面というか崖をよじ登らないとなりません。
直近のSNSから、ポイントへのルートが凍結していて無理かも…と案じました。
が、どうにかよじ登ってどうにかポイントへ到着し機材展開。
いいっすね~
流れ落ちる水、水音、氷柱、飛沫、崖、そして崖での機材展開、不安定足場で姿勢ホールド。
俺、極地で星景写真撮ってる!
生きてるなー!って実感します。(そんなに凄い場所じゃないんですけどね)
半月板と肛門をやってから、無理な姿勢での撮影はご法度と諦めていましたが。。。
そんな厳しい状況に身を置けてわくわくしてます(Mか?笑)。
ただ肛門は問題ないのですが、半月板損傷のとこが怖い…笑
ここで想定外な事態です!(ホントは薄々感づいていたけど・笑)
迫力出すためには滝全体を入れたいですが、それだともう少し後ろに下がらなければなりません。
しかし足場がなく。
縦構図だと滝を薄くするかシリウスを諦めなければなりません。
しょうがなく横構図で下記のような構図で決めました。
冬の大三角、滝へダイブ2025年版
滝裏(裏見の滝)から星空を見上げる風にしました。
氷柱が月光に反射してキラキラ感が出せられたのは良かったです。
オリオン座が滝に突っ込んでるシーンですが、これは現場で閃いて思うように撮ることができました。
主役になるはずの冬の大三角ですが、リゲルが目立ってしまって四角形にも見えますね□
前回は20分2枚の比較明合成でした。
今回は意地でも1枚で完成させてやると意気込みました。
まぁ私が意気込んでも、設定した通りにアウトプットされるのが写真なんですけどね。
一抹の不安と言えば、今回は月光(月齢18)での撮影。
風景をいい感じに出すには月光は味方となりますが、この月齢は意外に明るいのでは?
露出を新月期ベースで算定したため、氷(雪)部が過剰露出となってしまいましたがraw現像でどうにか調整できました。
また、月明かりで空が明るいので星の光跡が弱かったです。
滝と氷柱の間の空の色がヘンなのは目を瞑って下さい!笑
撮像データ
カメラ:キヤノンEOS X9(HKIR+LEE#1フィルター)
レンズ:トキナーAT-X11-20 DX
設定 : f3.5/ ISO100 /SS30分×1コマ /焦点11㎜
レタッチ: camera rawV17/ フォトショップ2025
日時:2025年1月18日 1:00頃~
目的は達成したので、あとはレジャーです。
せっかくなので遊びましょう!
全景はこんな感じです。
水が落ちている、あの辺で1枚目を撮りました。
星空の割合が少ないのでこれを星景というのか?笑
左側の輝星は木星となります。
横川渓谷の上空に冬の超大三角が見えていました。
火星、シリウス、木星の色合いの違いも面白いですね!
そして久しぶりにガッツポーズマン降臨!
月光に照らされて、いつもより3倍鮮明です・笑
実は滝ダイブがちょっと不満だったので、バックアップでこんな感じのを撮っておきました。
後半戦で、露出のコツが身についてきた時に撮った奴です。
計算上は適正露出は10分でしたが、それだと光跡が淋しいので2コマで比較明合成(20分)としました。
撤収して帰宅途中。
車載温度計は-10°でも、崖をよじ登ったり動いていたからか凍える感じはありませんでした。
3時ぐらいには自宅に戻り仮眠しようと布団に潜りました…
が、足先が冷え切って寝むれねー!…笑
ということで、最後に星景写真をしたのは2024年春でしたのでそれ以来の近征は楽しかったです!!
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