諏訪湖祭湖上花火大会2024
お盆のお楽しみと言えば諏訪湖祭湖上花火大会です。(それだけかよ?笑)
今年もその時がやってきましたので撮ってみました。
昔は若さに任せてやみくもにシャッターを押していました。
何度か挑戦しているうちに撮影だけではない楽しみ方のコツがわかってきました。
去年から撮影地にラジオを持ち込んで、地元FM局の実況中継を聴きながら撮るようにしました。
ラジオからは会場の案内アナウンスが流れてきますので、それに合わせてシャッターを切る準備ができたり。
リアルな音は後から響いてきますが、ラジオだと光と音が同時に伝わるので間合いというかが取りやすい。
ミュージックスターマインなので、撮影だけではなく会場の音楽と閃光と破裂音が楽しめる。
当日は午後から諏訪湖上空を雨雲が断続的に通過していました。
夜になって雨雲は去り、いい塩梅で開会を迎えました。
沢山取りましたが、私厳選の4枚だけ紹介しようと思います。
湖上花火大会は終戦の日に開催されるように、戦没者追悼行事として始まりました。
最初にそういう説明と、諏訪大社協賛で鎮魂の花火が一発打ち上がります。
その後、花火大会へと突入となります。
開会は19時からと周囲が少し明るい時間帯から。
先ずはオープニング大スターマインで幕開けとなります。
大小、様々な花火が雨あられ?のように打ち上がる様子はワクワク感を増長させますね。
撮影地は約7㎞離れた地点です。
先ほどラジオからは閃光と音が同調していると書きましたが、20秒後にはリアルな音がここにもやってきます。
10号玉などは、ドンっ!という大きな音と空気の振動が伝わり、実感が湧きます。
因みに途中に塩嶺峠や高ボッチを挟んだ27㎞先にある妹の家でも音は聞こえるそうです。
音の伝播力って凄いですね。
この後に競技花火となります。
ルールは10号玉3玉と4号玉以下を組み合わせた1セット3分間の競技とのこと。
各花火、タイトルやコンセプトを以って一つの芸術品として夜空を飾っています。
まぁ、パンフレットを読まないと見る側は単なる綺麗な花火なんですが…
今年は9社の煙火店か参加しているとのことでした。
花火大会の審査員団に毎回JAXAが入っているのは何故なんでしょう??笑(何かJAXA的に関連性があるの?)
この競技花火までは空の状態はまずまずだったのです。
途中から煙が全く履けない状態となってしまいました。
当日は弱い南風だと思います。
撮影地は南側から北を狙っているので、ここからだと煙が常時滞留しているように見えます。
2部制で後半はミュージックスターマインとなりますが、酷い時は音しか聞こえないという…
隣で見ている妻は、両手の団扇で仰いでどうにかしようとしていました・笑(本当は蚊避け)
分厚い煙の向こうで時々閃光が輝くのですが、まるで暗黒物質内で星が誕生しているシーンじゃないかと。
一応、天文趣味者なのでそんな妄想をしてしまいました。
ラストは定番のキッスオブファイアー。
今回は、シン・キッスオブファイアーとタイトルになっていました。
解説によると年々改良しながら継続しているとのこと。
確かに今回は今までから進化している感じ見て取れました。
こんな感じで、煙に巻かれた感のある花火鑑賞&撮影でした。
豪雨で中断や中止という年もあったので、それよりはマシですね…
賛否ある花火大会ですが、鑑賞者としては開催に尽力してくれた関係者団体には感謝です。
大会が終わり撤収でラジオのスイッチを切ります。
住宅地らしい静けさに戻ります。
周囲には夜警中の消防団の鐘の音、コオロギの鳴き声、珍走族の爆音・笑
これらが諏訪地方の秋の訪れを感じさせる風に乗って聞こえてきました。
番外編
当地から打ち上げ地点の間に背の高いマンションがあるのです。
見ようによってはマンションが火が吹いているようにも見えなくもない…
私はこれを以前から『名物・炎上マンション』と題して強拡大して遊んでます。
言いたいことは、こうやって拡大させることを披露して『どうです?ジャスピンでやってますでしょ!』デス笑
撮影データ(全部共通)
機材:EOS kiss X4 / EF135F2L
設定:ISO200 / f9~16(状況によって) / SS15~30秒(状況によって)
レタッチ:camera raw
他:1枚撮り
※その他はX(旧ツイッター)に掲載していますので、興味ある人は探してください(いないよっ!)
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