痔瘻闘病、ここに終了! そして終わりの始まり…(2023年7月 術後7か月)
終わりの始まり、、
いつかパクりたかった、いつかどこかで聞いたような誰かのフレーズ・笑
ついに痔瘻闘病記も最終回のはずです!
それでは(一応最終回として)当時の日記を原本(脚色多め)でお送りします。
7/8
しもすわ肛門胃腸内科クリニックへ、前回の胃カメラ生検の結果発表を聞きに行く。
胃カメラではありがちな「まず大丈夫だろうけど念のため生検して、やっぱり大丈夫でした」的な発表だろう。
刺激がない退屈な通院だ。
だから、さっさと終わらせてさっさと肛門診てもらって、さっさと帰りたい。
などとタカをくくっていたら…
なんと!
「病理検査したら細胞の増殖が早い」
「増殖が早いということは癌細胞を疑う」
「でもちょっと微妙で確定できない」
「確定できないから、免疫染色をさせて欲しいと検査から言われた」
「染色で染まれば癌だから、明確にしましょう、是非」
とのこと。
※こんな感じの事を言われたと思う
『また胃カメラやるんですか?』
「前回のサンプルで検査しますので、今回はふみふみさんの負担はありませんよ」
それならそれを拒否する理由もなく承諾する。
そいう疑いがあったら、電話でその旨を説明してやってくれたらいいのに。
お代は後日支払いますから、、、
再検査の結果が出るから再来週にもう一回来てくれって。
癌かもしれないと言われて冷静にいられるわけではなく…
癌?え~また入院?今度は幾らかかるの?いつどこで手術?何日入院?仕事また休み?抗がん剤って苦しいの?禿げるの?痛いの?死ぬの?
今の膝痛とか体調不良はどうなるの?(この時点ではまだMRIをしておらず、体調不良の原因究明も後回しになってる)
そんなことが頭の中を駆け巡り出して、次のイベントである肛門診察は上の空・笑
しかしここは熟練肛(熟練工)。
指が入ろうが肛門鏡が入ろうが全く気にしない。
医師の手技に合わせて脱力のタイミングも熟知しているので、以心伝心で診察は進む。
「あ~、創も完全に塞がってますね~」「きれいですよ~」「他も問題なさそうですね~」「綺麗ですね~」と。
肛門内を診られて綺麗だと評価されるのは複雑な気分だが、治ったという自信にも繋がるので、まぁ照れておきましょう!
ということで、病理再検査結果のために通院する羽目になってめんどくせーなー。
7/29
免疫染色したが「染まらなかった」と結果発表。
『それはラッキー!安心安全健全がモットー、今宵は祝い酒だ、暴飲暴食だ!』
と内心ほくそ笑んだ俺。
しかし「やはり細胞は増殖している」と無情の一言。
医師もちょっと困惑する様子が伝わってくる。
天国から地獄とはこのことか?
「検査からそう言われたのでもう一回、しっかりと検査させて欲しい」
「今の時点ではまだ黄信号」
「カメラで診た限りだと問題なさそうだし染色でも陽性じゃなかったけど、増殖速度が速いってことはやはり癌かもしれない」
「なのでもう一度、胃カメラで生検させて欲しい」
「今度は多めに細胞が欲しいので口で」
と言われる。
『く、口から!?』(それは勘弁して欲しいよ、トホホ)
※検査に必要な十分な量を確保したり、ポリープ切除には経口の方が優位とのこと
結局、胃カメラの検査結果を2回聞きに行って確定診断に至らず。
なんか今日の通院は無駄足というか、歯がゆい気分。
経口胃カメラは本当に嫌だが、この状態を放っておくわけにはいかないので渋々検査を承諾する。
癌かもしれない恐怖と経口胃カメラの恐怖で承諾書へのサインも手が震える。
(↑今となってはそれはバセドウ病での振戦だったんですけどね~笑)
「肛門は、手術した場所は治ってるからもうそんなに診る必要はない」
「痔核はあるけど誰にでも大なり小なり存在するから、不都合が出たらその時に考えましょう」
という訳で、痔瘻闘病記は事実上最終話となりました。
が、シーズン2決定!
もう少しだけ事の顛末を書こうと思います。
痔瘻のまとめも記したいですし。
本当はおめでたいはずなのに、グダグダ状態でシーズン1終幕となってしまいました…笑
なんだかなぁ~
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