咽頭反射に耐える俺 (2023年6月 術後6か月)
早速、当時の日記(できるだけ原本、一部脚色)から…
6/24
今日は15年振りぐらいで胃カメラと腹部超音波検査。
胃カメラを敬遠していたのは経口で懲りたから。
せっかく通院しているのでここら辺でやっておこうかなと意を決する。
経鼻でも咽頭反射はあるっていう人もいて、果たして俺はどうだ!?笑
その前に鼻にカメラ入れたらくしゃみ出るんじゃないのか?
8時に来院して準備諸々。
俺一人、診察時間前なのにオールスタッフでの健診で申し訳ない気持ち。
血圧測定、胃の泡を消す薬、経鼻麻酔をして暫く待つ。
鼻から喉に液が垂れてきて苦い(まぁ、経口も同じだけど)。
その間、看護師から青天の霹靂的な質問が来る。
Q…看護師 A…ふみふみ
Q『ふみふみさんて、ツイッターやブログやってます?』
A「え?えぇ…えっ!?」
Q『夕陽とか遺跡の読みましたよ~、最近は整形外科も通ってるんですよね?』
Q『マスクで顔隠してるけど、これ、もしかしてふみふみさんじゃないか?って、先生も見てましたよ』
A「ええ~~!」
Q『整形ってどこ通ってるんですか?』
A「〇✕整形ですよ」
Q『あ…、あそこはイマイチの評判で…笑』
A「ええ、自分も病院に来てるから大きな声では言えないけど、ヤブじゃないかって…笑』
身バレしてた。
ブログはともかく、毒吐きまくってるツイッターがバレるのはちょっと恥ずかしい。
なので「ここの病院は大絶賛してるつもりです」ってフォローアップしといた。
胃カメラは過去に1回だけやって懲りた旨を伝えると、看護師から胃カメラ受診の心構えを伝授される。
『とにかく肩の力を抜いて、ボーっと遠くを見ること』(ネットで予習済だけど…笑)
先生登場で先ずは超音波検査。
なんだか脇腹と下腹部を念入りに診ている。
腹は胆嚢で胆嚢ポリープだろう(昔から言われている)。
下腹部は、ちょうど尿路結石やったからその辺と関係あるかな?
先生から『おしっこはいつもしやすいか?』『PSA値は大丈夫か?』と聞かれた…(PSAってなんだ?なんか不安)※1
※1…後で調べたら前立腺がんのマーカーとのこと
超音波終了してトイレ休憩(超音波でおしっこ溜めてたから膀胱パンパン)。
そして本日のメーンイベントの胃カメラ。
大腸内視鏡をやった思い出の手術室へ入室。
鼻麻酔後に姿勢の説明と『とにかくリラックス』と再三再四アドバイスを受ける。
「リラックス、リラックス」と心の中で念じる。
そして先生再登場。
鼻に入れるってどんなだろう?
鼻の麻酔も相まってそのままスルっと入る(お、楽勝じゃね?)。
カメラ先端が喉に来たら先生から『唾を飲み込む感じでごっくんして』と指示。
の瞬間に小さな咽頭反射キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
が、看護師の背中トントンに励まされて大事に至らずにごっくんする。(まだまだ大丈夫、リラ~ックス、ファイト俺)
この時点でビッグウェーブ級の「オエっ!」は来ないぞ(やれるか?俺)。
しかしさざ波ほどの「オっ」は来る。
気を抜くと大きなうねりが来そうな感じだ。
その度看護師によるマッサージ?に励まされ、とても助かった(看護師さんの期待に応えてみせましょう!俺)。
↑ここは本当に感謝だ
十二指腸を終了し胃へ。
今回は意地でも目を開き(前回は目を固く閉じていた)、虚空を見つめてリラックスを心掛ける。
途中、小さな反射が揺れては返す波のように何度か来るが耐えている(イケるぞ、俺)。
身体に力が入って逝きそうになる都度に看護師のトントン、ぐるぐる、ナデナデ、モミモミの優しいマッサージ笑
これを何回か繰り返す。
経鼻ということもあるがビックウェーブ級「オエっ!」は一回もなく、小さな「オぇ」が数回、「オ」が数回。
経口でやった拷問的胃カメラに比べてかなり楽だった。
検査終えて結果発表
超音波の所見
肝臓・脾臓・膵臓・膀胱は問題なし
胆嚢ポリープ多数、左右の腎石灰化(←様子見でいいでしょう)
前立腺肥大気味!
胃カメラの所見
表層性胃炎(←ありがちな奴だから様子見でいいでしょう)
炎症があったから生検!
十二指腸は異常なし
ピロリ菌除菌した痕跡もあり
胆嚢ポリープは昔から言われてるから気にしない。
腎石灰化?なんだよそれ。(あとで調べたら尿路結石傾向だとあるらしい)
前立腺肥大かぁ~…※2
ちょうど結石で泌尿器科にも罹ってるから、この辺は今度相談するしかないな。
胃生検は「見た感じは大丈夫だけど、念のため検査出します」って言われた。
(まぁ、よくある念のためパターンだろ)※3
俺から「今日は肛門どうします?」と聞いてみた。
先生から『診ますか?』と問われたので、「1ヶ月前に診てもらってるから結構です」と。
「次回の通院でお願いしまーす」として診察室を後にする。
9時ごろに待合室に行ったら待合室が満席状態だった。
※2
後日、尿路結石でかかり付けているクリニックで前立腺肥大の検査を受けました。
なんでも普通はほぼ球状の前立腺が、少しいびつな形(楕円ぎみ)で一見するとそのようにも見える。
おしっこの回数やQOLは問題なし、ウロメーター的にも問題なし、おしっこが700ccも採れたし排尿後の膀胱残尿量も基準以下。
よって前立腺肥大症の診断には至らず。
※3
これが後々のエライめに遭う序章的な結果になろうとは…トホホ
次回通院でとんでもないことが起きましたよ!(?)
痔瘻手術の時も看護師からの頻繁の声掛けで励まされました。
今回は(たかが)胃カメラでしたが、看護師による補助?は本当に助かりました。
先生の腕前もあるかもしれませんが、やはりああいうシーンでの看護師の役割や存在感は大きいんだなと実感した次第です。
ということで、今回の通院は肛門ナシっ!
肛門外科に通って10ヶ月ほど経過しましたが、人生初めてです、肛門を診せなかったのは…笑
最近のコメント