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2024年5月 6日 (月)

春の銀河祭り? ~春のアンドロメダ座の大星雲~

このゴールデンウィーク、ホントは近征したかったんですけどね…
昼間に裏山へ山登り(登山ではない)したら身体が疲弊しまして。
膝に爆弾を抱えている(←アスリートみたい・笑)身としては無理は禁物かな?と。

ならばベランダ遠征あるのみ!
と、考えるのですが、この時季に私の機材でベランダからの撮影対象はほぼ皆無。
各銀河団はちょっと小さすぎて食指が動きません。
やはり、ある程度面積のある星雲がいいな。
経験上、光害地ではくちょう座付近の星雲はイマイチだし、いて座さそり座付近は既に庇の向こう側です。
どこかにド派手な星雲ないっすかね!?

星雲?…
そうだ!
星雲で1個狙えそうな奴があるじゃないか!

銀河だけどアンドロメダ星雲

さて、今回はアンドロメダ銀河を狙ってみました。
M31は大星雲銀河か?
その呼称は常に天文民分断の火種になります(言葉の分断か、はたまた世代分断か?)。
しかも火種の片棒を担いでる一人は俺かもしれません…あしからず

銀河であることは百も承知ですが、私は(今は)大星雲派です。
が、『アンドロメダ銀河』はちょっと淋しい表現。
せめて銀河ってなれば、夢とロマンと希望が溢れる銀河になると思うのですが・笑

世の中の呼称はどうなってるかネットサーフィンして調べました。
ほとんどのサイトでM31の解説は”銀河”を使っていますが、アストロアーツは銀河を使ってました。
アンドロメダ銀河…ロマンですね~…笑(を付ければ何となく夢とロマンと希望が漂うかもしれない説)

ちなみに、国立科学博物館は『アンドロメダ座の大星雲は~』と解説しています(2024年5月時点)。
しかし、そこで使用している写真(東大木曽観測所提供)は『アンドロメダ銀河』と紹介しています。
いったい、どっちなんだ?

ま、宇宙の前では人間都合の呼称など微塵でしかなく。
撮って楽しい、写って楽しい、画像処理は苦しいアンドロメダ大星雲です。

撮影にあたっては自動導入機などというハイテクなコンピュータを使わない私です。
天体導入は常にローテクな勘ピュータを使っています。
星図を元に、あの星から辿って写野3個分…などと古典的な手法でやってます。
これで案外に見えない天体(星雲)もそんなに苦労せずに今までやってました。
(ま、写野が広いってのもありますが)

が、この日は苦労しました。
光害地では指標となる星がよく見えません。
Photo_20240506142201
私は普段だと手持ちまたは経緯台で眼視の際はカシオペア座から辿りますが、当日はなぜか別ルートからのアプローチ。
上図のように、当初は✕印部分からやってまして何度挑戦しても全く導入できません(当たり前)。
東の空が白んできた頃、アンドロメダ座のβ星ミラクが昇ってきて初めて全然違う場所を探していたことに気が付きました。
正解は〇印から。(何となく✕と〇の星の並びが似ていたように見えたので)
この日は、私の勘ピュータが不調だったようです・笑

『赤道儀(ビクセンGPD2)には目盛環があるだろっ!』って?
まぁ、そこは突っ込まないで下さい…笑

春といえば春星座に見えるそれぞれの銀河団や銀河群が旬ですね。
おとめ座銀河団、かみのけ座銀河団、しし座銀河群、、、”春の銀河祭り”なんて表現を使う人もいると思います。
アンドロメダ銀河も春に東の空に見えるのなら、銀河祭りの一員ですよね!(え?)


今年、日本最速の(嘘)、秋を代表する天体の春の姿です・笑
春のアンドロメダ星雲(M31他)
20240504_61_web
カメラ:EOS X9(HKIR)+HEUIB-Ⅱ
レンズ:Asker ACL200
赤道儀:ビクセンGPD2 ノーガイダー
設定:f4.0 ISO800 SS80秒×16枚(加算平均合成)
処理:フォトショップ2024 starnetGUI GraXpert2.2.2
撮影日時:2024年5月4日 3:10頃~

はいっ、この位置、この各設定では限度ってのもあります。
撮像データがのポテンシャル以上にレタッチをするのはダメなんです。
簡単に画像が破綻するので。
でもやりました。
それが趣味なので・笑

星野写真など、2年振りぐらいで処理方法などすっかり忘れてます。
昔ながらのチャンネル減算マスクも使いたかったですが、どうやって作ったっけ?ってレベルです。
被写体が写ったことに満足して、ダークフレームを撮るの忘れてました。
でも、久しぶりに機材をいじったり導入したりレタッチしたりと、いい練習になりました。
普段は焦点50~135㎜でやってますが、今回初めて200を使いました(APS-Cで)。
この画角、面白いっすね…


小さめも貼っておこう・笑
20240504_61_web_20240506142701
画像ムラを分子雲と思えばまた一興なり

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