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2024年2月の記事

2024年2月25日 (日)

俺の未来予想図は?(2023年2月 術後5~9週)

術後1ヶ月も経過すると心身共に状況に慣れて来ます。
いろんな変化はありましたが、現状を素直に受け入れて粛々と生活を送っていました。
入院前は変化に富んだ日々でしたが、術後はどちらかと言えば地味~な暮らしになってます・笑
ぼちぼちと先も見えて来て、肛門以外の事も考えたいと思っていました…
が、誰がその先の未来を予想できるでしょう!?
それでは当時の日記を原本(に脚色加えて)お送りします。
今回は2ヶ月目の出来事が中心となります。


【術後5週目】
滲出液も、特に午後はだいぶ減っているのでガーゼ交換の頻度を1回減らす。
処方されているヘモポリゾンは塗布から注入へ切り替える。
痔を病んでいたときの注入は患部?(痔核だか痔瘻だか)に当たって痛かったが、病巣?を取ったからか痛くない・笑

【術後6週目】
ガーゼ交換回数を更に減らし、4回/日とした。
ヘモポリゾンも回数も1回/日とした。

そしてついにキタ――(゚∀゚)――!!
20240225
保険会社から医療保険入金の連絡が来て痔瘻会計が一気に黒字化達成・笑
いえ~~い!

【術後7週目】
特に変化なし。
ガーゼ交換も4回/日で継続。
ここ1週間は定期1便目が硬めで、出すのに難儀する時もある(ブリストルスケール3スタート)。

【術後8週目】
2/14は通院
特に悪いところもなく次回は4月頭ぐらいで通院とのこと。
通院間隔が長くなって気も楽だ。
滲出液もだいぶ減っているものの、ガーゼにはうんちが相変わらず付着することについて質問。
『肛門を切って(痔瘻を切除)、切ったからその分の肛門の皮(肉?)に遊びが無くて、少し隙間も出来ているから』
『ここは肉が盛ってくるのを気長に待つしかないし、大量に出なければ気にしないように』
『洗浄ケアなどで暫く付き合っていくしかない』
とのこと。
まぁ、うんちごとき、気にすることは止めよう・笑

【術後9週目】
特に何か変化あるわけではない。


という感じで、淡々と経過しているのでした。
この間は徐々に快方していることが実感できる期間でもありました。
まだ諸々の不具合(?)もありますが、ジタバタしても始まらない。
そういう現実も普通に受け入れて、身体が癒えていくのを待つしかないと腹を括った期間でもありました。

最大のトピックは医療保険の保険金が下りたことでした。
保健は随分昔に加入しましたが「使う機会なんてないし、これお金のムダかなぁ~」…なんて考えていた時でした。
しかしながら、大腸内視鏡検査でのポリープ切除、今回の手術入院という事態に見舞われてまさかの出番が来るとは!
給付以上に支払ってるので元は取れませんが、今回のような突発的事案に対しては助かります。
ちょうど大コロナ禍時代でもあり、(自分は罹ったことないですが)コロナ感染での入院も対象ということでした。
入院とか手術となると体調もそうですが、金銭面の不安も付きまといます。
『加入してて良かった』ってのが感想です。

これから同病気で入院する方の一助になれば、と。
ここでこれまでの収支決算をざっくばらんに紹介しましょう。

☆決算期間:2022年10月上旬~2023年5月末
(初診~『もう通院しなくてもいいでしょう!』と宣言された日)

〈支出の部〉
保健診療:13万円(診察、処方箋、手術入院、食費、差額ベッド代含む)
自費経費:10万円(主に入院に必要なアイテム、ガーゼ等ケア商品)
※入院手術の際は限度額認定を受ける
※通院入院時の燃料代は含まず

〈収入の部〉
保険金/給付金等:32万円(保険会社、健保・会社・個人からの給付、見舞金)

〈収支決算〉
利益:9万円

さぁ、身を挺して作り出した9万円の臨時収入です・笑
この降って湧いたような泡銭、趣味の物でもパーッと買いましょう!と夢も膨らみ…かけましたが。。。


ブレーキ5回点滅、ア・イ・シ・テ・ルなどと都合のいい未来予想図などない!?
__2_20200215075701
※昔、ブレーキランプ5回~をネタにした記事を書いたのを思い出したので、天文星景ブログらしくその時のを再掲載・笑

詳細を後述するか分かりませんが、痔瘻が癒えた頃に次の事象に巻き込まれましたよ!笑(既に公開済み)
尿路結石になります、しかも短期で2回も(持病)
歯科通院します(定期)
膝痛で整形外科通いが始まります(MRIの結果、半月板損傷
超音波と経鼻の胃カメラやります…その結果
その結果①『ああ゛胃がんかもしれない!』と再び経口で胃カメラをする羽目に(オエっ)
その結果②『前立腺肥大かもしれない!』と精密検査をする羽目に
手指振戦、体重減少、脱毛、謎の大腿上皮痛等になります…その結果
その結果③バセドウ病と診断されます

黒字化を見事に達成した痔瘻会計ですが、上記対応のため1年以内で利益は全部吹っ飛んでしまいました~!
(むしろ赤字転落・笑)
20240225_2
♪よ~く考えよう~、お金は大事だよ~・笑

ドリカムはアイシテルと何ともロマンチックな未来予想図を描きましたが、
私はと言えば、
カラータイマー5回点滅、ダ・メ・だ・こ・りゃ
トホホ…

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2024年2月12日 (月)

30分一本勝負で男の中の漢を見た

ちょー久しぶりに(星景ですが)遠征(近征)しました!
宅撮り以外だと昨年4月に近所の河川敷でのお気軽撮影が、(自分的に)本格的は2022年2月の霧ヶ峰が最後でした。
約2年振りの外出でしたが、半分は”ずくなし”と残り半分は本当の病気で棒に振ってます。
人生、何やるにしても健康第一ですね!
※”ずく”とは信州言葉

今回は、SNS某フォロワー氏による”私の住んでる近所に遠征するかも”とのつぶやき目撃したのがきっかけ。
普段は群れと権威を嫌い、現ナマと星空孤独が大好きなクールな私です(え?)
遠路はるばるフォロワー氏が近所に来てくれるなら、同好の志と親交を深めるのもいいかなって思った次第です。
本音を言えば、星空ぼっちばかりだはちょっと淋しい…(私も人間ですし)笑

今まで遠征をサボっていて、機材の準備を怠っていツケが回ってきます。
会社から帰宅して即行でカメラ電池の充電を始めます。
bleutoothリモコンシャッターを試すと挙動がおかしい(なんとなく動いているからなんとかなるだろう)。
慌ただしく準備して出掛けます。
今回は交流を中心に据えるので、撮影自体は軽めに済ませようと考えました。

いざ、参る!
玄関開けたら30分で撮影地に到着。
何度も来たことある撮影地。
地元のまだ見ぬ星空風景写真家を標榜する私としては、今さらこの地で星景をするのもなんだかな~…な気分。
だったら星野機材も持って行けよ』って声が聞こえそうですが、そこは気分がのらず…
ワガママなんです・笑

そうは言っても、現着してベランダとは違う雰囲気を感じると星景魂に火が点ります。
車を降りて夜空を見上げると、空から星が降ってきそうな満天星圧で身体が圧し潰されそうになる錯覚を覚えます。
ん~~これこれ!

天体写真家が集うと、湖岸の土手が機材で占有されて風景がイマイチになってしまう場所(ディスりではありません)。
しかし今回の天体写真家は某氏のみ。
しかも巨砲使いの彼の機材は土手下の駐車場に設置。
これなら池を前景にした写真がイケるぞ(一応、おやじギャグ)と。
以前から構想していた構図に挑戦してみようと考えました。

そんな私の秘められた想いを内に秘め、ポーカーフェースで某氏のベース基地に接触します。
もっとも暗闇なのでポーカーフェイスもへったくれもありませんが…
さぁ、初対面の君の名は。

『こんばんわーさすらいさんですよね!』(”ですか?”ではなく、確信じみたワザとらしい質問)
『ふみふみです』
などと初対面でギクシャクした挨拶を交わします。
嬉しかったのは『サイトロンのフォトコンのふみふみさんですよね?』と、昔の栄光を持ち上げてくれたことでした・笑
氏はまだセッティングが終わっていないようで、話込んでは申し訳ないので歓談は手短に。
以降はそれぞれの行動に移りました。
ちなみに、さすらいさんのブログは一昨年を最後に更新されてません!笑
みなさん、SNSの方が忙しそうで

さすらいの天体撮影記

私は当日の空の様子を確認するために試写を始めます。
と、ここで無線シャッターの挙動がますますおかしい(シャッターが切れない戻せない)ことに気付きます。
それでもスイッチを連打するとたまに動くので、あまり気にしていませんでした。
ただシャッターを閉じる時にそれが作動しないと、いつまでも露出をするので時々強制的に電源オフで対応します。
※インターバルタイマーがない、単純な手動でオンオフする奴です。

使っているうちにだんだんイライラしてきます。
SNSにはシャッター切れずに俺がキレかけてるとぼやいています・笑
挙動がおかしい原因は、おそらく電池容量不足に寒さが重なったのだと思います。
帰宅して常温で確認したら普通にしっかりと動きました。
今度電池交換して低温下で試してみようと思います(以前も-10℃以下でも普通に動いた実績はある)
シャッター問題はウザいですが、撮れるだけ撮ろうと撮影を始めます。
なお今回はポタ赤不使用、全部固定撮影でシャッター速度は1分なので星は動きます。

先ずは、ありがちな”撮影シーンを撮影する”奴に挑戦
20240202_1
さすらいさんが巨砲のセッティングをしているシーンです。
ヘッドライトが右往左往と動き回っている様子が伝わってきます。
事実、彼はこの時は機材トラブルで右往左往してたらしいです・笑
上空にはオリオン座やおおいぬ座など高度を上げています。
冬の大三角が…ってあれ?
三角形じゃないーーー!と気付いたのは帰宅した後です。
正に後の祭り…詰めが甘いっすね・笑


続いて土手に登ってみました
20240202_2
見慣れた風景でしたが、こんな看板が設置されていたので併せてみました。
ところで皆さんは乗りますか?
少なくとも私の子供の頃は許可された場所以外では『乗ってはいけない』と教わりました。
詳細は割愛しますが、結論としては死にます。
池や湖の氷上にやたらと乗るのはおススメしません、念のため・笑
ここも冬三角への詰めが甘いっすね…

で、メーンイベントへ移行します。
以前から構想はしてましたが、ようやく実践の機会に恵まれました。
さすらいさんが『ここにするぞ!』と呟いてくれなけれは今日の私はなかったことでしょう。
なんとも他力本願な俺・笑


本日のメーンイベント
20240202_3_7
雪が無いので白銀とまではいきませんが、立ち枯れた蒲の枝(のはず)と、その周辺の残雪でしょうか?氷でしょうか?
寂しげで寒々しい、こんな光景もまた風流かな~なんて思いました。
試写の際に池から”ギシ、ビ~ン”と不気味な音が響きました。
想定外の異音がしたので、なにかヤバいことが起きているのではないか?と逃げる準備を始めました・笑
何度か聞いているうちに、結氷した諏訪湖で撮影した時もそんな音を聞いたことがあったと思い起こします。
氷の膨張ですね。
最初は聞きなれない音にビビりましたが一安心。
引続き、あーでもないこーでもないと試写を繰り返して本番に至りました。

星空的には、北斗七星が昇ってくるシーンです。
30分間の地球の自転を激写してみました。

構図的には、これ以上星空を多くすると地面の様子が薄っぺらくなってしまう…
地面を多くすると北斗七星が見切れる…
ということで、黄金比率を外さざるを得なかったのは惜しかったです。

レタッチ的には、当初は全面”明るくフラット”な処理をやってみました。
それだと色合いや明るさが艶やかになって映える写真になりますが、実は現地はそんな単純な風景ではなかったと反省。
確か、奥(遠く)になるほど暗く黒く、手前は外灯の影響で明るさや景色の色は視認できていたと思います。
そこを意識して陰影をつけてみました。
その方が奥行き感も出たような出ないような…笑
あと、ちょっと空が青すぎだろっ!

工夫した点は、三脚の足を短めにしてレンズを地面に近づけたこと。
立ち枯れが手前にぐっと迫り、遠近にメリハリがついたように思います。
本当はもっと低くしたかったですが、これ以上に三脚を縮めるとファインダー覗きが無理な姿勢となり…
患っている半月板と肛門に過剰な負荷が掛かるのが怖くてできませんでした・笑

~撮影データ~

EOS X9(HKIR)
トキナーAT-X 11-20mm F2.8PRO DX 
LEE#1
焦点11㎜/f3.5/ISO100/SS30分×1コマ
camera raw/フォトショップ2024
(撮影日2024年2月2日 21:15~)

30分1本勝負を終えて、あとは惰性的に散歩をしてみました。
20240202_4 
外灯が氷に反射してる感じがアクセントかなぁ?
今度は冬三角も意識して…笑

20240202_5
次いで池の流入口を発見
ここは注ぎ口から水が流れていたので長秒で水流の表現はどうかな?っとやってみました。
土管から出てくるその瞬間は確かに水は滴っていましたが、写真の部分は普通に凍ってました。
ここも地面多めの方が雰囲気があるので、オリオン座を外してシリウスと外灯で勝負?してみました。


一通り撮影して戻ると…
20240202_6
まだ撮影始めてないのかーいっ!?笑(ご愁傷さまです)
しかも4時間ほど、仕事場から直行した作業着、素手で金属製品を触り、耐寒着の着用なし。
ご当人はドカジャンは着ていたと言い張ってましたが明らかにスペック不足・笑
この後に空がガスが出て星が見えなくなったのを機に、さすらいさんは-10℃の中で裸になって遠征着に着替える荒技を発動。
漢だね~・笑
彼がひだまりチョモランマに着替えて「暖ったけー」と落ち着いた様子でしたのでしばし歓談。
もう一つの目的である、冷凍マグロは徐々に出来上がっているようでした・笑
SNS上で彼の行動力を知っていたので、いろんな撮影地名とか人の名前が飛び出してきます。
名は体を現わす。
さすらってますね~
暫くして私は夜半ごろに撤収した次第です。

20240202_6_20240208183901
あ、そうそう、貰った高級菓子、美味かったっす!(もっとちょうだい)


最後にガッツポーズのオマケ
20240202_3
結局、リモコンシャッターがイマイチで途中からコンデジで遊んでました。
その中から、四苦八苦中のさすらいさんを尻目にガッツポーズを決めてみました。
半透明なのは露出途中からフレームインしたからで、決してレイヤー50%重ねの合成写真ではありません、あしからず。

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