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2023年11月の記事

2023年11月26日 (日)

月と木星が大接近&ゴー!オリオン2023

11/25は月と木星が見掛け上で接近するとの情報を得たので撮ってみました。
しかしそのお陰で、天リフさんのライブ配信の最初を見逃すという痛恨のミス・笑
今回はガリレオ衛星と月は共存できるのか?
という課題に取り組みます(と言うほど大げさではない)。

そんな感じの作例をたまに見ますが、ちょっと憧れてたです。
なので一度はやってみたかったって話です。

いつもは前置きの尺を異様に長くしてますが、速報的意味合いも込めててのっけからどーん!笑

月とガリレオ衛星の大接近!(あれ?木星じゃなかった?)
2_20231126145401
2023年11月25日 19:30頃撮影

…ええ、合成写真です。
でも、月とガリレオ衛星は共存できました!笑
望遠鏡で同一視野に入れたら、こんな感じで見ることはできるでしょうか?
そんなのをイメージってことで。

最近、いろいろあってなかなか遠征(近征)が出来ません。
なので天体望遠鏡による木星眼視に目覚め、ほど良い視野倍率のアイピースも購入したくらい木星好きになってます。
まぁそのうち飽きると思いますが…

なのでベランダで出来る天体系写真活動をやりつつ、いざ遠征した際に『あ!機材操作忘れたって!』ならないように練習してます。
しかしフォトショップの画像処理は殆ど忘れてます。
マスクの作り方とか、本当に忘れてました・笑

今回は木星ショットと月ショットを撮って、インチキマスクを使って比較暗合成をしました。
内訳は以下の通り。

月ショット
20231125_4


木星ショット(月がピンク色なのは星野用の機材で撮ったからだと思います)

20231125_5
上記2枚を比較暗合成して見栄え良くなるようにトリミング、という内容です。


ちなみに月ショット(木星に対して露出不足)を超拡大したら、なんと木星の模様が写ってるような??
20231125_6
APS-Cデジカメに200㎜焦点レンズです。
おもしれ~~~!!


さて、当日は月明かりもほど良く八ヶ岳に若干の冠雪があるので恒例の?『ゴー!オリオン』に挑戦してみました。
何かと言うと、ちょうど家からだと八ヶ岳からオリオン座が昇ってのが見えるので、それが楽しくて自己課題として毎年恒例でやってます。
天文民も星景民も、みんな大好きなオリオン座が昇ってくるシーンを『ゴー!オリオン』と表しています。

条件は
①月明かりで八ヶ岳が見える(写る)こと
②八ヶ岳に雪があること
③晴れていること

そうなると実は12月しか撮影チャンスはないのです(多分)。
例えば条件①は上弦~満月~下弦の月が必要ですし、条件②は12月じゃないと十分に冠雪しない
そして年を超えると”オリオン座の出”の時間帯が早くなり日の入りも遅くなるので、まだ空が明るくて撮影不可能※
※11月のオリオン座の出は20時ごろ、年末は18時ごろ、年明けだと17時台(多分)

①②③を満たす条件はそうなかなか巡ってきません。
今年はここで雪と月明かりと快晴というチャンスがあったのでレンズを向けてみました。

ゴー!オリオン2023
3_20231126151701
EOS kissX4  シグマの古いズームレンズの焦点30㎜ f8.0 ISO100  SS60秒×30枚比較明合成 フォトショップでレタッチ

この手の写真を、最近は低感度長秒に凝っていたので、それと同じでISO値を100にしてみました。
そしたら星が余り写り込んでおらず、地上の街灯りに比べてちょっと淋しいです・笑
また、ちょうど山頂付近に雲が通過(序盤と終盤では雲は無かった)して、雪が余り見えてません・笑
画角はもう少し狭い方が良さそうでした。
ま、今年も無事できたので、これはこれで満足しておきましょう!!

今年の写真がちょっと地味めだったので、過去写真を発掘してみました。
2017年がデビューだったみたいです。
画像処理の不安定さは天下一ですが、自己課題としてちゃんと継続してるんだぞっ!ってアピールです・笑
機材は同一、設定や処理はバラバラです。

2017年(冠雪具合が良いですね)
20172

2018年
2018_7

2021年(2020年は撮影せず)
2021__2

2022年(病気療養のため実際の撮影は2023年1月4日、星雲の赤はお絵描きで雰囲気作り)
2022__2

今回は写真多くてすみません。
それと『ゴー!オリオン』というタイトル、なんかダサめでいいでしょ!笑
あ、ちなみにゴー!オリオンを撮り終えて撤収してる最中に天リフさんの配信が終わっていたという痛恨のミス!

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2023年11月19日 (日)

退院!~何もかも皆懐かしい…~(2022年12月27日入院7日目 手術6日目)

つ、ついにこの日がやってきました!
退院です!!



なんて素敵な言葉なんだ!
ということで、当時の手記から若干の脚色を加えてお送りしましょう!
今回はその手記を画像として載せます↓
20231112
と、手記はここまでです。
この前後が慌ただしく、手書きしている暇はありません。
なので、当日の事を記憶をもとにPCに日記していますので、その辺を踏まえてお送りします。


ついに退院だ!
起床、バイタルチェック、朝食などの行事をこなしてから、早速帰り支度を始める。
因みに最後の食事となる朝食のパン。
お尻の形をしていて、バターが溶け出している(向こう側)。
20231112_1
まるで痔瘻で膿が出たみたいではないか!笑(※本当は撮影禁止なんですがパンを撮っただけですし)
因みに手前のお尻の穴は自分が作りました。

ワクワクし過ぎて、いつ呼ばれても直ぐ帰れるように準備万端だ。
もちろん最後の診察はあるので、着衣は入院着のままだが着替えれば5分で退院できるぞ!
などと喜び勇んでいたら、
『まだ先生から退院の許可は出てませんから、退院できないもかよ~』と看護師の意地悪なお言葉・笑
実は昨日の菓子パンの影響か、排便の質が悪く久しぶりに鮮血が出て少々ビビっている。
最悪な状況は想定しないでおこう!

程なくして最後の診察。
これで入院先の主治医に診てもらうのも最後、と考えるとちょっと淋しいな…笑
経過良好、排便の少々の出血も問題なし。
よって、今日退院しましょう!
『明日は下諏訪(しもすわ肛門胃腸内科クリニック)の方へ行ってくださいね~』
わっ、明日は下諏訪へ通院か!結構忙しいな…

退院手続きに1時間ほど掛かるから部屋で待機するように言われる。
既にパッキングもできているので、外出着に着替えて待つ。
入院した当初は古めの病棟や部屋に唖然としたが、部屋を見回すと住めば都と、しみじみ。
入院か…何もかも、皆、懐かしい…

待機時間はやることもなく…
立つ鳥跡を濁さず。
拭き掃除やら布団やらを整頓する。
こんなのは係員がやるんだろうけど、来た時以上に綺麗にするのが人道。
せっせと掃除を始める。
薬剤師がやって来て、処方のロキソニンとレパミドが支給、説明を受ける。

やがて看護師に呼ばれる。
ここで手首のタグを切ってもらう。
今どきアナログなタグってのもなかなか風流でしょ。
さぁ、これで軟禁生活から解放です!
やった―――
20231119

退院と言えば、医療スタッフ全員でナースステーション前で送別会でもあるのか?とドラマの世界を想像していた。
が、ステーション横を素通りし、入院と外来の病棟の境目で『受付で会計して下さいね~』と、あっけないお別れではないか!
入院当日の担当で手術直後の担当だった、ちょっとおっかなそうなベテラン看護師に挨拶したかったな・笑
(=一番厄介を掛けた人)

会計は限度額認定を提出してあるものの、想定内に収まっているかドキドキ。
想定内なので医療保険が給付されれば黒字だ・笑
無事支払いが完了して玄関へ。
靴に履き替える、手指消毒する、ついに外出!

車、1週間放置だけどエンジンかかるかなぁ~と、一抹の不安も一発起動。
暖気運転しつつ荷物を積み込んで、病院の駐車場から建屋を眺める。
心の中で
ありがとうございました!
お世話になりました!!
もう来ません!!!

と最後の挨拶をして…

いざ、参る!

ええ、車で1分ぐらいの近くのファミマへ…笑
20231119_6
缶コーヒーとお昼ご飯のおにぎりとサンドウィッチを購入。
いきなりファミチキと焼きそばパンとチョコドーナツを喰って胃が受け付けないとまずいので我慢。
一週間振りの喫煙たーいむ!笑

ん~、

久しぶりに寒風の中に放り出されたので、体感はかなり寒い。
周囲を見れば、遠くに美ヶ原の電波塔が見える。
いい天気だけどさみーー。
タバコを済ませて車に避難。
当然、頭がクラクラ。
クラクラが治まったところで、今度こそ本当に、いざ、参る!

先ずは長和町の道の駅マルメロの里ながとを目指す。
菜の花館でお土産の会計していると、レジ横に長門牧場のソフトクリームの文字が。
思わす『ソフトクリームください!』笑
20231119_1
イートインコーナーでソフトクリームタイム。
知ってはいたけどこのソフトはかなり美味い
『冷たい乳製品喰ってしまったが、帰宅まで俺の腹大丈夫か??』

退院して30分後。
肛門がまだ痛かったり不調な中で頑張って買ったお土産品は以下の通り!笑
左から辛味大根、渓流、千曲錦、マルメロジャム、上高地みその鍋味噌、くるみのお菓子他、
禰豆子のキーホルダー、霧山韃靼そばの実、隠れているけど霧山韃靼そば乾麺、道の駅のパンフレット
20231119_2

次に公衆トイレでのガーゼ交換。
人生初めてとなる、外出先での交換の練習をする。
今後は不慣れな場所での交換も必要になるから、ちょうどいい機会だ。

では、標高1400mの大門峠を越えていよいよ我が家へ向かって出発!(道路凍ってないよな…)
幸いに日中は気温が上がって、凍結路面ではなく融解路面。
前を行く車から容赦なく塩カル混じりの飛沫が降り注ぐ。
泥はねガードしてないのか?
くっそっめ!

大門峠を通過して白樺湖で一時休憩。
さすが標高1400地点、車山ブルー!
こんな雪道を行かなければならないなんて、退院も一苦労です・笑
というものの、星撮りするときはいつもこんな道ばかりだけど…
(本当は左の黒い部分が道路、こちらは路肩の空きスペース)
20231119_3
上司に『予定通り退院したから、予定通り有休取って、予定通りに出社する予定だ』と電話する。
高原地帯の空気が心地良く、快晴の青空と雪景色が眩しい。
ああ、健康って素敵
さぁ、この坂道を下れば我が家だ!
『あれ?何だか脛(すね)の筋肉がの調子が悪いぞ(つりそう)…』

快調に山を下り、里を行き、街中に突入する。
渋滞が始まる交差点辺りから右足の脛筋がつり始める。
あとちょっとで到着というところで、細かなアクセル&ブレーキ操作が危うくなってくる。
つりそうと言うよりも、既に周期的に痙攣が来てペダル操作はもう無理!笑
あと500m、200m、100m…もうブレーキ踏めないのに、なんでここでノロノロ渋滞になるんだ!?
命からがら我が家へ到着する・笑

帰宅して荷ほどき、洗濯などして時間を過ごす。

20231119_4
久し振りに見た八ヶ岳が午後に陽に照らされて眩しい。
我が家か…何かも、皆、懐かしい…

退院も早々に、明日はかかりつけ医のしもすわ肛門胃腸内科クリニックへ通院という慌ただしさだ。
通院先にいい報告が出来そうだ。
先生、痔瘻も痔核も綺麗に取って戻ってきましたよ!』(って執刀したのは先生だけど)


ということで、楽しい退院道中でした。
が、帰宅後は荷解きに始まり、夕飯の準備、明日の準備、掃除機掛けと現実感が一気に増したちょっと悲しい日でもありました。

そうそう、入院中の滲出液対策で本病院ではナプキン非推奨でした。
その訳は退院時に貰った説明書に記載がありました。
20231119_5

ナプキンだと滲出液(ここでは分泌物)をしっかりとぬぐい取れず、液が肌に残ると皮膚炎になりやすい。
なので、創にガーゼを直接当てて吸収させ、こまめに交換して患部を労わってくれという趣旨です。
ここは医師の考えなので良し悪しではないと思いますし、現に手術を経験した人でナプキンを使ったという方も沢山います。
なので入院中にナプキン(かパッド)を所望した時に、断られたのは納得です。(最初に当院の方針って言ってくれればいいのに)

退院したばかりですが、明日(12月28日)は下諏訪へ通院です。
あー、忙しいったらありゃしない…笑

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