中秋の名月と人の営み
名月名月とあちこちが騒ぐのを傍で聞いていたら、星景(天文)写真家の血が騒ぎます。
この写真家の血。
最近は病気の関係でヘモグロビン数や白血球数が少ない私ですが、それとこれは別物です( ー`дー´)キリッ…笑
あしからず。
というものの、月の出時刻の18時過ぎは忙し過ぎます。
会社から帰宅して、夕方の家事ルーチンを済ませたら既に18時過ぎ。
おそらくあと10分で八ヶ岳から顔を覗かせるはず。
これはヤバい!
幸いにも?低空にでかい雲があったので、見掛け上の月の出は30分ほど延刻・笑
この入道雲から出たところを狙うぞ!
その間に天リフさんの機材トラブルライブ配信をBGMにしながら機材を整えます。
十五夜を彩る月が昇ってくるとのことですが、人間界は金曜日の夕方でもあります。
帰宅を急ぐ人、これから出勤の人もいるでしょう。
国道は観光道路でもあるので週末のリゾートへ向かう車もあったかもしれません。
騒々しい田舎の大都会です。
月光のもとで夜長を楽しみたいですが、自身を含めて地上の人々は慌ただしい…
そんな世の中の喧騒とは関係なく、秋の虫の音は聞こえ、中秋の名月が空にポッカりと浮かんでる…
このやさしい明かりの中で、人間の灯りは無情的過ぎる…なぁああああトホホ…
そんな情景を表現してみました。
慌ただしさを表現するため、低感度高f値にして長秒撮りで車の光跡を入れてみました。
写るのはこちらに向かってくるヘッドライト光ばかり(飽和しているので当たり前)。
唯一テールライトの光跡がほど良く写っていたコマがありました。
そっちの方が雰囲気がでるので、割と状態が良かった空ショットとマスクで合成させてます。
月に露光を合わせたら全部真っ暗になるので、地上に露出を合わせて月は飽和させてあります。
まぁこんな感じで無難でしょうか?笑
※
月の左側に光跡があります。
点滅せず明るかったので、これは中秋名月とISSのコラボかっ!って思ったですが、この日はISSはここにな無さそう。
飛行機か他の人工衛星か、じゃなければUFOだな・笑
※
因みに夜空に沢山の点々が写ってますが、これは低スペックデジカメをjpegで撮ったら出た輝点?ノイズです。
見ようによっては、星空みたいになっていいっすね!笑
撮影データ
地上 ISO100/f10/SS15秒
空 ISO100 /f10/SS30秒
2枚をPSCC2024でグラデーションマスク使って合成、レタッチ
機材;EOS X4 シグマの古いカメラレンズ焦点21㎜
撮影日2023年9月29日 18:30前後
↓こういう日にやってみたかったです…笑
みたらし餡の透明感が出ているではないか!
秋だねぇ~~
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