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2023年3月18日 (土)

痔瘻闘病記6 ガーゼあれこれ

当初は闘病日記として時系列に書こうと思いましたが、既に形態が崩れています…笑

今回はガーゼ(とナプキン)の話です。
実はこのガーゼ、術後のケアにとても重要なアイテムとなります。
手術する部位が部位だけに、ガーゼ選びに慎重さが求められると言っても過言ではありません!笑
※自分はガーゼを使ったのでガーゼについて書きます(ナプキンは補助アイテム)

術後に創部にガーゼを当てるというのは、準備期間中に読んだ各種体験記から知りました。
なので事前に購入して準備をしていたので、事なきを得ました。
これを術後に知ると、肛門が痛い中で薬局を彷徨う羽目に陥ります。
ガーゼに限らず、術後ケア用品は入院前にある程度を揃えておくことをおススメします。
※特に入院先に売店がない場合

体験記から得た情報は…
滲出液血液がたくさん出るらしい
うんちも勝手に出る場合がある(マジかっ!)←これについては後日書きます
だからガーゼが必要です、と。

じゃぁ、ガーゼはどれくらい(何枚)必要?
体験記を読むと、かなりの頻度で交換という情報を得ましたので、先ずは多めに購入します。

じゃぁ、ガーゼはどんなサイズのどんな種類が必要?
体験記を読むと、これは千差万別なので分かりませんでしたので、自身の肛門周辺サイズを測って白十字社のHPで研究しました。

どうもガーゼは傷が乾燥(かさぶた)すると、くっ付いて剥がす時に痛かったり傷が開くそうです。
それは怖いので、先ずはモイスキンパッドを大量買いします。
20230225_6
モイスキンパッドとは、ガーゼというよりも吸収体を含んだ傷パッドです。
乾燥による創部面の固着を防ぐフィルムが貼ってある奴です。
類似品で他者からも〇〇パッドと言う名で販売されています。
難点は消耗品のくせに単価が高い点です。
7510(7.5㎝×10cmという意味)と表示されている左の商品は1枚100円ぐらい。
機能は良さそうなので、お徳用1ケースと滲出液が減った時用にミニサイズを買いました。
他にはお試しで他社製品も買いました。
…これが大ミス!

先ず以ってモイスキンパットは使用機会が殆どありませんでした。
理由は、
①お尻の割れ目のような複雑な形状部にはあまり向かない
②防水フィルムがゴワゴワして肌に刺さる感じ
③とにかく値段が高い
でした。
よって、これまで消費枚数は10枚もいってません。(=デッドストック化)


次いで、通常の布ガーゼを買いました。
ガーゼもいろいろあって選択に迷うところです。
私の場合は携帯に便利な個装梱包の滅菌ガーゼを買いました。
20230225_9
滅菌ガーゼも、今となっては1枚30円ぐらいと高く感じますがモイスキンパッドよりは安上がりなので常用かな?と。
何よりも入院時でも布ガーゼを使用したので、その性能は体感済です。
サイズ感はこれ(7.5×10)でいいと思います。
(サイズにも規格があるようで、例えば9x13㎝なんていうカスタマイズは滅菌ガーゼにはない)

ガーゼも大量に買ったのですが、滅菌ガーゼは個装梱包という付加価値が付いている分、なんだかやっぱ高い…
使い勝手はとても良いですが、ガーゼ交換が頻繁だった初期段階で「このまま使い続けたら一体いくら掛かるんだろう?」と一抹の不安が。
通常の規格サイズガーゼ(30×30とか)をお好みサイズにカットすれば安上りですが、カットや梱包も面倒くさい。
ということで、暫くは滅菌ガーゼで過ごしました。


しかしやはりこの先何枚ガーゼが必要になるか分からず、コスパ的に少し怖かったです。
何かいい方法はないものか?と体験記を読み直しますと、不織布ガーゼで、ソフキュアガーゼと言うのを知りました。
20230225_1
滅菌ではありませんが単価が5円と安く、手頃なサイズのカットガーゼなので使い勝手が良さそうです。
早速、20×20㎝を購入したところ…なんか、お尻に小さい感じ…
で、買い直しで25×25㎝を買いましたが、これはジャストフィット!
(20×20というのは1枚の一片サイズですが、1枚が四つ折りになっているので使用時のサイズは一片10cmの正方形と言う意味です。)

25×25なら一片12.5㎝の正方形と、僅か2㎝ですが違うんです!
それと一片12.5㎝をそのままお尻に挟んでいるのではなく、更に折り曲げて2×12.5のサイズにして挟みます。
固定テープは使用せずに挟み込みます(しっかり食い込ませると案外外れない)

ここまではガーゼの種類ですが、以下は使い方(量)の話です。

これは傷(創)の具合(滲出液の量とか)で変化させています。
手術後の1~3週間は布ガーゼを2~4時間で交換しました。
術後の日が浅いほど交換頻度は高まり、日が経つほどに量を見ながら交換回数を減らします。
最初の1週間は2時間以内を目安に定期交換をしてました。
また、最初の頃は滲出液の量とガーゼの吸収量が分からず、シーツまで浸み出したこともありました。
交換を渋って1回あたりの量を多く使うと、今度は肛門に当てた時に肛門が圧迫され過ぎて痛いです。
その辺は個人差があるので、1回のガーゼ量を多くするか、交換回数を多くするかは自分で学んでいくしかないですね。
また、この間はモイスキンパッドを試したりしています。

3週を過ぎた頃に不織布ガーゼを購入したので、布と不織布を併用します。
滅菌ガーゼは個装梱包で携帯性に優れているので出勤等の外出時用で。
不織布ガーゼは安価なので休日や帰宅後の在宅が多くなる時に、という具合にしました。


【まとめ】(個人の感想含む)
①私のおススメ…
使いやすさで滅菌ガーゼと安価な不織布ガーゼ、の併用です。
私は仕事上で身体を頻繁に動かして腹圧も掛ける職場ですが、布ガーゼは肌への吸いつき感があって脱落しにくいです。
不織布は肌触りが良いですが、ふわふわ感があるからか、時々お尻から脱落します・笑
布は仕事時に装着して脱落事故は1回です(まだ装着を試行錯誤していた頃)。
不織布は家で装着して脱落事故は4回です(リラックスしてるからお尻の谷間も緩んでるから?)。

②値段は…
滅菌ガーゼが1枚約30円、不織布は約5円、傷パットは商品により50~100円。
交換頻度が多い場合は不織布の方が断然にコスパはいいです。
私は携帯性も欲しかったので上記のように併用して使い分けをしています。

③購入先
最寄りの薬局(?)がマツキヨだったので、マツキヨブランドの滅菌ガーゼぐらいしか即行的には手に入りません。
(他の離れた薬局に行ってまで買うものでもないので)
滅菌ガーゼはマツキヨ品が使いやすかったですが、白十字の同サイズ品に比べて少しだけ高かったです。
なので不織布と併せてレギュラー使用品は全てアマゾンで白十字のそれをポチりました。(2000円以上になるように)

④個別比較
滅菌ガーゼ対決(マツキヨと白十字)
同じサイズ(7.5×10㎝)ですが、折り方が違います。
そのままのノーマル使用なら問題ないですが、私の場合は長辺10を12㎝ぐらいにしたいのです。
なので予め折りたたんであるガーゼを一度開いて、再度折り畳むことをしています。
そうするとこの折り方と言うのがポイントで、マツキヨの方が良かったです。
ただそれが決め手の全てではなく、やはり値段的に白十字をレギュラーとしました。
※何言ってるか分かりませんが、とにかく折り方がの違いで自身の使用上で使い勝手が違ったということ

不織布ガーゼ対決(白十字、サイズ違い)
同じ商品名でサイズ違いの20㎝と25㎝ですが、先に書いたようにお尻に挟む際に長辺を12㎝で使いたいので私は25㎝を使いました。
20㎝も購入しており、25㎝が終了したら使うつもりです。
12㎝というのは、お尻に挟んだ時に俗にいう蟻の門渡りのやや肛門寄りから尾てい骨の約2㎝下をカバーできる長さです。
そうすると、直立した時には尾てい骨付近のお尻の割れ目から、ガーゼの先端が少し出る(出す)てきます。
”少し出す”というのは、出た”でっぱり”を服の上から触って、脱落の有無を確認するためのセンサーのようなものです。
また、これくら長いと(肛門を中心とした前後に5㎝以上長さ)お尻にしっかりと食い込ませられて良いと思います。
(ふんどしをギュっと締め上げるイメージで食い込ませないとガーゼ脱落事故になる・笑)

①~④は自分の使い勝手の良さですので、一例として捉えて下さい。

最後にナプキンについてです。
私も当初はナプキンと考えており、妻にヘルプを頼んだことがあります。
しかしいろいろ物色していると、お産パッドが肌に優しいと聞いてお産パッドを大量買いしました。
20230225_10
が、私の主治医がナプキン非推奨※(ガーゼ推奨)だったため、使う機会は殆どありませんでした。
なので入院先でも、看護師にナプキン(介護用尿パット含む)を所望しても貰えませんでした。
使ったのは術後2週間、ガーゼ交換ができない就寝時です。
衣類や寝具を汚したくなかったので、ガーゼとパンツの間にパットを入れるという感じです。
痔瘻手術をしたという肛門医のブログでも、『滲出液はガーゼで吸収し、衣類の汚れ予防としてナプキンは使用』という記述がありました。
ここはそれぞれの医師の判断ですが、そういうことで滲出液を吸収させる目的でのナプキンは不使用でした。
※退院時に渡されたプリントにも『生理用ナプキンは分泌物を十分にぬぐい取れないので使わないように』、
『こまめなガーゼ交換と適宜洗浄して下さい』と記載があります。
※分泌液(滲出液)は、創を治し汚れを洗い流す役割ですが、それを皮膚に放置すると皮膚炎を起こします。

と、こんな感じで長々と書いてしまいました。
次こそは、メーンイベントの手術入院体験記を書こうと思います。

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