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2021年2月の記事

2021年2月28日 (日)

デジカメで銀塩カメラのとんでもない姿を激写する!泣

先ずはこちらの過去記事の、後半をご覧願います。
読むのが面倒な方は、超ダイジェスト版として一行で説明すると…笑
オヤジの形見の銀塩カメラ、いつか使おうと思って実家発掘してフィルム装填、まるやち湖で使用した”という話です。

まるやち湖の紅葉 ついでに銀塩再デビュー

あれからカメラは触っていませんでした。
ですので現像にもまだ出していません。
まだフィルムが10枚ほど残っていて、陽気が良くなったら星景写真でもやろうかなと。

そんな日が、ついにやって来ましたよ!

まぁ、満月期で快晴だったんでベランダで試しに撮ってみようとやってみたわけです。
こんな感じで、結構楽しんでました。
_1_20210228133201
ええ、シャッター押して、露光して、シャッタ閉じるまでは。
こちらはヤラセって言えばヤラセですが、ワイヤーレリーズでバブル撮影しているんだぞっていうイメージ写真です・笑
最近某所で流行っている機材にピントを合わすやつ・笑

2枚目を終えてフィルムを巻きます。
ギリギリとバネ的でメカ的な音が。
『いいっすねー、この機械音』なんて楽しんでたんです。

半分ほど巻上げレバーを押し込んだところでレバーがうんともすんとも動かなくなってしまいました。
最初はフィルム終了と思いましたが、枚数はまだ十分残ってました。
『フィルムがヘンなところで引っ掛かったかな?』
『寒すぎてグリスが固まったか?』

動かないので2つの選択肢を考えます。
①フィルムは無駄になるけど、ここで終了させてフィルムを巻き取る
②強引に巻上げレバーを押し込む
当然①を選択して、底にある巻戻し用押しボタンを押します、押します!、圧しまーっす!!…

あれ!?押せませーん!!

何か引っかかっている感じで、カチコチに固まっています。
先にも後にも進めない状態となってしまいました。
あれこれ考え、最終手段としてフィルムをダメにする覚悟で巻き上げる。

で、少しづづグイグイ押し込みますと、ジリジリジリと鳴りながらレバーが動き出します。
同時にレバーがふっと軽く動き出します。

容易に想像はできました。
フィルム千切れたな…と。

それは覚悟の上なので是非に及ばずでしたが、巻上レバーも異音がしました。
とりあえず巻き取ってみると、スルスルスルと一瞬だけ巻き上がる感触が伝わってきます。
一通りのことを終えて裏蓋を開けてみました。

これ、この通り!泣
_2_20210228140301
想像通りなので悲観することもありません。
先ほどまでこにには、月光に炙りだされた八ヶ岳とアルタイルの日周運動が写っていたはずです。
先ほどまでここには、昨年に再デビューした時の紅葉写真が写っていたはずです。
さらば、俺の想い出…笑

問題はフィルムが動かない要因ですが容易に発見でしました(要因だけに)。
_3_20210228140701
フィルムを巻き上げる歯車状の部品の一部が破壊されています。
この破片が歯車に引っかかって動かなくなっていましたので、マイナスネジを外したりして破片を取り除きます。
おそらくこの辺の機構が巻き戻し用ボタンを制御するらしく、破片を除去すると巻上もできるようになりました。
が、ボタンは押せば押されますが戻ってきませんし、動かしているうちに戻ったりと不安定な動作となっています。

で、ここで気が付いたのは、今回取り除いた破片だけではこの歯車を復元できません。
そう、破片が足らないのです。
つまり、以前からごく一部が破壊されていたところに、今回、何らかの理由で更に破壊されてボタンの機能が失われた…のではないか?
以上が鑑識結果です・笑

さて、困りました。
このオールドカメラのこんな部品、今どき存在するのでしょうか?

幸い私の住んでいる地は、かつて東洋のスイスと呼ばれた一大カメラ製造拠点だった地です。
同じ区域内にカメラ修理を生業にしている企業が一軒あります。
そんな工場があるなんて今まで知りませんでしたが、昨年ごろにNHKで放送された『ぴんぼけの家族』という番組で知りました。
早速、状況を連絡して修理したい旨を連絡しみました。
土日は休みの為、週明けになにがしらの動きがあれば随時対応していこうと思います。
カメラ修理工場なんて滅多に行く場所ではありませんので、何か進展があれば続編を紹介できると思います。

本当は先日の満月のネタができたので書こうと思ったですが、とんだネタになってしまいました。
なんてこったっ!

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2021年2月23日 (火)

場所も肩身も狭くして撮った広角の天の川

三寒四温といいますか。
激寒になったり暖かくなったりする、春へのカウントダウンが始まった感じですね。
そんなある週の中盤で、”グキっ”というか”ビリビリ”というかで腰をやりましてね…
たまにやってくる”いつもの腰痛”ではない痛さが背中に走りました。

人生初レベルの痛さで『これはもう逝ったな』と青色吐息で2日ほど過ごしてました。
待ち時間が異様に長い整形外科になんて行ってる暇もありません。
根性で勤務をこなし3日目で腰もだいぶ癒えてきまして、これなら星撮りもできそうだ。
完全治癒ではないので、”山には登らないで天の川を撮る”というルールを自分に課しました・笑

2/20からは気温が上がるけど、前日の金曜日は寒さが残り良い晴れ空が広がりました。
天気予報は土日も晴れ予報でしたが、気温が上がれば空も霞んでくるだろう。
ならば決戦は金曜日(土曜日早朝)と踏んで出掛けてきました。

最近、頑張ってます!

近場で山に登らないで天の川が楽しめるお気楽な第1候補地へ。
2014年以来ご無沙汰していた、私の代表作(?)である天の川行きロープウェイを撮るぞ!と勇んで到着。
20210220_1_
ダメだこりゃ!
水銀灯(?)の影響で風景が緑です・笑

実はライブ映像で点灯は予め分かっていましたが、淡い期待を胸に到着すると唖然・笑
ゲレンデ側は消灯してましたが、この日は3基の巨大投光機が駐車場を照らしていました。
こちらは星野写真でよく使う場所でもありますが、登山やスキーの早朝組の為に点灯させていたものと予想します。
ただの消し忘れかもしれませんし、防犯上の理由かもしれません。
標高が高いので星はよく見えるのですが、如何せんこれでは星景として成り立たちません。
この風景の明るさはいくらなんでも不自然ですね。
一瞬、この明るさを利用して登山道に入ろうか…と、腰と相談してる自分がいました・笑

上のように試写だけして場所を第2候補地へと移動をしました。
次に向かった先は、この近所にある展望台です。
こちらも私にとっては定番の地ですが、定番過ぎて星景としては飽きがきているので最近は出掛けていませんでした。
また、別荘地帯から外れるので路面状態が心配でしたが、悪路はなく難なく到着。

すると先行者がいましたので『おじゃましま~す』と挨拶すると、『あ、あぁぁぁぁ』
狭い撮影地ですので気持ち良く過ごしたかったですが、1stコンタクトでその人と喋る気は失せます。
帰りの際も『先に帰ります、おじゃましました~』と挨拶すると『あ、あぁぁぁ~~~』
お前は挨拶もロクにできないのか?(と内心怒ってました)
他にもマナー的なところでイラっとすることがあったので、ちょっと面白くなかったです。
帰りにハイビームでもお見舞いしてやればよかったかな?

ただでさえ狭い展望地で、肩身の狭い思いをして撮ってみましょう・笑
今日は北横岳から昇る夏の大三角&天の川を撮るぞ!
20210220_2_
何じゃこりゃ!
肝心の被写体は、伸びた枝によって隠されてしまいました。
これを回避する方法もあるのですが、雪でポジションが確保できないので仕方なくこんなん出ました・笑
悪あがきしてもしょうがないので、ガッツポーズだけやって諦めました・笑(万歳ではないです)
※他人がいたので控えめで。立ち位置は路肩です、念のため。


最後に、こちらも久しぶりにさそり座いて座方向の天の川にも挑戦してみました。
パノラマでアーチ気味を狙ったですが、撮影枚数をケチったのでcamera rawのパノラマ合成に拒否られてしまいました・笑
20210220_4_
蓼科の別荘地が下の方に見えていますが、もう少し暗かったら星空が映えるのにな~って思ってしまいます。
これだと天の川よりも、写真右下の黄緑色に目が行ってしまいますね・笑

オマケ:星撮りドラレコ映像
第一候補地の駐車場へ入場する際に見える3基の照明。
あれがあの日の私の運命を狂わせました・笑
3門のメガ粒子砲のビームを回避しつつアーガマで現着し、デッキから発進した”おっさんみたいな百式”がブリッジ横を通過する…
Zガンダム好き必見のイメージ映像です・笑

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2021年2月16日 (火)

蓼科の世界遺産を撮る!?

老眼鏡を、今まではダイソーので済ませてたんですよ。
ダサめですが仕事の時は雑に扱っても良いし、家に会社に車に常備。
何本も買って、あちこちに置いておけば必要に応じて都度着けれますし。

ところが、何を思ったのか眼鏡屋さんでちゃんとしたのを買わなければダメだって強迫観念に駆られましてね。
人生初めて眼鏡屋さん(※)に行って、言われるままに遠近両用というのを買ってきたんです。
※ホントは初ではなく、子供の頃に眼鏡屋さんで天体望遠鏡を買ったことがある・笑

試着の時は遠近同視野は気にならなかったんですが、イザ実践となったときに…
『これ、使えね~~~!』

”近”の視野が狭すぎて、パソコン作業に全く向かないことを発見した次第です。
画像処理って一点だけ見つめませんよね。
画面の隅から隅、全視野を使って写真全体を見ながらっていう作業ができません。
いちいち見たい方向に頭を動かしてピンポイントで焦点を合わせて、そうすると中心視野以外は見えなくなる…
まぁ、それが遠近レンズってことなんでしょう。
一番使う機材が良い機材だとするならば、老眼鏡に関してはダイソーのが良い機材でした…泣


前回に星を撮りに行ったのは昨年11月のことです。
その間”長野県は宇宙県でも茅野市は曇天市”の洗礼を受けまくります。
天候だけではなく、熱燗とコタツの攻撃に負け、仕事で疲弊してはズクが出ず。
ようやく出動機会が巡ってきましたよ!


星景と星野は両立しないと最近はつくづく感じまして、どちらかを採ればどちらかをあきらめるというパターン。
今回は星景を選択しました。
久し振りに廃線鉄橋でも撮ろうかと思いまして、グーグル地図でおさらいしていましたところ…
昨年2月に撮られたと思われる投稿写真に、正に撮影場所に熊捕獲罠が仕掛けられている写真を発見。
ビビって行き先変更を余儀なくされました・笑


2月に熊?って思う方。
熊は冬眠しませんのでお気を付けください。
冬眠するのは、雪によって地表で餌が獲れない地域に住んでる熊です。
と、知り合いの猟友会の人から聞いたことあります。
例えば私の住んでる地域はたまに雪は降りますが、日本海側ほどでもありません。
山に餌が無くても、里に下りればいくらでも餌は転がってます。
そんな里の一つが、今回計画した場所だったということです。
教えてくれた猟友会の人も、冬場に鹿猟に行ったら雪上は熊の足だらけでビビったって言ってました。
私のような素人もそうですが、プロ(?)も熊にはビビるらしいです。
星で里や山に入る方、お気を付けください。


で、八ヶ岳の何処かに行くのは寒いし面倒だし、同じような雪風景ばかり撮ってもしょうがない。
ならば、いつかはやってみようと考えつつも先延ばしにしていた場所へ向かいました。
場所は相変わらず蓼科です(コンセプトが地元の星空風景なので)。
最寄りの駐車場から歩いて10分ぐらいで現地へ到着。
いや~、こんなに楽して撮れる星景は楽でいいな~。
今日は日周運動だけを撮りたいので、機材もカメラと三脚だけで出掛けました。

到着して唖然
観光地のど真ん中なので、近くには別荘や温泉旅館などがあって道にも普通に外灯が点いています。
実はここで星を撮った先駆者のブログを発見していて、外灯のことは知っていました。
その方によれば”外灯は0時に消灯”するということで、それは今でも有効なのか?

渓谷の下から上を見上げる構図です。
空を見上げれば外灯が木々に反射して眩しいです・笑
23時頃から始めましたが、やはり木に反射している明かりがちょっと面白くないな~…

試写から計算して10分露光が限度っぽいので、比較明合成するしかないかな?
_3_
こういう状況で撮ることもありますが、滝との組み合わせでは趣きが無いような…
崖が赤茶けたのは暖色系の暗いライトをあてたから・笑
※他に撮影者はいないことを確認しています(ここで撮る人はまずいませんが・笑)

撮影地は滝の傍まで行くことができます(その気になれば)。
10mぐらいの急斜面をよじ登ることになりますが、一部は安全確保のために三点支持で登る必要があります。
足場は悪く、三脚は3本とも長さを変えて架台を水平に保ちます。
もちろん身体をホールドする場所にも斜度があり、終わってみればふくらはぎに疲労感が残りました。
今回は氷瀑も雪もありませんでしたが、足場が凍っていれば滑り止めは必要かもしれません。
私は念のためチェーンスパイクを持参しました(使いませんでしたが)。

そろそろ、0時を回ろうとしています。
本当はもう帰りたいですが、撮影を継続していると不意に全外灯が消えます。
突然ブラックアウトしたのでドキッとしてしまいました。

するとどうでしょう。
谷の中には余計な明かりが届かない闇社会、いえ闇世界・笑
これで風景が写るのか?と不安になるほどです。
周囲が暗過ぎて、諏訪の光害激しい空が逆に明るく感じます。

ここで気合を入れ直して、やりたかった長秒露光1枚撮りに挑戦です(実は1枚ではない)。
__6_1_
EOS X9(HKIR)   トキナー11-20の11㎜   f3.5   ISO200+D   LEE#1   
20分x2枚比較明合成   PS2021   2021年2月7日撮影


消灯が0時。
待ってる間にオリオン座がイマイチな場所に行ってしまいました。
なので冬の大三角を撮ったってことにしておきましょう・笑
イメージはオリオン座が滝つぼへダイブする様子を表現したかったですが、ベスト構図の足場が見つからずでした。
外灯で四苦八苦していた頃はクリアな空でしたが、本番になって雲が通過して残念。
暗過ぎて不安だった暗部(滝のある崖)ですが、camera rawのシャドウ持ち上げでここまでこぎつけることができて一安心。
今回は暗闇での撮影となりましたが、やはり月光の自然な明かりは欲しいところです。
そんなベストタイミング(月齢、星座、道路や撮影地環境、ズク)が巡ってくるか分かりませんが…笑

スーちゃんポーズで終了。(ライトアップでスミマセン)
_1_20210214073901
ところで、この滝は天然物ではありません。
実は下流域一帯の農村地帯を潤す用水路なのです。
里に水を通すための堰の一部です。
江戸時代に坂本さんが頑張って開削したそうです。
人工の滝と言ってしまえばそれまでですが、”世界かんがい施設遺産”と言えば重厚さが増しますね・笑


星撮りに向かうただの映像・笑(何も出ません)

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