パールもダイヤモンドもイマイチだった阿弥陀岳
中秋の名月!
あまり興味ありません・笑
でもその日だと知るとカメラを出してしまうのも心情です・笑
退勤時間中までは絶好調な空が広がってましてね。
帰宅してステラナビを見たら、なんとパール阿弥陀岳じゃないですか!
阿弥陀岳ってのは八ヶ岳の中の一つで、家から見るとほぼ真ん中、一番高く見える奴です。
我が近征地で風景を撮ると大概にして真ん中にくる山です。
八ヶ岳の最高峰の赤岳はその奥にあって家からは見えません。
『これは面白そう』と機材をセットして空を見上げると、山の稜線に雲がベッタリと張り付いていましたよ!泣
なのでパール阿弥陀岳は諦め、せめてもの記録でパール雲にしたのでした。
(別名、雲からの普通の月の出)
こちらは素直な普通撮影ですが、満月くらいの明るさで星景風にしようとするとここからが厄介です。
毎度書いてますが、カメラは馬鹿なので月の模様と風景は同時に判別しません。
そして毎度想うことは、人間の脳処理の素晴らしいこと。
で、両立させてい場合は合成手作り写真を作る訳です。
月と街灯りは輝度差があり過ぎるので合成も厄介です。
やるたびにいろんな調整に手間が掛かって、あまりやりたくないです・笑
本当に月の模様を出したければそれ相応の露出にします。
見た感じを演出する場合は、模様もそうですが月のフレアーというか周辺の明るさも必要です。
そのさじ加減はいつも苦労してます。
手前の街灯りが飛んじゃってますが、これは出来るだけ輝度差がないコマを選んだ結果です。
まともに街灯りに露出を合わせると、継ぎ接ぎ感濃いめのが出来上がります。
ちなみに鉄塔の右側あたりに、円形の異次元空間のような歪がありますね。
これは月のゴーストをフォトショの『塗りつぶし』→『コンテンツに応じる』で誤魔化したにすぎません・笑
いかにズク(やる気)が無いかをお伝え出来たかと思います。
さて、その2日後の朝。
いつものように定刻で朝飯を食おうとしたら、日の出前の阿弥陀岳周辺が何やら物々しい雰囲気になってました。
もしかして!?ダイヤモンド阿弥陀岳では?
とカメラ(と言ってもコンデジ)を構えると、ダイヤモンド風阿弥陀岳になってました。
実は少し左の稜線からの日の出なのです。
が、太陽が昇る位置と昇る角度によっては、稜線向こう側に一旦隠れて山頂辺りから再び昇るようです。
これも出た瞬間はそんな動きでした。
雲で乱反射気味なのか、絞ってみましたが締まりのないダイヤモンドになりました・笑
色合いは目視ではもっと優しいですが、私は朝焼けとか日の出はギラギラしてた方が好きなのでこんな雰囲気にしてみました。
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コメント
仲秋の名月ですね。私も見ました、乗鞍高原で!
茅野の仕事が終わってからウナギの寝床と言われる諏訪を避けて岡谷経由だと2時間で着きました。茅野から塩尻は地元の人は20号を使わずに西岸を通るのですか?
閑話休題。温泉に浸かった後で、ビール片手に眺める仲秋の名月と火星は格別でした。
ところで、2700mの乗鞍岳の今年の紅葉はナナカマドが既に退色してましたが晩秋といったほどではありませんでした。下の道を使って信州の名所にいける茅野の地の利は便利ですね。
投稿: 北杜の犬 | 2020年10月 3日 (土) 21:51
>北杜の犬さん
乗鞍で名月とはゴージャスですねぇ。
こっちは退勤して夕食作って…なんてやっているうちに時間になってあわただしかったです。
今年は紅葉も遅かったり色が悪かったりらしく、夏場の天候不順と関係ありそうですね。
使う道は人それぞれですが、諏訪湖の対岸に行くなら私は西岸(西街道って言ってます)を使ってますよー。
投稿: ふみふみ | 2020年10月 4日 (日) 13:49