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2020年7月11日 (土)

スカイパトロール ~最終形態へと進化(多分)~

私の星景写真用のポタ赤は、タカハシ社のスカイパトロール系です。
系と書くのは、パーツの組み合わせによって呼称や型番が異なるからです。
元々はスカイパトロールⅡで購入しましたが、紆余曲折を経て今はスカイポート的な運用に収まっています。
的と書くのは、純正品で構築していないからです。

この改造ネタは、以前にも紹介しています。
歴史の一部・笑
(例えばコレら過去記事↓)
要らなかったかもしれない微動雲台
スカイパトロール  ちょっと痛めなスカイポート化

このように、自身にとって使い易いポタ赤の形態を日夜研究しています・笑
今回はその集大成となりそうな予感です。

古い機種でディスコン品のため、赤道儀の概要を少々説明しましょう。
こちらは、タカハシ社の”システム小型赤道儀”と言えばいいのか…?
各パーツの合体でドイツ式、ドイツ式(オモリなし)、赤経軸ポタ赤式(?)になる赤道儀です。
赤経赤緯の両軸に微動装置が付いているのが、そこらのポタ赤とは違う良い構造でもあります。
(ドイツ式以外ではめったに微動装置は使いませんが)
また、コントローラーは各種駆動モードの内、0.7倍速と星景に有利な速度がイイ感じです。
タカハシ?(スターベース東京?)へリンク↓
http://www.mmjp.or.jp/takahashi-sb/data/tgsp.htm

今でいう
SWATのようなポタ赤だと思って下さい。
私の場合は、当初はドイツ式赤道儀として運用する予定でしたが意外に扱いが難しくて頓挫。
たまたまそのタイミングで星景用のポタ赤が壊れたので、その置き換えとして現在に至ります。
最大のデメリットは、独特な形状のために星景用としてなんだか使い難い(私のスタイルとして)。
この辺の使い難さをどうにかしてきた…、というのが一連の流れとなります。

前回は赤経軸上に自由雲台を装着するという、いたってシンプルな形状にしたというところで終わっています。
スカイポート的な運用ですが、自由雲台が不自由になるのがたまにキズってところです。
(この不自由さはポタ赤を使ってる人しか分からないかもしれませんが)
今回は不自由雲台の更なる自由化を求めて、フォーク式風にしてみたという話です。

昔にも似たような形で先代ポタ赤を動かしていましたが、スカイパトロールに至っては形状が個性的過ぎて一筋縄にはいきません。
純正パーツを使ってやろうと思えば可能ですが、それだとカサが大きくなって運搬収納面で難が出てしまいます。
そこで私は、前回記事の”ちょっと痛めな~”で発見したネジ穴を活用して、以下のようにしました。


やったことは以前にワンオフで作ったL字金具を装着するだけです。(アルミの金具)
3_20200707105901
このワンオフ品も先代ポタ赤の頃に使っていましたが、いつしか部品箱の肥やしとなっていました。
まさかここで日の目を見るとは、彼も夢にも想わなかったことでしょう・笑
蛇足ですが、これはワンオフ業者製ではなくて勤務先の人に作ってもらった品物です。
単純な部品ですが、わたくし的には思い入れがある部品なのです。


工夫した点ですが、普通は逆L字にしてその上に自由雲台を載せると思います。
こんな感じに↓
1_20200707110201
この形は先代ポタ赤の時からやって来ましたが、なにせ嵩張ります。
ポタ赤が嵩張る、重い、出っ張りがある、は罪だと思っています(私のスタイルの場合)。
アルカ部品で接続しているのだからバラせば良いという考えもあります。
しかし、現場での組立や分解という余計な工数は省きたいです。


そこで逆Lではなく正Lとしてみました。
4_20200707110701
この形をフォーク式と呼んで良いのか分かりませんが、とにかくこんな形です。
想像つくと思いますが、これだとカメラを上に向けるのに難儀します。
しかし、あくまでも広角の星景用なのでそこは割り切ります。
また、雲台の取っ手とL字金具が干渉するのでは?という心配もあり、小さめの雲台も購入しました。
しかし小さめ雲台は手に馴染まなくて逆に使い難かったので、もともと使っている中型雲台にしています。
干渉する部分もありますが、そこは自由にクルクルして良い塩梅のところで固定させています。

ちょっと困るのは(これはスカイパトロールに限りませんが)、このように背面で微動雲台へ固定する機種。
上記の形だと重心が前のめりとなってしまいます。
この機体はモーターが前気味についているので余計にそうなります。
前のめりになるということは、カメラ等が載った三脚を持ち上げた時にバランスが悪くなって歩きにくいし、担ぎにくいです。

経験上、このようなプレート↓が重心センターとなるのでですが、一方これも嵩張ってしまい今はお蔵入りになっています。
7_20200707111601
三脚もポタ赤もそれらを運搬するバッグも、今日に至るまでどれだけ散財したことでしょう…(´;ω;`)ウゥゥ


さて、今回の改造(改装)の効果は次の通りです。
私のカメラザックはノースフェイスのテルスフォト40という3気室で真ん中に機材庫がある品物です。
こんな感じ↓(過去記事へ)
久々に沼にハマる ~梅雨時季にバッグが生えてきた~

今までの形状の時は、機材庫にグリグリと言う感じで押し込んで収納していました。
グリグリするとうことは、収納でどこかに無理が生じている訳で機材損傷の元にもなります。
そういう部分もどうにかしたいと考えていました。

今度は同じ大きさの機材庫に”スポっ”とハマる感じです。
6_20200707112501
”グリグリ””スポっ”は私の感触なので実際に使っている当人にしか分かりませんが、こう見えてカスカスです。
コントローラーも同じ所に収納しますが、今までのグリグリ収納すると、ザックがパンパンになってました。
今はスマート収納で、ザックのジッパーの開閉も楽です。
それだけカサが小さくなったということだと思います。
また三脚に載せた時も、従来形状よりは少々の重心ダウンとなります。

ちなみに付属品の極望は使わずに、のぞき穴を接着して使っています(のぞき穴が無い不親切設計でもある)。
しかし、ここ何年かはそれすら滅多に使いません。
所詮、広角短時間追尾0.7倍速なので。 

ということで、古い機種ですがここまで進化させたんだ!っていうお話でした。

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コメント

スカイパトロールはコンパクトで山登りの携行にも良さそうですね。高見石小屋当たりからネオワイズ彗星を狙ってみてください。

投稿: 北杜の犬 | 2020年7月17日 (金) 14:44

>北杜の犬さん
なるほど、白駒池、高見石小屋なんて涎出そうですね。
ご覧の形は非力でして、ガッツリするにはドイツ式に組み直さないとね。
あれこれ考える前に、ちっとも晴れないし・笑

投稿: ふみふみ | 2020年7月17日 (金) 17:42

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