高原に咲く桜の気持ちを聞いてみた…ら?
この状況下では、例え人出が少ない場所であっても出掛けることに躊躇ってしまいます。
『例え単独、少人数であっても、外出自体が感染拡散と罹患のリスクを高める』との意見。
山系のツイッターでしたが、それには大いに賛同できるところです。
ここはバランスと言うか、線引きが難しいですね。
外出を自粛することが一番なのですが…
病の拡散と罹患に関して自分ルールを設けて、諏訪地域(高原地帯)の桜を撮りに出掛けました。
持参したかったアルコールお手拭が…無い・笑
こちらの古桜は、遠景だとちょっと寂しい風景となり、近景だと墓地群がもろに構図に入ってしまうような場所。
隣には良い構図が作れそうな空地(荒地)がありますが、そこは立ち入り禁止なのか否かが分かりません。
様子を伺うと、立ち入った形跡もなかったので今回は立ち入らないようにします。
墓地の入口にも『桜見物は良いけど、墓地内は私有地なので踏み荒らさなうように!』との注意看板も。
どんな世界にもマナーやエチケットは重要です!
桜の全景が欲しかったので、数枚をパノラマ合成させました。(クリックで拡大)
どうしても写野に入ってしまう“○○家の墓”の文字にはぼかしを入れてあります・笑
枝垂れ桜で、縦横に大きく広がっていて安定感ある形ですね。
右サイドに幹と同じ距離にいる他のカメラマンがいますので大きさは分かると思います。
こぶし(モクレン?)との同時咲きが綺麗です。
このコラボは季節的な難易度が高いと思います。
こぶしが先に咲き、そして霜に当たって白色が色褪せていくという中で桜が開花を迎える。
こぶしが盛りを過ぎた頃に、桜は7分咲きといった感じででしょうか?
ベストタイミングを手に入れるには天候(特に霜)との勝負です。
この日も前2~3日間は霜が降りるような冷え込みで、間に合わないかとヤキモキしてました。
今回は運良く、青空にも恵まれ花の共演にも巡り合うことができた次第です。
撮影できる方向に太陽が来てしまい、殆どが逆光となってしまいました。
どうやら日の出前とか午後がベストな時間帯だったかもしれません。
遠めから望遠レンズ、パノラマ合成(クリックで拡大)
右側の八ヶ岳までの道のりが遠い…笑
標高約900mに咲く古桜は樹齢300年ほど。
ここより一段下がったところはソメイヨシノが満開。
一段上がったところは開花が始まったか蕾状態のようでした。
桜と言えば、多くの人が開花を待ちこがれる花だと思います。
そんな今年の桜たち。
こうして意気揚々と咲いてみたものの、
今年はなんで見物人が少ないんだ?もしかして俺、嫌われたかも…(´;ω;`)
と人間界の異様な光景を不思議がっているかもしれませんね。
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コメント
コブシからサクラへの移ろい。季節感があってよいですね。標高1000mの当地でもまさにコブシから桜への花の変化を楽しんでます。桜といえば必要な用事があって町に下りた折り、枝垂桜が見事な公園に足を運びました。例年なら人でごった返してますがさすがに今年は人影を見ることはなく、昼飯にと買ったサンドイッチで公園に一人だけの贅沢な花見が出来ました(笑)。
投稿: 北杜の犬 | 2020年4月20日 (月) 12:57
>北杜の犬さん
枝垂れ桜は、色や形が濃くて写真映えするのが好きです。
公園でぼっち花見って最高じゃないですか!
今年は人間界は賑やかとはなりませんが、その分じっくり楽しめるのが良いですよね。
投稿: ふみふみ | 2020年4月20日 (月) 17:39