長秒を比較明合成させる新技発動 ~いえ、バカ技~
スキー場編の最後は、沈む冬星座の日周運動を長秒(?)で撮ってみました。
星景(一枚)やって、ぐるぐるやって、星雲撮って、長秒星景、と終わってみればやったことだけは盛り沢山。
「今宵の俺、なかなかいかしてるじゃん!」笑
なぁんて、星雲撮影が終わるまでの残り時間の暇つぶしでやってみただけです。
長秒星景…どれくらいのシャッター速度がいいでしょうか?
例えば、適度な露出を確認するために10分も試写をするわけには行きません。
なので、こんな感じではじき出してみました。
この辺での星景(追尾1枚撮り)をする際の設定は、f3.5でISO3200で1分としてやっています。
これを適正露出と仮定(=基準)してf値は変えない場合、
ISO3200 1分
ISO1600 2分
ISO800 4分
ISO400 8分
ISO200 16分
ISO100 32分
と言う感じ(これであってる?)。
なので、今回はISO200としますのでSSは16分で撮ってみましょう。
EOS X4 トキナー11-16の11 f4.0※ ISO200 16分x2枚(比較明合成)
PSCC2019 撮影日2020年2月2日
※とは言うものの若干絞った・笑
私は写真に科学を求めない方なので、自己規制の範囲でエグくならなければ合成とか修正はありと思ってます。
例えば比較明合成は、風景写真系の人からは(?)異端児扱いされているようですが、それぞれに一長一短とか表現方法がありそうです。
で、星撮りメニューの最後に長秒を入れてみたんですが、長秒星景は質感が良いですね。
こういうのは比較明に無ない良さです。
それを知っているので、自分も比較明をする時でも出来るだけ低感度で長めのシャッター速度とするようにしてます。
まぁ、写真論をど素人が語ってもしかたなく、自分好みをアウトプット出来て良かったという話です。
さて、SNSの方では駐車場や除雪痕が汚いからもっと左に寄せたら?という意見も頂きました(私もそう思います・笑)
左側には街より明るいパノラマスキー場の照明があり、構図を工夫しないと痛い目に遭いそうだと予想してこうなったのです。
雪が汚くて無情っぽさが滲み出ています。
森とか雪原とか、山の中で雪を前景にこういうのを撮ってみたいものです。
(そういう山装備は持ってない)
今日は長秒だぜ!と言いながらもちゃっかり比較明合成させています・笑
わたくしの好み的には、16分の星の軌跡は物足りず、ISO100まで落とすと星が物足りないかな?ということで合体させています。
言い方変えれば、”長秒と比較明のハイブリッドぐるぐる星景”笑
マイブーム到来かも…
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