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2019年12月 7日 (土)

〇は✕! ~ステッピングモーター、怒りの回転~

11月末。
晴れた地方の皆さんはこの新月期を大いに楽しんだと思います。
毎度愚痴ってい恐縮ですが、ここ八ヶ岳西麓も年に1回あるかないかの絶好調な空。
構図、機材、タイヤ、ガソリンetc、オール準備万端で私も出動です!!

この時季はスキー場照明が華やかになるので、撮影場所に関して私は肩身の狭い思いをしなければなりません。
メインで使っているスキー場駐車場は全周がひらけていますが、来たるべき営業に向けてその日は全力投球で灯が燈ってました。
なので南天狙いでは窮屈な、いつもの秘密の場所に向かいます。

天リフ方面では面白そうな企画が開催されているようですが我が道を行く・笑
今日はエリダヌスバブルを広角端で、余力があれば望遠端のかもめ星雲、あわよくばカノープス星景も。
春先からコツコツと機材周りを整備して、今までとちょっと違う配置に戸惑いながら各種セッティング完了。
さて、赤道儀に電源を入れましょう。

GPD2からモーターが駆動する元気な音が…しない…

ん?配線違うか?
いつか記事にして天体写真界の話題を独占したlオールインワンガイダー“ふみふみワンver9.6”の中身を全部引っ張り出します・笑
何のためにひとまとめにしたやら…→こんな感じの記事
配線などを確認して問題なし。
接触不良かもしれないので、抜き差しして再び電源オン……
…し~ん

こんなことを何度が繰り返して出た結論が赤道儀逝った…
「ええ~!まさかこんな日に故障かよ!」
暗くて寒い中で1時間ほど格闘しましたが救命処置を諦めました・笑

「しかし俺には星景写真があるぜ!」
今年ポチしたばかりの自慢のbleutooth無線シャッターを押します。
こいつぁ、星景やるにはリモコンブラブラがなくて良いぞ!

ここで気が付きます。
露光中に液晶に表示されるはずのタイマー表示されない(液晶が真っ暗)。
でもシャッターは正常に機能して撮影は出来ています。

「おいおい、これじゃぁ、シャッター速度が分からんぞ」
「試運転の時は表示されていたのにおかしいなぁ」
頭の中で「い~ち、に~い、さ~ん、し~」と数えてみたものの、それを何回も続けられないし正確じゃない。

「設定の問題か?」アレコレ試行錯誤は始まります。
一向に直らない(分からない)ので、こちらも故障ということでインオペします・笑

「くそっ、俺は現ナマは好きだが群れと権威と束縛を嫌う、叩き上げの勘だけが武器の星系写真家じゃないのか?」
今日は失敗ばかりだ…

結局、機材トラブル対応で満点星なのに地べたばかり(機材ばかり)見ていたという情けない始末。
21時に現着して22時過ぎに勇気ある撤退、ではなくて、これじゃぁ敵前逃亡ですよ。


ビクセン GPD2
一夜明けて、先ずカメラ(EOS X9)から再確認することに。


こちらはモニター点灯を単にoffにしていたことが判明。
ぐるぐる撮影カメラのX4はファインダーに顔を近づけるとセンサーで自動on-offになるんですね。
なので構図決めの時のファインダー覗きで、モニターの明るさは気にして無かったです。

X9は自動ではないようでモニターoffにしたい場合は、手動でボタンを押さないといけません(他に半押しとか)。
なのでファインダーを覗く際はoffにしてるんですが、モニターoffのままシャッターを切っていたようです。
古いカメラといえどもX4がいかに優れたカメラだったかという証明ですね、これは・笑
(それかキヤノンのサボり)

今日はまだまだ書きますよ~

大問題の赤道儀の件。
ツイッターでつぶやいたら数名より、いくつかの提案を頂きました(ありがとうございます!)。
しかし同時に、私の頭の中はAP赤道儀かSWAT赤道儀かEM-400という文字によって支配されつつあります(EM-400は嘘)。
とっても危険な兆候。

当時の頭の中。
割合的には『いくつかの提案を試す10%、ビクセンで修理10%、買う80%』笑
ただ稼働が少ないのに逝ったのはやはり悔しいので、もう一回心を落ち着かせて各パーツを見つめ直してみました。

するとすごい大発見です!
12015
なんとDD-3から出てるコードの先っちょの丸型コネクター?(プラグ?)の1本のピンが微妙に傾いています。
「もしやこれ?」と傾きを直してからモーターに差し込んで電源オン。

ガンガラゴンガラ、ジンジリジンジりジリジリ~~

「おお、これはいつもの音ではないか!!」
嬉しくなって押したことのない32倍速ボタンを押すと、『シャ~~~~~~』と怒り狂ったねずみ花火のごとく高速回転です・笑

たった1本のピンが微妙に傾いて(傾く原因はいつやったかわからない誤挿入と思う)、たまたまその傾きのま違和感なく挿すことが可能になっていた。
傾いたピンが起点となって、偶然にも他のピンも違和感なく然るべき穴ではない穴に入った、と予測です。
よくもまぁ、ピン折れやショートしなかったなぁと思いましたが、結果オーライ。

傾きや折れについては、昔にどなたかのブログにもあったので故障要因としては候補でしたが、自分の身に降りかかっていたとは。
実は形状的に「いつかやるんじゃないか」と思っていました。
それが現実となり、丸型コネクターへの怒りが込み上げます・笑
誤挿入を避けるための明確なガイドがなく、暗いところで作業なら起こりやすい事故だったのではないか?
こんなダサ物を製品にしたビクセンはダメだなぁ、と急に強気になってみたのでした・笑
この〇型のコネクタは触感で方向が判断できないので✕!

横では32倍速が『シャ~~~~~』と怒りの回転をしていました(指を離せ・笑)。

ちなみにタカハシのポタ赤TG-SPも丸い形状です。
ビクセンのそれとは規格が違うのか一応ガイドのようものがあり、今のところ過ちは犯してません。

終わってみれば、両方とも『こんな些細なこと』なのです。
しかし現地は闇の中で思考が働く訳も無く。
到着したころはまだ撮り頃ではなかった天体が、指定位置にすっかりと収まっていたのを指を咥えて見送ったのでした。

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星野写真」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ。
このピン折れは、おりおんさんのGPで経験しました。この両端の二本は未導通。つまりあってもなくても良いのです。ただ傾くと他のピンが奥まで刺さらなくなり、結果微妙なことになるという。。。(笑)3台見たうち二台がそうなってました。ただメーカーの責任とかではなく、結構見ていると皆荒っぽいです。位置確認して、真っ直ぐ刺さないといけません(๑╹ω╹๑ )

投稿: こたろう | 2019年12月 7日 (土) 16:50

>こたろうさん
なるほど、その説明で理解できました・笑
真っすぐは基本なんですが、挿し口のカバー邪魔じゃないです?
あれが無いと歯車とかいろいろアレなんでしょうが、あれがなければもっと挿しやすいと思うんだけどなぁ。
被害確率が高そうですね。
で、さっそく間違わない方法へ改善しときました。

投稿: ふみふみ | 2019年12月 8日 (日) 15:05

現地でトラブルだと泣きますよね(笑)。私の撮影機材は五藤マークXのベースモデルですが、モータードライブは高橋製作所のHD-2なので接続ピンのガイドがあるため今までにそういったトラブルにあったことがないです。結構、古い機材のほうがトラブルが少ないかも。ちなみに、赤道儀の水平垂直微動架台がビクセン、三脚もビクセンのHAK110といにしえの機材です(笑)。この有用な記事を見て今後は気を付けます。現地で戸惑ったといえば、先日、最近購入したSamyang10mmF2.8の試写を兼ねて遠征したところ極軸付近に自由雲台を付ける(ベースモデルにアリミゾを付けてアリガタのついた雲台を固定できるようにしてあります)と構図が決めにくいことを発見しました。この取り付け方はSWATでも見かけますが皆さんどうやって構図を決められるのでしょうかね?首が痛くなりそう(笑)。

投稿: 北杜の犬 | 2019年12月 8日 (日) 23:01

>北杜の犬さん
いや~、なかなかおつな機材ですが、実はそうかもですね。
あとすそ野が広くない世界、これくらいはユーザー目線が必要ですな。
サムヤンの件ですが、赤道儀の赤経体&自由雲台の組み合わせだとしたら、それは案外使い難いもので自分のも今は使い難いですよ。
以前はスカイパトロールで赤緯体に自由雲台取り付けてやってた(ドイツ式みたいなので棒がない感じ)時はそうでもなかったです。
首が痛くならない方法は、自由雲台で天頂を狙わないことですね・笑

投稿: ふみふみ | 2019年12月 9日 (月) 18:41

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