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2019年12月の記事

2019年12月29日 (日)

年末だけど今年初の天体写真 ~364日振り・笑~

この12/29で、天体写真(星野)撮ってない歴365日を迎えようとするぎりぎりの前夜!
12/28に天体写真を撮ってきましたよ!

あっぶねぇ~・笑

2019年はそれだけ天候に恵まれなかったってことです(マジ??)
前回記事で言ったように、この年末年始は私は9連荘で天体写真に浸かるつもりです!
と宣言しましたが、この記事を書き始めて空を見上げると曇り模様で、実は内心一安心・笑


相変わらずいつもの秘密の撮影地へ向かいます。
珍しく19:30と早い出発。
地方都市と言えどもまだ街は眠ってません。
空が明るいように感じますが、早い時間帯で光害とか大丈夫か?
撮りたい対象は木と木の間の僅かな隙間を狙うしかなく、この時季だとそういう時間から撮影を始める必要があるんです。
もっと早い時季で撮れば良いんですがね。

奥に見えるのが駐車場で、いつもはそこで撮影してます。
しかし駐車場は南天が木に邪魔されるため、例えばオリオン座なんて撮りにくい場所です。
で、裏メニュー的な場所もあってですね。

そこは邪魔な木の向こう側なんです(下の写真)。

20191228_
デメリットもあって、平坦なスペースが少ししかなく、北風の通り道でかなり寒い。
オマケに今はわずかに積雪があって台車が入らない(入りにくい)です。
ちょっとしたことですが、少しだけ苦労して機材を運搬し設置して撮影に至ったのでした。

前回の近征でトラブった機材も絶好調で動いてます。
久し振りのM-genの操作は忘れずに覚えてました・笑
実践初投入のオールインワンガイダーふみふみワンver9.6は…ちょっと使い難い・笑
成果はどうでしょう?
追々と。

さて、ここは何度か言ってますが星景写真するにはちょっとイマイチ。
なのでそっちは撮れ高が少ないですが、少しだけネタを仕入れました。
20191228__20191229153601
ギリギリなカノープス。
向こうの山にある外灯のように見えますが、正真正銘まぎれもなくカノープスです・笑
このように一旦出てから西進するわけですが、右側の山(多分、鳳凰三山)の凸凹な稜線を出たり隠れたりしながら進みます。
一瞬見えたと思ったら直ぐに見えなくなる、を数回繰り返します。
その後に暫くは連続に見えてから甲斐駒の懐に沈みます。



20191228__2
ここに来て人気急上昇なベテルギウス、を指差してるつもり。

bleutoothシャッターも初投入。
便利って言えば便利だけど、シャッターを閉じ忘れると延々と露光します。
なので露光中は液晶に表示されるタイマーを気にしなければなりません。
有線の頃は、露光中は体操したり空を見上げたりしてたんです。
その間に『あ、流れ星!』なんてことが良くありました。
無線にしたら案外に忙しい星撮りになってしまいました。


前もやりましたが…
20191228__21
ついに超新星爆発か!って感じ。
何でも結構有害な光線が来るので、直視はしない方が良さそうとのこと。
しかも逆光になって星景写真にならない予感・笑
”もう直ぐ”らしいですが、それは今この瞬間かもしれないし300年後かもしれない…
始まると1時間とか数時間の単位で一気にこうなるようなので、気を抜かないようにスタンバっておきましょう!
ツイッターには約4年後の星景写真(加工写真)を載せてますので、よろしかったら探してみて下さいね~。

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2019年12月21日 (土)

アリとキリギリスならどっち?な年末天文民の生活

とうとう2019年もあと1週間ちょっと。
今年は全く星撮りができないという不遇な一年でした。
正確には、できなかった&しなかった。
前者は用事や天候など不可抗力で後者はビールと熱燗最高な週末・笑


唐突ですが、アリとキリギリス。
あれ、皆さんは何処で終わってるでしょう?
大概は、働き者で慈悲者のアリが、遊び過ぎて食料が枯渇したキリギリスに食べ物を分けてやって、めでたしめでたしって話じゃないでしょうか?
しかし調べると、食料枯渇したキリギリスがアリに乞うたところ、アリはそれ拒否してキリギリスは餓死するというのが元ネタのようです。
何ともブラック!
「備えあれば憂いなし」という教えと、「人はしょせん独善的でケチな闇な部分も持っているもの」と、2つの教えを表してるようです。

さて、年末の星撮りに備えるにあたっては、家庭の諸々の憂いを無くしておきたいのが心情です。
天文民の皆さんは、ここからの新月期に向けて今頃せっせと大掃除をしていることでしょう。
『家のことなんてせずに冬休みは9連荘で星だぜ!』と言うキリギリス的なツワモノ、いえキワモノはいますか?笑
私は家庭を顧みないことはできませんので、11月頃からアリの如くせっせと大掃除をしてました。

なので、この新月期からの出動態勢は万全なので9連荘で星撮りをします!
唯一の不安は、コタツとヒートテックとお布団と熱燗の温々攻撃。
ぬくぬくの波状攻撃にやられそうな予感しかしませんが・笑

暖冬というのは平地に暮らす庶民にはありがたく思う時もあります。
12月の暖冬は雪もなくてマシですが、1月以降は魔の南岸低気圧(あれはダメだ)。
12/14の朝なんて、ノー手袋&ヒートテックの上にシャリジャーだけで10分間なら撮影できました。
最初は、”昇るシーケンス”に突入した早朝のベガと木星を撮ったのですが、あまりにも映えないので写真はボツ(ツイッターのみ)。

十六夜月が良かったので撮ってみました。
と意気込んで撮って、後で調べたら立待月だったそうです・笑
12142
なぜ十六夜月に意気込むかと申せば、ただ単に昔アイドルの河合奈保子さんの十六夜物語という楽曲が頭から離れないからです・笑
薄明が進んでそんなに暗くないし、そんなに蒼くないけど淡めなブルー系の朝の背景というのが難しかったです。
カシャっ!の一瞬に諏訪から原村へ出勤中のカラス軍団が飛び込んでアクセントに。
(写真はトリミング)


空が明るくなる前に、月光を使って阿弥陀岳を撮ります。
12144
どうしてこんな構図無視なのか?
撮りたかったのは、山中腹の人工灯がどんな感じなのか見たかったからで、小さな点々がいくつかありますね。
これらは右側が別荘地で中央左側が山荘系の灯りと思います。
普段は農業大と山荘の中の1個だけの灯りしか見えないですが、写真にしてみると結構外灯があるなぁと。
里と山の境目(車の光跡)が標高1000~1100mなんで、随分と高い位置にも人の営みがあるってのが分かります。
まぁ、あそこは寒そうで私には別天地のように思いましたが・笑

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2019年12月14日 (土)

トリプル一番を撮る ~内1つは星とは無縁ですが~

寒くなって空気が澄んでくるとベランダでも楽しめることがありまして。
なので出掛ける機会を逸しているのも事実ですが・笑

オリオン座あたりが月を引き連れて来るような日(12/8)は、月没ごろの東天は春星座となります。
カメラレンズでシコシコしたい私はちょっと受難な季節でもあります。
しかし夜明けが遅くて、夜明け前の空も撮りやすいので、ちょっと撮ってみました。

寝る前の曇りが嘘のように晴れ渡っています。
さすが、満月期(ちょっと早いですが)は良く晴れる。
1_20191208152801
これはなかなかきつめの構図ですが、左サイドは水星となります。
水星と言えば太陽に一番近い惑星
右側は日本一標高の高い場所にある市役所。
一番&一番とゴージャスな組み合わせというこじつけ的。

そして地球から見て、全天で一番明るい恒星と言えば(太陽除く)?
普段、私の星景写真だと昇ってくるシーンでお世話になってるシリウスです。
2_20191208153501
ある出勤の時に、実はちょっと面白そうな位置に沈んでいることを発見。
マンションの通路にカメラを出すのははばかられますが、他の住人とバッティングしないことを願いつつ、さっさと撮ってみました。
実は縦パノラマで中央道や街並みと合わせようと企画してみたのですが、輝度差がありすぎるのか合成してもらえず。


沈む直前を大トリミングで。
21
雪が降って前景が白くなっているともうちょっといい感じだったかもしれませんね。
あの鉄塔に直に絡ませるには、あと何メートルか移動が必要で惜しかったです。

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2019年12月 7日 (土)

〇は✕! ~ステッピングモーター、怒りの回転~

11月末。
晴れた地方の皆さんはこの新月期を大いに楽しんだと思います。
毎度愚痴ってい恐縮ですが、ここ八ヶ岳西麓も年に1回あるかないかの絶好調な空。
構図、機材、タイヤ、ガソリンetc、オール準備万端で私も出動です!!

この時季はスキー場照明が華やかになるので、撮影場所に関して私は肩身の狭い思いをしなければなりません。
メインで使っているスキー場駐車場は全周がひらけていますが、来たるべき営業に向けてその日は全力投球で灯が燈ってました。
なので南天狙いでは窮屈な、いつもの秘密の場所に向かいます。

天リフ方面では面白そうな企画が開催されているようですが我が道を行く・笑
今日はエリダヌスバブルを広角端で、余力があれば望遠端のかもめ星雲、あわよくばカノープス星景も。
春先からコツコツと機材周りを整備して、今までとちょっと違う配置に戸惑いながら各種セッティング完了。
さて、赤道儀に電源を入れましょう。

GPD2からモーターが駆動する元気な音が…しない…

ん?配線違うか?
いつか記事にして天体写真界の話題を独占したlオールインワンガイダー“ふみふみワンver9.6”の中身を全部引っ張り出します・笑
何のためにひとまとめにしたやら…→こんな感じの記事
配線などを確認して問題なし。
接触不良かもしれないので、抜き差しして再び電源オン……
…し~ん

こんなことを何度が繰り返して出た結論が赤道儀逝った…
「ええ~!まさかこんな日に故障かよ!」
暗くて寒い中で1時間ほど格闘しましたが救命処置を諦めました・笑

「しかし俺には星景写真があるぜ!」
今年ポチしたばかりの自慢のbleutooth無線シャッターを押します。
こいつぁ、星景やるにはリモコンブラブラがなくて良いぞ!

ここで気が付きます。
露光中に液晶に表示されるはずのタイマー表示されない(液晶が真っ暗)。
でもシャッターは正常に機能して撮影は出来ています。

「おいおい、これじゃぁ、シャッター速度が分からんぞ」
「試運転の時は表示されていたのにおかしいなぁ」
頭の中で「い~ち、に~い、さ~ん、し~」と数えてみたものの、それを何回も続けられないし正確じゃない。

「設定の問題か?」アレコレ試行錯誤は始まります。
一向に直らない(分からない)ので、こちらも故障ということでインオペします・笑

「くそっ、俺は現ナマは好きだが群れと権威と束縛を嫌う、叩き上げの勘だけが武器の星系写真家じゃないのか?」
今日は失敗ばかりだ…

結局、機材トラブル対応で満点星なのに地べたばかり(機材ばかり)見ていたという情けない始末。
21時に現着して22時過ぎに勇気ある撤退、ではなくて、これじゃぁ敵前逃亡ですよ。


ビクセン GPD2
一夜明けて、先ずカメラ(EOS X9)から再確認することに。


こちらはモニター点灯を単にoffにしていたことが判明。
ぐるぐる撮影カメラのX4はファインダーに顔を近づけるとセンサーで自動on-offになるんですね。
なので構図決めの時のファインダー覗きで、モニターの明るさは気にして無かったです。

X9は自動ではないようでモニターoffにしたい場合は、手動でボタンを押さないといけません(他に半押しとか)。
なのでファインダーを覗く際はoffにしてるんですが、モニターoffのままシャッターを切っていたようです。
古いカメラといえどもX4がいかに優れたカメラだったかという証明ですね、これは・笑
(それかキヤノンのサボり)

今日はまだまだ書きますよ~

大問題の赤道儀の件。
ツイッターでつぶやいたら数名より、いくつかの提案を頂きました(ありがとうございます!)。
しかし同時に、私の頭の中はAP赤道儀かSWAT赤道儀かEM-400という文字によって支配されつつあります(EM-400は嘘)。
とっても危険な兆候。

当時の頭の中。
割合的には『いくつかの提案を試す10%、ビクセンで修理10%、買う80%』笑
ただ稼働が少ないのに逝ったのはやはり悔しいので、もう一回心を落ち着かせて各パーツを見つめ直してみました。

するとすごい大発見です!
12015
なんとDD-3から出てるコードの先っちょの丸型コネクター?(プラグ?)の1本のピンが微妙に傾いています。
「もしやこれ?」と傾きを直してからモーターに差し込んで電源オン。

ガンガラゴンガラ、ジンジリジンジりジリジリ~~

「おお、これはいつもの音ではないか!!」
嬉しくなって押したことのない32倍速ボタンを押すと、『シャ~~~~~~』と怒り狂ったねずみ花火のごとく高速回転です・笑

たった1本のピンが微妙に傾いて(傾く原因はいつやったかわからない誤挿入と思う)、たまたまその傾きのま違和感なく挿すことが可能になっていた。
傾いたピンが起点となって、偶然にも他のピンも違和感なく然るべき穴ではない穴に入った、と予測です。
よくもまぁ、ピン折れやショートしなかったなぁと思いましたが、結果オーライ。

傾きや折れについては、昔にどなたかのブログにもあったので故障要因としては候補でしたが、自分の身に降りかかっていたとは。
実は形状的に「いつかやるんじゃないか」と思っていました。
それが現実となり、丸型コネクターへの怒りが込み上げます・笑
誤挿入を避けるための明確なガイドがなく、暗いところで作業なら起こりやすい事故だったのではないか?
こんなダサ物を製品にしたビクセンはダメだなぁ、と急に強気になってみたのでした・笑
この〇型のコネクタは触感で方向が判断できないので✕!

横では32倍速が『シャ~~~~~』と怒りの回転をしていました(指を離せ・笑)。

ちなみにタカハシのポタ赤TG-SPも丸い形状です。
ビクセンのそれとは規格が違うのか一応ガイドのようものがあり、今のところ過ちは犯してません。

終わってみれば、両方とも『こんな些細なこと』なのです。
しかし現地は闇の中で思考が働く訳も無く。
到着したころはまだ撮り頃ではなかった天体が、指定位置にすっかりと収まっていたのを指を咥えて見送ったのでした。

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