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2019年10月17日 (木)

台風19号で感じたこと2019 (地形図追加して恰好付けてみた・笑)

先日の台風19号では、私の身近なところでは被災はありません。
ただ今回は最大級で、従来の考えやリスクマネジメントが通用しなかったように感じましたので少し書いておこうと思います。
あくまでも自己中心の視点となります。

【立地的&ハザードマップ的には】
自宅は中層階マンションの最上階
山→最上段の区画(住宅地とショッピングセンター)→2段目(マンションはここ)→河岸段丘→3段目(=河川と同じ高さ、たまに浸かる地区)
河岸段丘の上部だけど洪水による浸水区域から500m離れる
裏山は急傾斜特別警戒区域(いつも散歩するところ)で100m離れる
幹線道路から50mほど奥
近隣はショッピングセンター、低層マンション、個人宅2件、工場と敷地

国土地理院の地形図から対象箇所の断面図はこうなります↓
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【過去トラブル】
大雪時の融雪(近所が用水路に排雪して下流で雪が詰まる)により市道排水溝が詰まってマンション前の市道が水浸し(災害ではない)

【その他リスク】
裏山からの地下水脈が延びているらしくて、最上段区画の壁からいつも水が浸み出している

概ね、台風で直接的に罹災するような場所ではありません。
今回の台風もそんなに切羽詰まった考えはありませんでした。
また、地震への備えもほぼやっていません。
強いて言うなら、突風で物が飛んでいくとか飛んでくるというところでしょうか?
よって私は以下のような対策だけをしました。

奥さんと避難場所の申し合わせ(奥さん実家へ介助支援で泊り)
ベランダの物干しや植木鉢を仕舞う
風呂に水を張る(トイレ等下水用)
鍋とかやかんに水を貯める(飲料用)←昭和の防災かっ!
各種リチウム電池の満充電…ついでにカメラも
乾電池、非常用ろうそく、ライター(もともと喫煙者)
翌日までのご飯の炊出しとおかず準備
レトルト準備(レトルトや缶詰は少々の備蓄あり、マンション組合でも備蓄あり)

これだけですが弱点はあります。
携帯用コンロなし(都市ガスが遮断されると煮炊きが不可能)
携帯用トイレで女性用・う〇こ用がない(小用は星撮り備品で少し持っている)


で、台風時で考えた我が家(マンション)の最大の弱点は停電と水没となります。
自宅はオール電化ではありませんが、もし停電になった時に次のことが想像できます。
エレベーター停止、地下受水槽から上水が来ない、マイコン制御のガスメーターは動くの?下水は使えるの??
水が来ないのが一番困るので、水を貯めたことでクリアです。
水没に関しては、地面が水没することで地下の受水槽は安全なの?という不安が出てきますが、この辺はちょっと分かりません。


そして当日を迎えることとなります。
風は無く一定量の比較的強い雨が朝から続きます。
この降り方は、平成18年の諏訪地方豪雨災害の時のようで嫌な雨足に感じました。
何回か通常の注意を促す”広報ちの”(町内放送)がありました。


↓ケータイかよっ!笑
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が、15時30分に広報ちのでサイレンが鳴るとともにエリアメールが来ます。
サイレンは防災訓練以外で聞いたことなく、メール通知音は始めてなのでビビります。
『長野県にレベル5』
「あちゃ~、出ちゃった、で、何処だ?」と思ってネットで調べようとしていた矢先の18分後に再びサイレンとメールが!
※ヤフーのトップでも茅野市に土砂災害なんちゃらの表示はされています。


2回目は
『上川の氾濫注意水位超え、上原区〇〇地区は避難準備・高齢者等避難開始、避難所は△公民館と▲センターへ』
上川というのは諏訪湖に注ぐ一番大きな河川(と思う)で、上原区は上川に隣接する隣の地区です。
大雨で浸水する当該場所はいつも決まっていて想定はできていましたが、如何せんレベル5を目にしたのとサイレンとメールの連発です。
ここで気が気でなくなってきます。

茅野市のHPは繋がりにくくなっています。
町内放送とツイッター以外で情報を得る手段を探すと、『釜口水門管理システム』というwebページを見つけます。
これは国交省管轄で県から配信され、観測地点の数値と映像を知ることがでるものです。
なお釜口水門とは諏訪湖で唯一の排水口で、天竜川の最上流部となる場所です。

釜口水門管理システムは諏訪湖に注ぐいくつかの河川の観測値が10分間隔で更新されています。
そこには問題の江川橋(避難指示の根拠となる観測点)もあり、水位はどんどん上がっています。
水門の放水量もどんどん増えています。
当初は100立方メートル毎時の放流をするとのお知らせがありましたが、実際は100を超えて200に迫ろうとしています。

2回目の広報ちのを皮切りに、消防・消防団・警察が緊急車両として同一方向に向かっている様子が見えました。
既に薄暮を迎えて見難いですが、双眼鏡で見た限りでは何某らの作業をしている姿が見えていました。
また、河川は普段は見えない水面が見えています。

そして18時20分で3回目のサイレンとメール。
『氾濫危険水位超え、上川沿線にレベル4、緊急避難指示、安全な場所が無理なら高い場所へ避難を』

メールを読んでいる最中に何やら身体が揺れていることに気が付きます。
「なんか変?めまい?酔っぱらった?」(既に飲酒中・笑)
そう千葉県沖で震度4…
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ヤフートップページに4つも情報が出ています。
こんなのも初めてです。


また、ツイッターを見ていたら松本市の女鳥羽川(実家の横にある川)がヤバいというTLが流れてきました。
添付されていた写真は下流域で実家付近でなありませんが、松本でも女鳥羽川起因でレベル4だか5が出たと知ります。
慌てて実家に電話して、一人暮らしの母親に『やってはいけないこと』だけを伝えます
※絶対に水を見に行くな、公民館に行くな(2階でじっとしてろ)の2つのみ

オマケに富士見に帰省中の奥さん。
奥さんは前日に退院した義母の介護(というか支援)で泊まり込みで出掛けています。
その実家ある地区が土砂災害か何かで避難勧告が出たと、これもツイッターで流れてきます。
そちらにも電話して様子を伺います。

更には上川の下流域でも避難勧告が出たとのこと(自分は中流域のことを書いてます)。
こちらは会社周辺の地区に当たります。
こうなったら地区の皆さんは全員無事で、是非とも会社だけ流されろ!と悪魔がささやきます・笑

とは言うものの、こんなに悪い情報が入ってくると泣きっ面に蜂です。

話しを戻して上川の江川橋。
管理システムでは暫くの間、いつ堤防を越水してもおかしくない数値が推移しています。
併せて近隣河川も危険水位超えとなっています。
この場合、諏訪湖に入りきれない水が中流域(広義的には諏訪インターから茅野寄り)に停滞していると想像しました。
水門の排水量も更に増していました。

しかし1時間以上経過しても越水の情報はありません。
台風が通過し雨足が弱くなるとともに水位も下がっているようでした(水門の放水量は更に増えた)。
22時20分過ぎに、避難指示解除の放送。
市役所は煌々と電気が点いていました(ご苦労様です)。

この後に予想されるのは、風による倒木での停電です。
停電が私の場合は一番怖いです。
悪いことに隣のマンションの植木の枝が、当マンションの引き込み線に一部引っ掛かっているのは知っています。
あれで断線でもしたらマンションは一貫の終わりです(オーバーに言ってます)。
幸いに風は若干強い時もありましたが、強風突風になることはありませんでした。

ここまでが夜の話です。
私や私の近しいところには被害は発生しませんでした。


翌日は案の定、山の方で広域的な停電が発生していました。
また、私の撮影地の近隣も冠水で通行止めとの情報も入っていました。
↓この峠道のどこかで冠水通行止め
_2_20191013155001

上川は一時的に危険水位を超えたために消防等の出動があったようですが、時間経過とともに水は正常になっていきました。
県内では千曲川水域(水系)が大水害となっていていました。


翌朝、富士山が見えてホッとする俺(横パノラマ)
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信州の場合は高い山で台風がさえぎられるので大した被害は発生しない、というのが今までの私の考えでした。
しかし、気象の変化、降る場所、山里の変化もあって、そういう考え方も変えていかなければならないと思いました。
今回も当初は平地では厄介な強い雨程度にしか思ってませんでした。
「台風って言ったって諏訪は大したことないし、雨嫌だなぁ~~」ぐらいの軽い気持ち。

早いタイミングで上川が氾濫寸前になったのは、高山でブロック(茅野では八ヶ岳)された雨がそのまま平地に流れてきた。
稲刈り終了で田畑は水を欲しておらず各用水路が閉鎖されている中で、水が各農地を迂回することなく一度に上川に流入してきた。
最大級の台風と山の保水力の低下。
これらが重なって、今回の事象になったと思います(私の勘)。
ちょっと面喰ったのでした。

そして…
ご飯の炊き出しをすれば、それを消費しなければなりません。
翌日の昼食はボンカレー1に対して白米4ぐらいのメガ盛りカレーライスになったのでした・笑
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く、苦しい…

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コメント

ふみふみさんこんちわーす。
被害が無かったようで何よりでした。林道がどうなったかな?でしょうけど。
札幌も、ふみふみさんとこと同様あまり台風被害って無い立地のようで、「ちょっと大雨」「ちょっと風」くらいで済むことが多いです。
しかし、少し進路がズレて雨雲がかかってくれば、もちろん洪水にもなり得るし、石狩平野は洪水になんてなったら水が引かず大変なことになるのは確実。
認識を改めて、いつ我が身でもおかしくないと心しておかなくてはならないのでしょうね。
天気予報が当たらないなんて可愛い話しなんだろうなあ。
カレー1、米4はいいですね。
しかし、カレーにはらっきょうじゃなく福神漬けorゆで卵がいいなあ(笑)

投稿: めりー | 2019年10月15日 (火) 15:38

>めりーさん
ええっ!
札幌は台風でもちょっとな雨風で済んでるんですか?
イメージとしてはブリザード!・笑
こっちは平野ってのが無いのであれですが、確かに平野は水害面ではちょっとあれですね。
石狩平野であれなら、イメージとしては鮭獲り放題・笑
ま、安全無事が一番なんですね。
カレーの付け合わせなんですが、信州では野沢菜が定番なのです。

投稿: ふみふみ | 2019年10月15日 (火) 19:48

そもそも、北海道に来るころには台風は温帯低気圧になってることが多く、イコール弱ってるんですよね。
昔、熊本で上陸したての台風直撃をくらって、これは北海道の人間は体験したこともなく理解もできないと思いました。
ブリザードは、冬の西高東低の爆弾低気圧ですね(笑)
台風で海が時化た後は鮭が川に上がってきやすいのでよく釣れるそうです。
いいですねえ、ついでに鮭とりほうだい(笑)
野沢菜!!
カレーに野沢菜は見たことがないなあ。
野沢菜は美味しくって大好きですけど、日常的に食べるものではないかもです。

投稿: めりー | 2019年10月15日 (火) 20:10

東京からこちらに引っ越して以来、ガスはプロパンです。こちらの管轄は福島でお騒がせしている電力村の村長である某○電力ですが、その企業が薦めたオール電化なんて何かがあったときのことを考えるととても怖くて出来ません(笑)。

投稿: 北杜の犬 | 2019年10月17日 (木) 10:22

>北杜の犬さん
熱源は複数あった方が良いですよね。
ガス、電気、石油。
木材なんていいですよねぇ。
囲炉裏端で一杯…
目的が違うって!笑

投稿: ふみふみ | 2019年10月17日 (木) 18:31

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