諏訪湖花火2019開幕 ~長~く愛して~
毎年撮影しているわけで、「この構図はもう飽きた!」。
と言いつつ、ここしか撮影地がないのでまた撮りました。
2019年の初回は、諏訪湖の夏の始まりを彩る”上諏訪温泉の感謝イベント花火”です。
これを皮切りに、秋風が吹く頃までに大小の花火大会が断続的に開催されます。
ところでネットニュースで見たのですが、
花火大会も警備員の確保が困難になっていて、各地では開催を中止をする動きのところもあるとのこと。
人手不足はどの業界も深刻でみなさん実感するところと思いますが、そんな現象が花火大会にまで飛び火しているとは…
ここからの撮影のネックは、望遠レンズと花火の大きさが合っていないこと。
湖上花火大会のように、デカいやつだと映える大きさに写るのですが。
まぁ、現地に接近しない私が悪いのですけどね。
相変らず赤色系の花火が多い中で、クールな色合いの花火をゲットしたく粘ります。
この距離と画角だと困ったことが起きてしまいます。
花火に露出を合わせると、大半を占める風景が真っ黒になります。
風景に露出を合わせると、花火が飽和して大変なことになります。
具体的には、花火は10秒ぐらいがちょうど良く風景は40秒以上のが必要です(この撮影地、f値とISO固定の場合)。
これを1枚撮りで収めるには、打ち上げプログラムの終盤でシャッターを押して、次のプログラムへのインターバルの間に風景を写し込む、
という作戦になります。
『花火上がる→止む→シャッター開け続けて風景を写し込む→花火上がる前に閉じる』が1セットのパターンですが成功確率は低いです。
こんな面倒な方法でなくても、新星景写真の要領で花火と風景を別撮り合成という手法もありますね(↑上の写真はそれ)。
ただ撮影工数が掛かるので、僅かな時間帯でのこの手法は多用できません。
結局は、1枚もので”数撃ちゃ当たる”作戦になるのです・笑
写真は引き算なので、やたらと風景を入れるのは邪道なんですね。
しかしこの画角で花火部分を多くすると、暗いところ(背景)が多くなってしまいますので、それもちょっと寂しい。
目の前に鉄塔があるので、電線と碍子が漏れなくついてくるのがここの特徴です。
で、こんなダサめな絵にしている理由を、長くこのブログをご愛顧している方ならもうお分かりかと思います。
私が本当にやりたかったのは?
やりたかったのは……
ビジネスホテルノーブルと花火・笑
こちらは恒例の(?)
炎上マンション・笑
(今回はちょっと大人しいな…)
最後に縦構図2枚&縦パノラマ合成
住宅地にある少し古めのビジネスホテル。
案外と盛っていて、平日なのに中型のバスが停車していたり。
私のような部外者としては、このような立地の悪い場所なのに、どうして長年に渡って営業できるのが不思議なんです。
利用者に長~く愛される、何か強みがあるのでしょう。
その何かに敬意を払って、写真を長めにしてみました。
サントリーREDかぁああ
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コメント
まってました。
私は花火に行かなくてもふみふみさんの花火で満足させていただきまーす(笑)
今年も花火ブログたのしみにしてますよ~
花火はクールな色合だし、
ノーブルもクールだし、
炎上ホテルもクールだし、
確かにクールな感じが伝わってきますね~~。
しょっぱなからクール堪能しました。ありがとうございます。
それと、最後の縦構図2枚パノラマはいい雰囲気ですね。
なんだろう立体感かな。。とにかくなんかいいです!!
告知が遅くなりましたが
今年も星まつりで「いいね!写真展」やりますので
ぜひ、ご応募いただけると幸いです。
詳細は私のブログをみてくださいね~
よろしくお願いします。
いいね!写真展の
投稿: 道端小石 | 2019年7月22日 (月) 22:21
>道端小石さん
花火って星景写真の練習になるように思っていて、それでやってます。
この時季は星ネタもないですし・笑
縦の奴、そうですねぇ、私は普通の住宅地から観えてる感が気に入ってます。
そこにノーブルが良いアクセントになってるのかな?
写真展、参加してますよ。
ちゃんとブログもチェックして、2019年応募用紙なのに2018年って書いてあるのも知ってます・笑
ネットは不参加ですが、ああいうアイディアも良いですね。
やっぱ八塔寺に引っ越すわ。
投稿: ふみふみ | 2019年7月23日 (火) 07:19