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2019年6月の記事

2019年6月30日 (日)

冷やし買いま…せん

天体写真界で”冷やし”といえば、冷却CCDカメラですね。
今日はそんな話…ではありません。

部屋の暑さ対策で圧倒的に有効なのはエアコンです。
冷風扇や冷風機、そういうのはデメリットが大きくて絶対ダメです。
なので冷風機を買ってみました・笑

冷風機とはスポットクーラーのことですね。
冷風扇は水を使って気化熱で冷気を作るやつで、冷風機はエアコンと同じ原理で熱交換で冷気を作るやつ。
冷風扇は使ったことないのですが、使ってはダメという想像はできます。
冷風機は会社で使っているので、メリットデメリットは分かっています。
しかし、はやり冷風機を買うくらいならエアコンを買った方がお得なのですけどね。

ではなぜ私は冷風機を買ったのか?
エアコンは部屋を冷やすもので、冷風機は部分的に冷やすもの。
熱風しか供給されない扇風機に代えて、ちょっと冷気が出て容易に運搬できるようなものが欲しかったんです。
夏休みは甲子園を見ながら冷風機、PCしながら冷風機、脱衣室に冷風扇、寝る時にも冷風機。
エアコンでこれをしようとすると家に2~3台必要というのが、私にはちょっと抵抗が…

冷風機のデメリットは冷気1に対して熱気3の割合で熱が出てしまうことです(割合は想像)。
レビューを見ると『室温が上がる』『冷えない』『暑い、熱い』と酷評を見ます。
しかし、あれは用法を間違っているからそうなるのです。

冷風機は『部分に冷風を送る』機械であって、『部屋を冷やすもの』ではなく『本体から熱を出す』機械なのですね。
単純に言えばエアコンの室外機が部屋の中にあるようなもの。
だから締め切った部屋で運転したら、そりゃ暑くなるのは決まっています。
だから排熱をちゃんとしないと有効に機能しない、とても面倒くさい機械なのです。


選んだ機種は、コロナの『どこでもクーラー』です。
この名前はユーザーから大ブーイングが絶えません。
さっき言ったように冷風機は排熱と換気が必要で、それができるなら”どこでも”なクーラーなのでしょう。
排熱用の窓パネルをセットしてしまうと固定使用となってしまい、”どこでも”感は喪失します。
”どこでも”持って行くと排熱が満足にできないから部屋が暑くなるという、負の悪循環が始まります。
オマケにエアコンより出力は弱いので、期待するほど部屋は冷えない。

正式名は『冷風・衣類乾燥除湿器(どこでもクーラー)』。
そう、これは冷風も出る普通の除湿器なのです・笑
ですのでレビューはクーラーとしては貶されている一方で『除湿器としては優秀』と、なんとも微妙な評価になっているのです。


さて、ようやく本題。

機能はこんな感じです。
1
冷風というのは絶対に期待してはなりません。
扇風機に毛が生えた程度の、高級な扇風機と考えたほうが良いかも。


除湿しますので排水は5.8リットルタンクに溜まります(工作でタンク外に連続排水できる仕様にもなってます)。
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タンク外観。
満水メロディ機能もあるそうです。
優秀な除湿器ですが、私は除湿器として使用することはなさそう・笑



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熱交換器は機体の左右にあります。
取説によるとフロン類はCO2換算で250kg相当分が入っているとのことです。
廃棄時には適切な処分が必要ですね。


縦型で底にはキャスターが付いています。
フローリング対応(ウレタンキャスター?)ではないようなので室内の運搬は注意が必要です。
2
天板に排熱口があって、除湿時と冷風時で向きを変えて使用します。


冷風時の排熱ダクトはこのようになります(蛇腹ダクトは自作)。
3
ナイロン素材のペラペラなダクトが標準装備されています。
しかしながら導入に成功している人によるとこれは『使い物にならない』そうです。
見たところ、ペラペラなダクトは熱を室外に逃がす前に大半の熱が室内に漏れそうなくらいに薄くて貧弱でした。
この製品の最大の汚点ですね。
ですので、自己責任で私も蛇腹状のそれっぽいものを装着しています(写真)。
同梱のダクトアダプター(100㎜)とΦ100㎜の蛇腹ダクトを強引に取り付けます。

排熱ダクトを室外に向けてセット、上の写真のようで概ね完成です。
ご覧のようにこれでは窓に10㎝の隙間ができてしまいます。
隙間を塞ぐために別売のダクトパネルが必要です(窓サイズによって6000~9000円ぐらい)。
しかし、ダクトパネルを取り付けると固定式の除湿器になってしまいます(=どこでも感の喪失)。
この隙間は塞ぎたいですが、どこでも感は欲しい…

ならばダクトパネルは自作しましょう。
で、私が選んだ”どこでもクーラーをどこでも使えるようにする”ダクトパネルは!?

檜の合板!笑
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ダクト用の丸穴を自作で開けることが出来ないので、ネット通販で加工までしてもらいました。
全部で7000円ぐらいと記憶しています。
我が家の窓サイズの別売品よりは安くできています。

素材は何でもいいと思いますが、木を選んだ理由はその時点で木しか思いつかなかったから。
値段がピンキリの木材の中で檜にした理由は、木材素材のなかでいろいろ優秀なので。
あとは家にあった廃材のスポンジ類を工作して、アルミサッシのレールに上手くはまるようにしてあります。
また、塩ビ管をダクトの口に装着してありますが、これの耐熱性はまだ分かりません(DIYコーナーにある普通の塩ビ)。
パネルは別売品のような固定式ではないので、好きな場所に設置できるというのがミソです。
パネルは取り外し可能(ただサッシに挟んである)なので、戸締りは普通にできます。


一応、完成形です。
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ダクトが若干長いので、後日調整しようと思います。
実はまだ暑い日に使用していないので、使用感は正直分かりません・笑
形状的には、冷風機を正しく使う恰好になっていると思います。

「家庭用スポットクーラー(冷風機)が暑い!」
と諦めている人は、導入に成功している人の記事を参考にして設置してみてはどうでしょうか?
私もそういう人の記事を参考にして、このような恰好にした次第です。

それと冷風機は空気の熱を外に捨てるので、捨てた分の空気の補充が必要です。
つまり部屋は閉め切るのではなく、別の窓(またはドア)を少し開けた状態で使用します。
排熱と給気、これが冷風機の能力を引き出すキーになるということだと思います。
また温度との関係で期待する能力を発揮できないことがあります。
低温だと除湿機能が低下、高温だと機械保護のため運転中止(5~35℃が範囲とのこと)。

最後にくどいようですが、取説にも記載があります。(原文を引用)
冷風は出ますが、エアコンと違い部屋全体を冷房することはできません。
閉め切った部屋で運転すると、排熱により室温が上昇します。

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2019年6月23日 (日)

星見に行って災害に遭ったらどうしよう…

この場所は誰にも教えません!
(すぐバレますが…笑)

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この写真は2014年11月22日に撮影した中の一枚です。
高原の初冬らしく、場所によっては雪が吹き溜まっているような日でした。

撮影を楽しんでいると、胸ポケットのケータイから聞きなれない音とともに振動が始まります。
厚着をしていたために音と振動の感じ方が鈍く、自分のケータイだと最初は気が付きませんでした。
(そもそも自分のケータイに電話が来ることが滅多にないし・爆)

ドームから何か警告音がしているのかと。
同時に付近で金属系のミシミシと何かがきしむ音。
「ドームに異変でも起きたのかな?」
「気象庁に電話した方が良いのかなぁ?」
割と呑気に構えています。
それ以降は付近に違和感はなかったので撮影を続行です。

そして直後に知人から「大きな地震があったけど大丈夫?」。
奥さんからも「今、地震だけど大丈夫?」。
立て続けにメールが入ります。

あれはケータイの地震速報だったとそこで気が付くわけです。
安否確認されるくらいなので、近所で大きな地震であることは想像できました。
しかし、その時点では何処で起こったか?ということがまだ分からず、「ええ~~!どうしよう??」となるのです。
諏訪付近なのかなぁ?実家は大丈夫だろうか?
一気に緊張が走ります。
(後で知ったのは白馬地方の長野県神代断層地震で震度6弱、M6.7でそんなに近所ではない)


地震なんて、いつどこで遭うか分かりません。
3.11と余震は記憶に新しいので少々の心構えはできていたつもりでしたが、まさかこんな場所でこんな時に遭うとは…
この時、今さっき登ってきた山を降りるか留まるか考えました(白馬村とはまだわからないので)。
「ええ~い、成るがままよ」

星撮りというのは、普段の生活とは異空間に身を置きます。
都会の人は遠征中であったり、私のように地元でも山にいたり。
オマケに当たり前ですが、慣れない土地での深夜の行動。
そんな時に震災にあったら…
滅多にないことですが、滅多に来た時に自分はどうするべきか?
山道や国道・高速道路が寸断されて帰宅困難になる可能性もあります。
家族や職場との連絡や避難場所は?
果たして皆さんは、どのように対処する(できる)でしょうか?

先日、新潟山形県境付近で大きな地震がありました。
それで、あの日のことを思い出して書いてみたのでした。

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2019年6月22日 (土)

月に踊らされる日本人たちに告ぐ…俺?

今月の満月はストロベリームーンと言うそうで、それはどこかの国の呼び名とか。
ストロベリーで騒ぐなんて、ハロウィンやバレンタインデーを楽しんでしまう日本人らし発想です。
これらはマスゴミによって踊らされているイベントや現象でもあるんですね。
こういうことに、まんまと踊らされるのも日本人らしいというか。

硬派な私はそんなマスゴミに踊らされることはありません!
軟派な世間に背を向けて、逆方向、つまり西の空にレンズを向けてみました。
火星と水星が接近中とのことで、この地味な現象はどんなものか?

出だし好調でスッキリしたイイ感じの空が広がっています。
暮れる街並みに、誰も見向きもしない2大惑星の競演!(笑 
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予想はしていましたが、広角レンズ&いつまでも明るい夏至空のために何が写っているのかさっぱり分かりません。
ふたご座の星も見えてはいるのですが…
欲しいのはインパクトファクターなのだよ!



ならば望遠レンズで日周運動(比較明合成)を企画しました。
巷でブームになっている(?)、望遠レンズ星景ですね。
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望遠すぎて穂高連峰(右端)が入らなかったのでした(確信犯)。
オマケに街灯りが凄くてゴーストが出まくりで、別の意味でインパクトがあったぜ。
街灯りのレンズゴースト…これがホントのゴーストタウン(…決まったぜ)。

ちなみに左が火星で右が水星です。
水星は東方最大離隔が近いので見易いですね。



ちょっとやそっとじゃブームに踊らされない私ですが、同時にこんなものも撮ってました。
06170
ストロベリームーンです
(笑
 
月と言うよりも、月を入れた街並みですね。
既に高く昇っているのでストロベリー感は微塵もありません。
コンデジ望遠で甘めになってしまいましたが、絵的にはこっちをイチガンで撮るべきだったな。
やってることがダサすぎて、どなたか月に代わってお仕置きしてください。

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2019年6月15日 (土)

熊った時のスプレー

いやぁ~
いつものことでですが、星が無くて困った困った・笑

以前は梅雨だろうが晴れ間を信じて出掛けたものですがね。
そんな駆け出しの頃は、週末はまさに駆け出して行って意外と好天に恵まれたものでした。

曇ることに過剰に嫌悪感を覚えた最近は、どうもモチベも上がらず。
お得意の早朝出動もトイレが怖くて(笑)成りを潜めた次第です。

梅雨直前、駆け出しの頃に山に駆け出して撮ったやつ(2013年)
2019
大概にしてこんな場所の撮影と言うのは、熊の恐怖に打ち勝たなければなりませんよね。
星撮りにおいてそんなデメリットは認めたくないと、若さ故の過ち的な感情をむき出していた数年前。
今は悪玉コレステロール値が赤点になってしまった、ただのおっさんなんですが…
後で知り合いの猟友会の人から「この辺(山域)は出るからホントに止めとけ」って言われましてね。
登山サイトでも、木の幹に残る爪の痕や糞の写真が出るわけです。
そんな不都合な真実を知ってしまうと、怖くなって自己保身を考えてしまいます。
いい写真欲しさで熊に襲われるよりも、2000万円貯める方が賢明かなと。


出ると言えば、こんな場所にも…
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薄暮時の闇に染まる直前。
青空と雲を挟んで夕焼けというのがなんかイイ感じと思って撮っておいたんです。
この遠征地、どこから飛んでくるのか分かりませんが1シーズンで数回出るんです。
ゴキブリが!
暗闇で奴を発見すると「うぁあああ~!!」と腰が抜けます。
山で撮るよりも意外と命懸けで撮ってます・笑

山で使う熊避けスプレーは持ってませんが、ベランダで使うゴキジェットは常備してます!

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2019年6月 1日 (土)

カペラとノーブルと鉄塔 ~ついでに火を噴くマンション~

普段撮はコンデジを常用するようになってますが、たまにイチガンで撮ろう。
天体写真用にシグマのレンズを常用するようになって、すっかりご無沙汰のEF135F2L。
今はサブレンズになり、未だに活路を見いだせられない…
こんな使い方で良いのか??

05293
8枚絞りで良い描写なんですが、何せ逆光耐性はボロボロ・笑
遠くに穂高連峰、中盤に諏訪湖や諏訪湖スタジアム、手前はあずさの光跡とてんこ盛りしてみました。
縦構図1枚だと構図きつめなので、横構図で縦パノラマ2枚にしたら写真の形が変になってしまった。



翌日はもっと晴れて、これが梅雨前の絶好調な星空だったと容易に想像できました。
空を見れば、カペラが低空で存在感を出していました。
05295 
ビジネスホテルノーブル…
ひと昔前の風貌ですが案外盛ってます。
夏休みなんかは大型バスが停まってたりしてますし。
横構図で縦パノラマ3枚なら良い感じの比率に収まります。

ところで鉄塔ですが、一番上の線は通電しておらず雷が落ちた時に下の電線を守るための鉄線なんですって。
避雷針ならぬ避雷線とのこと。
初めて知りました。

存在感があったはずのカペラが主役のつもりだったんですが、手前が厚くなり過ぎてしまいました。
もはや星はどうでもいいって感じになってます・笑

上の写真の左側のマンション。
諏訪湖湖上花火大会の日は、ウチから見るといつも燃えてます。
火を噴くマンション・笑
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