冬期限定的なぐるぐる ~今日の俺、格好いいぜ!~
3/8に山に登ったのは、冬っぽいぐるぐるを撮るためでした。
冬に冬っぽい写真は撮れますが、いかんせん寒くて嫌だ…
暖かな3月でチャンスを待ったというのが今回なのです。
だからと言って、暖かかったわけではありません(笑
気温は分かりませんが、冬型の気圧配置の中で標高1900で地面に置いたリュックがみるみる霜まみれでした。
撮影地点は予め決めてました。
北に向かって道路が延びていて、両側からしらびそ(モミ?)が覆い被さってくる感じ。
そんなイイ感じの風景が撮れるかな?と勇んでみたものの、ちょっと違いました。
北斗七星も南中を過ぎて西に傾く時間帯だったので、横構図をあきらめ縦構図に。
当初のイメージとは違いましたが、ここで諦めるわけにはいかず。
EOS X4 トキナー11-16の11 f5.0 ISO400 10分x9枚比較明合成
PSCC2019 撮影日2019年3月8日
(同じコマで星空は比較明合成&地上は比較暗合成、マスクで適当に合成)
北斗七星が真上にある状態で地面(下り坂)を入れたので、北極星が中途半端な場所になってしまいました。
試写では露光時間をいつものように5分にしました。
ところがヒストグラムは左にくっついた状態からスタートし、当然のことながら風景は真っ黒に。
「暗部はもっと右の方が良いな」
露光時間を2倍にして、左から少し離れる感じでどうにかまとまったのでした。
シャッター押したらやることなくて、ポタ赤の星景で時間潰しとなった訳です。
寒いとコード類が硬くなりますよね。
それが断線などの事故に繋がる、天文機材あるある。
今回はポタ赤のコードが、硬いを通り越して”棒”になってました(笑
撤収で機材をバッグに収納する際に、コードを丸めて入れるのに勇気がいりました。
この辺の改善は考えたいです。
オマケ
通りすがりの登山者の光跡
撮影場所は冬期閉鎖区間を少し入った場所です。
ふくろうの鳴き声。
低温で木の幹が割れる音ですか?、時々”パキッ!”という音が聞こえてきます。
あとは、枝を揺らす風の音がザワザワと。
そして山の中で味わう孤独感。
『なんか今日の俺、自然写真家って感じで格好いいぜ!』(笑
北八の自然に抱かれて撮影ができて自己満でした。
実のところは興ざめな富士見パノラマのギラギラ人工灯が、木の隙間から見えてたんですけどね(笑
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