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2019年3月の記事

2019年3月30日 (土)

冬期限定的なぐるぐる ~今日の俺、格好いいぜ!~

3/8に山に登ったのは、冬っぽいぐるぐるを撮るためでした。
冬に冬っぽい写真は撮れますが、いかんせん寒くて嫌だ…
暖かな3月でチャンスを待ったというのが今回なのです。
だからと言って、暖かかったわけではありません(笑
気温は分かりませんが、冬型の気圧配置の中で標高1900で地面に置いたリュックがみるみる霜まみれでした。

撮影地点は予め決めてました。
北に向かって道路が延びていて、両側からしらびそ(モミ?)が覆い被さってくる感じ。
そんなイイ感じの風景が撮れるかな?と勇んでみたものの、ちょっと違いました。
北斗七星も南中を過ぎて西に傾く時間帯だったので、横構図をあきらめ縦構図に。

当初のイメージとは違いましたが、ここで諦めるわけにはいかず。
Photo
EOS X4   トキナー11-16の11   f5.0   ISO400   10分x9枚比較明合成
PSCC2019   撮影日2019年3月8日
(同じコマで星空は比較明合成&地上は比較暗合成、マスクで適当に合成)

北斗七星が真上にある状態で地面(下り坂)を入れたので、北極星が中途半端な場所になってしまいました。

試写では露光時間をいつものように5分にしました。
ところがヒストグラムは左にくっついた状態からスタートし、当然のことながら風景は真っ黒に。
「暗部はもっと右の方が良いな」
露光時間を2倍にして、左から少し離れる感じでどうにかまとまったのでした。
シャッター押したらやることなくて、ポタ赤の星景で時間潰しとなった訳です。

寒いとコード類が硬くなりますよね。
それが断線などの事故に繋がる、天文機材あるある。
今回はポタ赤のコードが、硬いを通り越して”棒”になってました(笑
撤収で機材をバッグに収納する際に、コードを丸めて入れるのに勇気がいりました。
この辺の改善は考えたいです。


オマケ
通りすがりの登山者の光跡
_1
撮影場所は冬期閉鎖区間を少し入った場所です。
ふくろうの鳴き声。
低温で木の幹が割れる音ですか?、時々”パキッ!”という音が聞こえてきます。
あとは、枝を揺らす風の音がザワザワと。
そして山の中で味わう孤独感。
『なんか今日の俺、自然写真家って感じで格好いいぜ!』(笑
北八の自然に抱かれて撮影ができて自己満でした。

実のところは興ざめな富士見パノラマのギラギラ人工灯が、木の隙間から見えてたんですけどね(笑

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2019年3月21日 (木)

我がビックデータから最初の1枚を発掘した ~某ポータルサイトの企画パクリ~

某天文系ポータルサイトで『みんなの最初の1枚』を募集していて、面白そうな企画だったので私も投稿させてもらいました。
その時は真の最初の一枚が見当たらなくて、初めて撮った彗星の写真としました。

でも本当の初めては銀塩時代(と表現すると格好良い)の天文少年の頃。
おやじのチノンの一眼にフジカラー400。
当時の写真など残っておらず、それを目にすることはありません。

時代が移って2011.3.11と翌日の3.12。
あれが天文を再開するきっかけとなったことを、『最初の1枚』をHDDに眠っている我がビッグデータを漁っていて思い出しました。
あの時に感じた焦燥感と将来への不安。
”仕事ばかりやっていれば、人生は淡々と過ぎていくものだ”、というのが当時の考えだっと思います。
あの日あの時の映像を見たのをきっかけに、なんとなくですが『俺の人生、これで良いの??』と思うようになってきます。

仕事だけじゃない、限りある人生の中で、何か潤いがあるのか?楽しんでるか?
などと自問する中で『あぁ、俺には昔のめり込んでたことがあったなぁ』となるわけです。

しかし、今さらどうやって始めて良いのか分かりません。
そもそも、今どきの街の写真屋にカメラが売ってません(笑←キタムラはカメラ屋じゃないのか?
そもそも、今どきの街の眼鏡屋に天体望遠鏡が売ってません(笑←中年の昔の想い出
そもそも、天ガに三角形のカタログ送ってチケットがない(笑←夢のビクセン、ミザール、いつかはタカハシ
機材だって高額で本当に継続できるかわからないことを趣味にすることには、いささかの抵抗はありました。

とりあえずカメラは、キタムラやヤフオクで買った中古でスタートさせます。
そんな機材で撮った、おそらく最初の1枚を発掘することが出来ました。

先ほどHDDの我がビックデータと書きました。
しかし、その1枚はHDDではなくて”2012年天文”と書かれたCD-RWに眠っていました(笑
03212
まさかCDの中にあったとは…
他にもHDDに入れていないデータや、”一般”と書かれたものが出てきました。
この”一般”には、結婚式や旅行の写真をフロッピーからCDに移した記憶があるので、後で見てみようと思います(笑
で、ここに残っていた物が一番古いとすると、その中に残されていた日付や時間が一番古いのが最初の1枚となるわけです。



そしてこれ!
03211
ツイッターには、まるやち湖でからす座の星景写真と書きました。
どうやら、沈むふたご座とぎょしゃ座だったようです。
ちゃんと、からす座の星景もありました。
当時はキットレンズだったと思います。



これも!
0321
星野写真はEF35-135という普通のズームレンズで撮った金星とすばる。

前半に重いことを書きましたが、言いたいことは後半の件(くだり)というオチなのです。
ええ、これは天リフサイトの企画パクリです(笑

では、あれから進歩はあったのか?
ないんですよね~、これが…(笑


ところで、ココログのリニューアル後で初投稿(プレ投稿は削除済)です。
使い勝手がイマイチですが、早く慣れなければなりません。
文字を入力するところで文字のコピー&ペーストが出来ません。
”通常エディタ”にコピペが出来ました(面倒くさ)。
別のフォーマットに下書きしてから、コピペして投稿するスタイルの私には改悪になってます(泣

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2019年3月16日 (土)

大人の事情で勇気ある撤退 ~別名、敗退~

3/8の星撮りの続きです。
前回に書いたように予想以上に木が迫っていて、空が広くありません。
日付が変わった頃には、枝の向こうには名だたる星が断片的に見えてきます。
少しでも頭(視点)がズレると、星は枝の向こうに消えてしまいます。
このような状況なので星座線が結べず、星はいくらでも輝いているのに何座が目の前にあるのかがさっぱりなのです。

地平高度(?)が高すぎて、途中から『これ、天の川がいつまでも見えてこないパターンじゃん』と気付きます。
23時ごろにぐるぐるをして、天の川タイムまで3~4時間。
この場所で十分にそれを堪能するには4時過ぎになるかもしれません。
翌日に何もなければオールでも良いんですがね。
翌日の諸々の用事を考えると、そうもいかない大人の事情も(笑

見えそうで見えない場所で待つよりも、見える場所へ移動(下山)した方が良いかな?
いろいろ考えているうちに日付変わり、ベガや木星、アンタレスが昇って…
ぐずぐずしてしまいました。

で、ここなら夏の大三角が見えると陣取ったものの、アルタイルがなかなか出てきません。
出てきたのは分かっても、写真に写ってくれません。
ファインダーで木の間からそれらしい一番明るい星が見えた瞬間でシャッター切ったのですが、果たして三角が成立してるでしょうか?

_41
ちなみにデネブは写野左の超ギリギリに収めました。
構図を移動させると、枝向こうに行ってしまうからです。
右側に木星が燦燦と輝いてますが、これも気を抜くと枝に隠れる…
干潟星雲が写ったのは偶然だなっ!(笑

『寒いし、朝になっちゃうし、布団干しと洗濯しなきゃならないし』(大人の事情)
天の川もなんとなく写っているようなので、今日はこの辺で勘弁してやろう(笑
と言うことで天の川を堪能せずに勇気ある撤退、いえ敗退したのでした。

下山で道路にライトを照らすと、道路が向こう側に落ち込んで見えなくなる場所がありました。
意外と急坂を登って来たんだなぁと、自分で自分を褒めてやりたい気分でした。



_5
ぐるぐる撮影の途中で、出発時に後発した人が通過して行った光跡です。
露光は10分なので、10分間の様子。
彼の目的地まではあと4分の3。
「ファイトぉ~!」と見送ったのでした。

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2019年3月 9日 (土)

見える星全部がベガやアルタイル? ~天の川挫折~

3/8は新月期、週末、GPV真っ黒、冬型の気圧配置、奥さん有休取得。
こんな絶好調なチャンスは年に1回あるかどうか!

ちなみに有休取得については…
先に夕飯の準備をしてもらえる→自分の家事時間が少なくて済む→星撮りへのモチベーション維持、という公式なのです。
どんだけ家事負担が多いんだって感じですが(笑

ホントにこんなチャンスは滅多にありません。
冬にやり残した星景写真をしたい、おおいぬ座左側の淡そうな星雲にも挑戦したい。
『どっちにしようかな?』と仕事そっちのけで考えてました。
ちょうど前日に雪が降ったので、雪と天の川なんて良いんじゃないかな?と。

では場所はどうするか?
ここはお得意の北八方面へ車を走らせます。
同じルート上の星野写真している地点よりも更に標高を稼ぎます。
標高1300までは路肩にも雪は無く、1600ぐらいまでは路面はドライ。
別荘地が終わっって峠道になっても路面ドライでした。
冬期閉鎖地点の直前は路肩の雪で車線が狭くなりましたが不安なく終点へ。

ここから目的地まで約1.5㎞を徒歩移動。
スノーモービルの痕跡を歩けば何とかなるという考えが甘かった…
雪装備など持っておらず、意外とサラサラ雪でツボ足が堪えます。


たまたま終点で一緒になった星景写真の人は、更に奥地を目指すとのこと。
私はヘタレ星景写真家なので標高1900地点で撮影開始です。
_1
あまりにも足元が暗過ぎるので、悪名高き”ライトアップ星景”(笑
看板には標高1900と消えかかった記載があります。
私は撮影地は明かさない主義なのですが、これでバレますけどね。
もう少し頑張れば少しひらけた展望台もあるのですが、もともとこの地点と決めていたのと、これ以上の前進は無理。
でも、この撮影地点(というよりもこんな感じが殆どなのですが)が悪かった(笑



こちらは後半戦で撮った一枚です。
_3
木が多すぎて、星は見えども何座かがさっぱり分かりません。
枝の隙間から一瞬だけチラっと見える、ちょっと明るい星が全部一等星とかに見えてきます。
チラっと見える星の全部がベガやデネブに思えてきます(笑
こうして頑張って木星やアンタレスなんかを入れたいですが、ちょっとでも構図がおかしいと星が写らなくなってします。

こんな環境(なかなか昇ってこない、寒すぎ)では、天の川タイムまで多分持たないでしょう(笑
事実、志半ばで挫折(泣
そういう訳で今回は撮れ高が少なく、苦労した割には燃焼不足でした。
星景写真やりに行って、雪と木の風景写真になってしまった…



そんな時は、
_2
定番のキメポーズでお茶を濁しておこう(笑
赤ランプは北天ぐるぐる最中なのです。
もうちょっと続けます。

ちなみに今回から星景用カメラはEOS X4からX9HKIRになってます。
旧来はf4.0、ISO3200、90秒が私の基本でしたが、今回からf4.5、ISO6400、60秒で撮ってます。
露光時間は減りますが、露出量は計算上は同じになります。
ポタ赤は同じで0.7倍速で追尾です。
ISOを上げたことでの高感度ノイズ的なものは気になりません(X4と比較で)。
時短が出来たのでその分だけ風景のずれは少なくなりました。

以前に記事で紹介した、跳ね上が式老眼鏡(拡大鏡)は使い難いので、従来のダイソーに戻します(笑

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2019年3月 2日 (土)

ただの愚痴 ~に強引に星的なネタをねじ込む~

先日、久しぶりに父親(故)の実家方面へ所要で行ってきました。
所要って言っても縁者の葬式なんですが。。

それで運転嫌い(嫌いというよりも面倒くさい)な自分が県内を旅?してみました。
行った先は諏訪地方から上田方面なんですね。
松本時代は三才山超えて平井寺トンネル抜けて。
もっと昔は青木峠とか四十八曲がりとか通ってました。

諏訪方面に住んでる今は、楽したくて長野道~上信越道のルート。
そもそも運転が面倒くさいと考える人間なので、1時間もすれば飽きて来るんです。
昼休みと”ゆっくり走ろう信濃路を”で2時間の拷問運転(笑

帰りは時間があったので大門峠経由だったんです。
02215
これは白樺湖(大門峠)の交差点の看板なんですね。
ここで思いました。
高速使って山越えて…山越えならまだしも、ここって高原じゃん!(笑
しかも右に行けば車山、左に行けば北八。
どちらも私の星撮りエリアです。
『澄んだ空を求めて少しでも高く、光害からは少しでも遠く』
と考えて出掛けるこの場所を通過しないと、隣町(というほど隣ではない)に行くことが出来ない信州は、なんて広いんだ!(笑
必要があって移動しているのだけど、一日の16%を費やさないと隣町に行って帰ってこられないなんて、そりゃ運転嫌いになるわっ(笑



いろんな事情でなかなか近征ができていません。
それでも少しづつ春っぽさが出てきて、最近の空は冬のそれとは異なる様相になっています。
春は待ち遠しくも、空の状態がねぇ。
03021
今朝(3/2)は細くなってきた月の隣に土星。
布団がぬくぬくで起きれませんでした。
起きたら随分と明るくて、慌ててコンデジで撮影。
パノラマ合成ですが、富士山は春霞の中で写りませんでした。

という変哲もないネタになってしまった…

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