年末だけど初物づくしな話 ~ぐるぐるリベンジも~
12/29はGPVの裏切りで撤退。
その時に撮った、とても恥ずかしい星雲の写真を前回に記事にしました。
明けて12/30も絶好調なGPV。
本当に絶好調な星空が広がりました。
「へぇ~、天気予報も当たることがあるんだぁ」(笑
なので人生初体験となる、二連荘なのです。
昨晩(12/29)は南から雲が侵入して、雲の蓋がされてしまった空。
既に前の記事でタネ明かしはされています。
星景は林の中で北天ぐるぐるを、星野はエリダヌス座スーパーバブルを。
凝りずに、2夜連続で同じ撮影地で同じ被写体を狙いに出動します。
ついでに、追尾星景もテストで撮っていますが細かなところは後日にでも。
今回はじっくり腰を据えました。
なのでいろんな機材や方法(システム)が本格的なファーストフライトとなります。
①EOS X9(HKIR)にシグマ50-100の組み合わせ→〇
②モバイル化した電源の耐寒性能→〇
③新しい収納方法(効率の良いセッティング)→〇
④新しい防寒システム(脱モンベル、脱3レイヤー)→〇
⑤EOS X4(SEO-SP4C+HEUIBⅡ)の星景写真→✕
⑥ツイッターで紹介されていた、暗過ぎるLED照明(上の写真で使用中)→〇△
(〇△✕は満足度)
先ずは北天ぐるぐる。
何度か書いていますが、この撮影地の風景はイマイチ。
駐車場の周囲は森、林のみ。
展望台からの夜景は私の心に響かない。
しょうがないので下草が枯れて入りやすくなった林の中で、空を見上げたような絵(構図)としました。
EOS X4 トキナー11-16の11 f4.0 ISO200 5分x17枚比較明合成(約85分)
PSCC2019 撮影日2018年12月30日
これで枝に雪でもあれば少しはマシになるのでしょうねぇ。
でも雪が残るほど積もっていれば、自分は出掛けないでしょう(笑
カラマツや白樺の質感を出したいけど、そこだけ明るくすると見た目感を損なう…
そこそこ難しいです。
以前に同じ場所で似たような設定で星が写り過ぎだったので、今回は半分のISO感度にしましたがそれでも星は写る写る!
星空的には、枝の間を縫ってカシオペア座が西に傾き、反対側から北斗七星が昇ってくるシーンです。
枝の向こうの妙にオレンジ色はガーネットスターかな??
”林の中”の割には木の割合が少ないです。
写真的には、もっと大胆に風景を入れなければダメですな。
でも、やっぱり低光害地の星空は良いなぁ!!
さて、上で書いた新機材等について少し。
④新防寒システム(脱モンベル、脱3レイヤー)
システムと言うほどたいそうな事ではありません。
モンベル率が高かった服を止めて、ユニクロ率を上げたということです(笑
また、防寒性能に劣る3レイヤーから良質の4レイヤーへ。
3レイヤーは運動量が少ない星撮りの場合は意味ありません。
ユニクロ以外にちょっと高価な中間着を1枚追加で4レイヤーにしてみました。
なかなか保温効果もあって、星撮りが寒修行のようにならずに済みました。
⑥暗いLED照明
ツイッターでも紹介されて思わず2個ポチりました。
2段階調整で1段階目が暗い優れもの。
家で試したら確かに”暗過ぎて”良かったです。
暗順応した目だと、視界に入るとちょっとウザかったです。
明かりは軟らかく暗いのは確かで、上の写真のようにずっと点灯しっぱなしでした(周囲に人はいなかったということもあります)。
ライトはいくつか使ってきましたが、初めて良い照明器具だと思いました。
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