くも侵入で思い知った”し”の恐怖
夏休み以来の絶好調なGPV。
あの日は天気予報に騙されて散々な目に遭ったなぁ。
冬休み前半戦。
年末寒波ながら、北アが諏訪地方への雲の侵入をブロックしている様子です。
こんな日は寒いけど、ギラギラの星が一晩中…
って、何だこりゃぁあああぁ~~!
冬休みのクセに、夏休みの再来かぁ~~(泣
実際、天頂付近は凄い星空が広がっていてですね。
すばるとかは凄いなぁ~って。
どうも、南から雲が侵入しているようでした。
雲の通過を待てない事情もありまして。
写真の左右に木があるの分かります?
被写体が、この木と木の間を通過中に撮らないといけないんですよ。
しかも0時頃には下弦月が昇ってきます。
一方で低空は雲が無いので、粘ればカノープスを収めることもできそうです。
冷静に考えれば、彗星にレンズを向けることだってできたはずです。
しかし、寒さで頭が回らず、1時間で撤収ですよ。
しかもセッティング終わってシャッター押した直後、あっという間に雲に侵されました。
雲は怖い!
何を撮っていたかと申しますと、
2.6分x3枚加算平均合成の『し』の恐怖。
撮影日2018年12月29日
エリダヌス座スーパーバブル星雲に手を出しました。
いまだかつて、これを短時間で撮った写真をネタにした人はいるでしょうか?
無理を承知で画像処理をしながら、この淡い”し”に恐ろしさを覚えました。
『あ~、俺の冬休みの貴重な時間を、このために無駄にしてるなぁ~』って。
世界一短時間露光で撮ったスーパーバブル(笑
ええ、折角撮ったネタなんで載せときます(笑
雲はそのうち北天に侵入してきましてね。
ぐるぐるも切ないことになってしまいました。
この撮影地は、星景をするには良い場所じゃないんです。
それでも、こんな林間の隙間から見えるぐるぐるも良いかなと。
低公害地だと、星色も豊かになって空の色合いも微調整で済みます。
この日は頭も星も回らず終いで、午前様前に布団に潜ったのでした。
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