おうし座分子雲制御不能 ~落ち着き感が増したにょっき君~
ネタが無いことを良いことに(?)、過去画像で復讐中です。
以前撮影したやつで、今画像処理をしたらどうなるか?
再処理&勉強を兼ねています。
実は新しく撮ったネタが無いので、こういうことをしてブログを延命中なのです(笑
今回に限らずフォトショップで加算平均合成をすると、差の絶対値の位置合わせで画像が黒くなりません。
『完全に黒くならない』と、その筋の人たちのブログ等に書いてあります。
では、どれくらい黒くならなくて良いのかが分かりません。
私の場合を具体的に言いますと、中心部で合わせると周辺や左右とか上下とか、往々にしてどこかが合わない(ズレが多く見える)。
そうすると、おそらくですがそういうところに限って合成後は本来の星像よりも肥大化する(しているように感じる)。
画像が無いので分かりにくいですが…
ここをどうにかしてみたいということで、そういうところに時間を掛けてみたのが今回の再処理なのです。
試した方法は、位置合わせの時に『変形』→『自由な形に』で軽く微調整。
「え?そんなの普通だぜ!」って声が聞こえてきそう(笑
その結果、”今までより”は黒くなりました。
部分的に偏って黒というよりも、全体的に重なっている面積が多くなっている感じ。
前に比べて明瞭な白いところ(大きなズレ)が減少したという感じ。
で、その結果、そういう所の星像が今までよりはシャープになったと思います。
…思うだけです(笑
これは位置合わせに時間が掛かる作業ですが、今後に取り入れて行こうと思います。
位置さえ合えば、こっちのモノ。
あとはトーンカーブをいじり倒して…
ダメだこりゃぁあぁあ
そもそも、どこが宇宙の成分で、どれが光害等成分なのか?さっぱりわかりません。
やっていくうちに星雲周辺の背景が赤っぽくなってきて、単なるムラなのかHα由来のものなのか…
この色で良いのか、黒すぎやしないか?黒緑は何とかならんの??
そのうち(当たり前ですが)、ザラザラし出して悶絶(笑
左サイドは制御不能で意味不明(笑
とりあえず、1枚当たりの露光と枚数はもっとあった方が良さそうだということが身に染みました。
こちらは以前に挑戦した時のもの。
こっちの方が、いろんな意味でカラフル!
何かをやってしまって、8枚絞りの特徴を殺してしまったようです。
一方で、このエリアで私の好きなにょっき君が何とか出て良かったです。
最初はなかなか出なくて…
キノコのように”にょきっ”と生えたように見えるにょっき君。
以前の方が赤黒くて素敵でした(笑
落ち着き感が増した大人のにょっき君(笑
ここはみんな大好き『すばるとカリフォルニア》の間。
IC348よりも、若干おうしの角寄りです(そんなガイドあるか?)。
まだの方は、お試し下さい。
小さめも置いておこう。
左上が黒過ぎた…
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