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2018年9月 9日 (日)

カメラ新調で一番重要なこと ~ぐだぐだなレポート~

引き続きKiss X9です。
HKIRは出荷時にMWBでホワイトバランスを調整してくれているとのことです。
実際に夜間で撮ってみたところアレ?
赤カブリがひどく(天体写真では関係ないですが)、健康に悪い(笑
もしかして、いじりまくっているうちに設定を消したとか…

そこから試行錯誤が始まります。
何度か試写をして辿り着いた夜用の設定がこちら。
WB→白熱電球(3200K)
WB補正→B9/G9

ノーマルカメラだとWBで青っぽく、WB補正で更に青緑になるヘンタイ設定です。
HKIRは赤と言うかアンバー方向にカブってる印象があったので、その真逆側に持って行く作戦。

【実写編】
WB補正のB9/G9は固定、WBを3パターンで変化させてみます。

MWB(HKIRの初期値)
3
なんだかノスタルジー。



白色蛍光灯(4000K)
2
赤紫っぽく感じます。



白熱電球(3200K)
1
やや青っぽいかな?

撮って出しの色合いは、後から画像処理で調整できるので関係ないです。
しかしカメラモニターで見た時には①~②方向の色合いが私の視覚的には良さそうです。

ちなみに上記ではHEUIB-Ⅱは着けていません。
着けたバージョンも試しましたが、いい塩梅で補正されているようです。



比較でSEO-SP4CのHEUIBフィルター無しだと、
Heuib
赤カブリとゴーストが酷いですね。
こちらはSP4Cの説明通りです。

HEUIBを装着すると、
Heuib_2
色合いはまあまあ整ってますし、ゴーストも軽減されていますね。
こちらも説明通り。
ゴーストを出すために無理と強い光源を入れています。



では同じようにHKIR(HEUIB無し)ではどうでしょう?
6
WBは上記①と同じです(焦点距離やf値はSP4Cとは異なります)。
一番強い照明のゴーストはSP4C同様に出ていますね。
また、両方にレンズ保護フィルターは装着していますのでその影響かもしれません。
写真は載せませんが、HKIRにHEUIBフィルター装着の場合はさらにゴーストが軽減されました(しっかり確認してませんが…)。

HKIRで星景写真はしない予定なので、このような光源が入るシーンは無いと思います。
星野写真で輝星を写野に入れた時にどうなるか、実践で様子見と言うところだと思います。



次に気になるのは熱カブリです。
実際の撮影設定を想定した露出で試しました。

撮って出しダーク画像
1_2
X4(SP4C)の時は右下に熱ノイズが出て、少し苦労させられました。
今回はこの段階で見えないので良いんじゃないかと思います。


では上のダーク画像でトーンカーブを思いっきり立ててみます。
超あぶり出しで、通常の画像処理ではありえない立て方です(ほぼ垂直)。
2_2
センサーの周辺部全部(四辺、四隅)にケラレなのか熱ノイズなのか、若干のカブリがあります。
右下の赤い派手なのはワザと着色をしたX4のそれを疑似メージしています。
これが無いだけも救いなのです。
超あぶり出しなので、もちろん輝点ノイズ的なざらざらは相当なものですね。



【ソフト関係】
ブリッジやフォトショは問題なく読み込みができます。

現時点でRAWファイル(CR2)をフォトが読み込めません。
PCはwin10  64bitです。
フォトで読み込めなかったので、フリーソフトのWINフォトビューワの強制立ち上げソフトをインストしてやってみましたがダメでした。
フォトではX4とG9XのRAWファイルは普通に読み込みができています。
ネット上には要因として「何とかコーデックがナンチャラカンチャラ」とありました。
その辺の影響でX9のCR2はまだ使えないのかな?とも考えています。
それとも単に何かの設定上の問題?
画像をちょこっと確認したいときは不便ですね。

それで心配になってRstackerを試してみました。
CR2は認識できているようでしたので安心です。

ぐだぐだなレポートになっています。
しかしながら、こんな実験のようなことはどうでも良いんです。
肝心なのは実際に星を撮ってどうなるか?

こちらは現時点では晴れる気配がなく…(泣
カメラを新調しても一番重要なことが出来ないでいる。
何とも皮肉な状況が続いている次第なのです(笑

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星野写真」カテゴリの記事

コメント

初めまして!今6DをHKIR改造しようと考えているのですが、HEUIB-Ⅱフィルターなるものを知り調べていたら辿り着きました!調べても全然理解出来ず悩んでいるのですが、HKIR改造に+HEUIB-Ⅱフィルターを取り付けた場合、赤かぶりを防ぐ効果のみなのでしょうか?それともHKIR改造のみよりも、HKIR改造+HEUIB-Ⅱフィルターの方が天体写真を撮った際、赤い光を放つ星雲がより赤く写るなどもあるのでしようか??
また常に強制ミラーアップみたいですが故障しやすかったり、HKIR改造のみの時と比べ撮影時にこんなデメリットが出てくる、などあるのでしょうか??

投稿: シン | 2019年3月18日 (月) 03:40

>シンさん
コメありがとうございます。
いわゆる光害カットフィルター的なものは、出来るだけ無い方が撮影や後処理が楽になると思います。
一方で星雲の写りが改善したりするメリットがあるので、この辺はご自身の好みで使用するか否かを決めましょう。
フィルターも特性があり、写したい天体で使い分け等々も出てきます。
また、HEUIBは透過性(?)が良いので、他のフィルターよりは扱いやすいと思います。
例えばHKIRとHEUIB(や他のフィルター)を組み合わせている人もいますし、HKIRだけで撮る人もいますよね。
と言うことは、必須ではないということだと思います。
私は前のカメラがSEO-SP4Cだったんですが、この時はゴースト対策でHEUIBは必須でした。
赤カブリは装着したら低減してラッキーという程度です(改造カメラの赤カブリは画像処理で修正することもできます)。
HKIRは出荷時にWBを調整してくれているので、赤カブリで閉口したことはありません(星野写真において)。
この記事でいうと最後写真①がそれに当たります。
まだ撮影してないんですが、今後ははHKIR+HEUIBで撮ろうと思います(単にSEO時代に使っていたHEUIBUが余っているので)。
HEUIBが余計と感じたらHKIRだけで撮ろうと思います。
6Dのミラーアップについては、すみません、良く分かりません。
おそらくケラレ対策のことだと思うのですが、キヤノンフルサイズは改造時に対策をしてくれる(しないことも可能)ということなのでその際に選択できると思います。そのケラレ対策がミラーアップ化なのか、ミラーボックスのスポンジ除去なのか内容は分かりません。
ケラレ対策でスポンジ除去は多くの人がやっていたような。
私のブログ仲間では道端小石さんと言う方が、6Dのミラーレス化(?)をしたという記事を書いていたと思います。
こんな感じの回答になりますが、分からなかったらいつでもコメどうぞ。

投稿: ふみふみ(中の人) | 2019年3月18日 (月) 07:30

>シンさん
上の内容が長文で分かりにくいので、簡単に補足します。
HKIRにHEUIBの必要性は正直わかりません(撮影環境、ご自身の目指す写真がわからないので)。
光害地で撮影を目指すならHEUIB以外の選択もあると思います。
単に赤カブリ予防ならなくても良いように思います。
もしかしてこの赤カブリはSEO-SP4で有効でHKIRは別の結果になるかもしれませんしね。
ただ低光害地ならHKIRだけでも普通に写ると思いますので、先ずはフィルター無しで改造(なり購入)。
使ってみた上で、各フィルターの特性を研究し使用有無をご判断してみては?
天リフの記事の中に旧来のと最近のフィルターのレビュー記事なんかもあったように思います。
シンさんがもし初心者(に近い)のであれば、不要な散財や機材沼を避ける意味で、ちょっとづづ揃えるのが良いのかな?
散財の経験者は語る…(笑

投稿: ふみふみ(中の人) | 2019年3月18日 (月) 07:55

早いお返事ありがとうございます!!
改造やそれに関わるフィルターには全く無知のため、とても勉強になります!
沼には既にハマっており、フルサイズ3機、F2.8Lなども複数所持しているのでそこは大丈夫です笑
まずはHKIR改造をして必要であればHEUIBなどを取り入ると言うことですが、HKIR改造はお店のHP引用だと「内蔵されている色調整フィルターを取り除き、代わりにほぼ同じ厚さのUV-IRカットフィルターを撮像素子の直前に置きます(元のフィルターの位置)」とありますが、HEUIBのフィルターをはめる位置はHKIR改造で入れたIRカットフィルターとは別の場所にはめるなど、後からでもやり易いものなのですか?!(IRカットフィルターはそのままで、レンズ寄りの場所にHEUIBフィルターをはめるだけなど)
明後日HKIR改造をお願いしようかと思っていましたが、まず改造を行った後にHEUIBフィルターを入れたくなったら、また同じような金額がかかるようなら一緒に行った方が安上がりなのかなと思いまして。。
もし別の場所にはめるのであれば調べれば後からHEUIBフィルターを追加する際、自分で出来るものですか?(自己責任は承知です)

自分の撮影スタイルは主に広角で風景を入れたいわゆる星野写真なのですが、超広角~広角の画角でもノーマル機とHKIR改造機では赤く写る星(星雲)などが写ってくるなど違いは出てくるものでしょうか?
HKIR改造をされた方の写真を拝見させて頂くと主に望遠での撮影が多く、広角だとあまり変わらないのかなと思い。。

投稿: シン | 2019年3月18日 (月) 14:47

>シンさん
用途が分かりました!
HKIRで星景やっている人は沢山いますよ~。
有名な方は『星空のある風景写真BLOG  ~眠りたくない夜がある~』
ハヤタカメラのHPでも前田さんとして紹介されてます(そしてそのお仲間も)。

仲間じゃなけど私もです。
では広角星景にHEUIBを使っているかというとそうではなく、普通のHKIRですね。
むしろHEUIBは不要というのが私の考えです。

散光星雲の写り具合は、空の暗さとか透明度で左右されるので普通の星景の場合はあまり拘らな方が良いかも。
天体写真家がやる、新星景のような場合には武器になるかもしれませんね。
私がHEUIBを使うのは、望遠の星野写真の時です。

HEUIBとUVIRとは別物と考えて良いです。
HEUIBはミラーボックスにはめ込むやつで、UVIRはセンサー前に置くやつ。
改造というのは、このセンサー前のフィルターを換装したり外したりするやつです。
なのでセットではありません(別々に購入する必要)。

6D用のHEUIBの形は協栄のHPを紹介しておきます。こういうのです↓
http://www.kyoei-tokyo.jp/shopdetail/000000007178/
自分も公害カットフィルターは詳しくないですが、用途をお聞きするにやはりHKIRノーマルで良いように思いますよ。

フルサイズ3機ですか!
私はkiss3台で追尾の星景(HKIR)、ぐるぐる(非改造)、星野(HKIR)をやってます。
昔いろいろあって、過去記事はあまり見て欲しくないですが(笑)、ここ1年ぐらいにいろいろ書いてますので暇があったら覗いてみてくださいね。
参考にならない、ダサ記事ばかりですが。。。

投稿: ふみふみ(中の人) | 2019年3月18日 (月) 18:56

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