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2018年8月の記事

2018年8月25日 (土)

初秋のチロル風ぐるぐる ~となりのトトロ的なナイスな妹~

夏休み終盤で空気が入れ替わったある日。
「今さら晴れるなぁ~!」と怒りながら喜んで星撮り山へ出掛けます。
こちら某所駐車場はいつ以来か忘れたくらい久し振りです。

今回は『3シーズン180°アーチ天の川』のパノラマ合成に挑戦。
以前もやって発表しましたが、再挑戦。
その他に予定は目白押しです。

シグマ50-100を焦点50㎜で、
23:30からカシオペア座付近星雲とジャコビニジンナー彗星(21P)。
2:00からカリフォルニア星雲からすばる、分子雲添え。

この間に2時間ぐら北天いぐるぐる。
3:00の天文薄明前に3シーズン天の川。

今日紹介するぐるぐる写真。
たいした風景が望めないので遊び程度で回します。


星野写真に挑戦中
2018817__1
ぬぉぉぉ~!
半年以上振りにこんなことができて泣けてきます。
前回紹介した、ジャコビニ_ツィナー彗星を撮影中です。

静かな駐車場。
人がいればいろんな音が聞こえてきます。
隣の施設の駐車場に車到着の様子。
雰囲気から夏休みの家族がドライブで星見で立ち寄り中。
最初は子供が興奮して大騒ぎで、内心「うるせ~なぁ~」と思ってました。
そのうち、
兄「あれがアルタイルで、あれがデネブ」
妹「デブ?がははははデブぅ~~?」
兄「デ、ネ、ブっ!!」
妹「デ~ブっ!はははは~~」
ナイス、妹。
出掛ける直前に、となりのトトロを観ていたので、めいとさつきのマックロクロスケの件(くだり)を思い出して、思わず笑ってしまいました。


で、ぐるぐるはセットしてあるのですが…
2018817__2
なんだこりゃ?
いつの間にやら星が消えていました。
この後に一回だけ晴れたんですが、それも刹那。
撤収を決意した後にも晴れた感じでした。
その時は撤退中のために時すでに遅し。
現地滞在4時間のうち、概ね3時間はこれでした。


そしてぐるぐる。
_1
EOS X4   トキナー11-16の11   f4.0   ISO400   5分x6枚(約30分間)   比較明合成
PSCC2018   撮影日2018.8.17


カシオペア座やペルセウス座など、秋っぽい星座が昇っている様子です。
白樺の枝の隙間から、北極星がちゃんと見えるようにするのが苦労しました。

チロル風なセンターハウス。
テラスには生花(ベゴニア?)なんかも飾ってあってですね。
日中も来たことあるんですが、従業員はスイスっぽいユニフォーム(ヨーデル的な)
この施設の清掃具合やコスプレなど、頑張りはそこそこ好きです。
絵的には、駐車場が殺風景なのがたまにキズ。
手前に別棟が写っていて、『バーベキュー』って看板がオサレ感を増しました。
登山帰りに、バーベキューやって、ビール飲んで、路線バスで帰宅なんて、ゆるふわ的なことをやってみたいですね。

ちなみに星撮りの帰りに、ボランティアで鹿駆除をしてます。
あいつらは車にぶつかってくるし、農作物を喰い荒らす悪者。
車を1~2m離れたところに停止させても、逃げない大胆不敵な奴ら。
駆除…??
鹿を見つけると、車から降りて、大声出しながらダッシュで追っ掛ける(笑

今宵もたくさんの馬鹿シカがいたので、3回も出動したんですね。
視認した左の2頭に突撃していったら、逆サイドの右の暗闇に無数の鹿がいたらしく、ガサガサ音が凄かったこと。
何か別のヤバい獣が出てきたと思って腰抜けましたよ。
当然のことながら、これををやると無駄な体力を使い、虚しさしか残りません。
私のマネしない方が良いです。
する人、いないと思いますが…

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2018年8月19日 (日)

ジャコビニ_ツィナー彗星 ~広瀬すずに萌えた天文おじさん~

実に久しぶりの天体撮影に挑戦。
シグマArt50-100に替えてから、広角気味の星野写真にハマりそう。
今回も焦点50で撮ってみます。
それと、新バッテリーの実践稼働テスト(こちらは順調)

唐突に、ラジオのこと。
ぼっち撮影だと撮影中は暇なんですね。
車の中で寝れない人間で、スマホ持ってない人間。
熊避け用に持って行く携帯プレーヤーで音楽かラジオを聞いて淋しさを紛らわせています。
深夜のAM放送は混線激しく雑音が五月蝿いだけだし短波もイマイチ。
FMはFM長野かNHKで電波の入りもイマイチ。
そんな中、6月に信越放送ラジオのワイドFMがスタート。
星撮り中に、オールナイトニッポンなんて聞くことができるようになりました。
この日は本放送の前に、広瀬すずのオールナイトニッポンを聞いていたんです。
最初は広瀬さんとは知らず、真夜中に聞こえてくる若くてしっとりと囁くような喋り方に「なんかスゲー萌えるぜ~」などと、天文おじさんは胸をときめかせてしまいました。
オールナイト~は、天体少年だった頃に別の意味で胸をときめかせて聞いていた鶴光に限ります。
しかし、あれだと天文おじさんの今でも撮影に集中できないでしょうね(笑


問題の(?)写真はこんな感じ。
ラッキーとアンラッキーが入り混じってます。
_3fl
EOS X4(SEO-SP4C/HEUIB-Ⅱ)   シグマArt50-100の50   f2.8   ISO1600   2.5分x8枚(比較明合成※)
RStacker(ダーク減算)   PSCC2018   フラットエイド   撮影日2018.8.17


さて、なぜ加算平均合成ではないのか?
撮影中は雲が流れていて素材は劣悪になってしまいました。
加算平均をするとどうもイマイチ。
そう言えばぐるぐる写真で比較明をすると、ノイジーさは軽減されているなぁと思い出す(有効性は知らん、感覚的経験的)。
加算平均がダメならいい状態のコマを活用して比較明で。
この行為、理論上はノイズ減らしには無駄な抵抗なんでしょうね。
加算平均と比較明の比較でこちらを採用した次第です。

ラッキーなことに流星までオマケされました。
右上のクエスチョンマーク星雲から、カシオペア座付近の淡い星雲を経て、左下にお馴染みの心臓胎児星雲とhχ星団。
ジャコビニ_ツィナー彗星(21P)はちっこいですが、総じててんこ盛りな構図と絵になりました。
アンラッキーは雲だらけ写真で、輝星が滲んでしまった。
カシオペア座のWが分かるのが案外に良いかも、と前向きに考えておきましょう。

考えていたのは、EF135F2L時代よりも露光を短くしたい。
それにより撮影枚数を増やし、さらなるノイズ低減を図りたい。
シグマのf1.8を活かして、今回はf2.8として露光2分30秒としました。
EF135の時はf4.0の5分(ISOは同じ)が蓼科辺りでは適正露出と考えていました。
この設定なら計算上は露出時間は同じとなります。

今までやりにくかった夢の32枚加算平均も、90分ぐらいでできるわけです。
そして総時間を短くしたことで、バッテリー1個で一晩で2対象ぐらいは撮影できるわけです。
今回も32枚予定(曇りで21枚で終了、悪画像を間引いて8枚使用)
この後に、すばる星団~カリフォルニア星雲を撮って天文薄明を迎える算段でした。
ところが開始1時間ほどで全面雲に覆われてしまい、万事休すとなったのでした。
残念無念。

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2018年8月18日 (土)

赤道儀の電源モバイル化計画2 ~1はあったっけ?~

先日、鉛バッテリーが逝ったという記事を書きました。
実は今年の冬あたりに、電源モバイル化を目指したことがありまして。
実験していたんです。

とは言うもの、ウチにあるモバイルバッテリーはパナ製の昔の5400mAhと8100mAhのそれ。
昇圧ケーブルとかDD-3に合うプラグとかを買って実験したところ、5400は1.5時間ぐらい、8100は2.5時間ぐらいしか持ちません(へたり含む)
それは当たり前なんでしょう。
さらにここにオートガイドの補正電流が加わればその分の稼働時間は減る。
これでは心もとないですね。


そこで大容量(20000mAh以上)のモバイルバッテリーの検討となるわけです。
しかし、安心安全のニッポンメーカー製の大容量は無いんですね。
一方で海外品でも超大容量(30000mAh)はちょっと高い。
いずれにしても中〇製というか、あちらの会社の製品はイマイチ信用できないし、大容量のクセに妙に安い品物は恐ろしい結末になる予感。
少し躊躇してました。

鉛バッテリーが逝ったのを機に、あちらの会社の大容量に手を出してみました。
アマゾンに無数にある大容量安価品は怖いですが、価格と容量(性能)のバランスからANKER社のPowerCore+26800をチョイス。
安価(というのは各々の価値に依るところですが)だけど、実績が多いANKERならまぁ良いでしょう、というダジャレ的買い物なのです。


レビュー&顛末記
_1
性能的には3.7V 26800mAhで99Wh(多分)。
外観的には残量メーター兼電源ボタン、出力は5VUSBポート2個、USB-Cポート1個(兼充電用)となっています。
セットで買うと上記の内容となります。
電源の上に充電用アダプタ、個装箱の上に、USB-A→BとUSB-C、ケース。



_2
電源ボタンは、ワンクリックでON、ダブルクリックでOFFする仕組みです。
残量メーターは10分割されているので10%単位で減り具合が分かる(?)感じ。
重量は600gで、SG-1000(鉛)の5分の一ってところです。
ANKERの説明によればUSB-C急速充電器で4.5時間とありました。
初回充電時に計測したところ、残量20%から開始して4時間位でした。

_3
公式スペック↑


問題はリチウムイオン電池の耐寒性能だと思います。
一応、パナ製のそれはM-GEN使用時(300mAh、多分)に停止することはありませんでした。
果たして??


早速、赤道儀を動かしてみます。
「アレっ?」と思ったのは、バッテリー電源OFF状態で繋げたら、電源が勝手にONになったこと。
DD-3はOFFで、バッテリーからは”ピー”という小さな電気的な苦し気な音が…
回っている扇風機の羽を手で止めるとモーターがウィ~ンと唸りますが、あんな感じ)
今どきはそういう機能なのか?
ここはなんかヤバそうです。



_4

それ以外は問題なさそうです。

残量メーターはLED一色で真上(±20°ぐらいの角度)からでないと見えません。
ビジュアル的には青黄赤が欲しいところ。
その辺は不満でしたが、通電の確認なら自分の場合は昇圧ケーブルとDD-3のランプで見ることができます。


試験稼働で4時間後にランプ1個が消え、8時間経過頃に2個目が消えました。
1個10%とすると40時間持ちそうな気がします。
その後も断続的に動かします。
12時間後→5個目消灯
15時間後→6個目消灯
18時間後→8個目消灯(過放電しないと思いますがここで実験終了)
※正確に時間は測っていません


赤道儀GPD2のコントローラーはDD-3(12V 450mAh、多分)だけの状況となります。
結論としては18時間以上は稼動可能ということになります。
この様子ならM-GENと共用してオートガイド補正を考慮しても一晩は大丈夫と予測しました(現時点では別電源とする予定)
また、都度確認しましたが過少電流による自動OFFになっていませんでした。
今回は部屋での実験ですが、追々と実践で見極めようと思います。

晴れたらですが…(目下、ここが大きな課題)

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2018年8月16日 (木)

湖上花火大会2018  ~ハーフサイズかぁぁ(泣~

諏訪湖の湖上花火大会2018開幕!
今年は70回記念で3,000発多く、43,000発の打ち上げとのこと。
プログラムを確認しようと、昼間から公式HPを覗くも混雑でアクセスできない状況に(笑

心配は、雨と風向き。
雨は小雨、風はほぼ無風。
さぁ、バッチリ撮りまくりますよ!

以下写真はツイッター版と同じ

オープニング
まだカメラ設定もままならず微妙…
1
毎日上がっっている諏訪湖サマーナイト花火とは大きさが俄然違います。
遠く離れているここからでも、そのデカさが分かります。
テンションも上がります。
オープニングの状態を見て、カメラの設定を修正。
気合を入れ直し…



って、ダメだこりゃぁあああ!!
2
微風で煙は流れています。
その煙は北風に乗って数分後にはウチの近所まで漂っています。
しかし、なぜか爆発地点の煙だけは滞留して特濃を維持。
これはまだオープニングプログラムの中なのでマシな方。
これ以降、打ち上がるたびに状態はますます悪化。

ってことで、もう少し続けますが条件が終始悪く。
私の撮影地からは4万発のうち、煙の層より下半分の2万発(推定)しか見られませんでした(笑
今年の湖上花火はハーフサイズかっ!

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2018年8月11日 (土)

腹八分目  ~バッテリーもヘソも逝った日~

当初の予定
八ヶ岳のどこか、ペルセ群、星野、花火、多治見で激暑体感。
なかなかアクティブです。


多分、実際の行動
甲子園、散歩、アイス、昼寝、ビール


全て天気とバッテリー上がりがいけないのだ~。

最もベーシック(?)なバッテリー、SG-1000。
天体写真で愛用している人もいると思います。
しかし、保管方法を誤るとですね、ある日突然逝くことがあります。
自分は過放電させたらしくてどうも充電や放電が怪しい状態に。
鉛は空腹保存、リチウムは満腹保存がダメらしいです。
何事も腹八分目ってことですね。

困ったのはPbなんてやたら捨てるわけにはいかず…
カー・バイク用は引き取り業者があるようですが、この手のは引き取ってもらえるの?
ネットで探したら、SG-1000を分解すると中から普通のシールドバッテリーが出てくる模様。
これなら引き取ってもらえそう、外装のプラや金属系は資源ごみに。
同好者の方、大型の鉛やリチウムの廃棄ってどうしてます?


さて、バッテリーは上がってもこっちは元気そのもの。
夕立がなかなか来ないので干上がってしまいそうですが、昨夜は我が街に警報が出る始末。
不謹慎ながら『ならばチャンス!』と待ち構えます。

1
比較明合成

以前の諏訪湖雷(前身のブログの時の記事だったかな?)の時もそうでした。
「くわばら、くわばら」などと唱えますが、撮影が終わると雷様にヘソを盗られてしまいました。

『あ゛ぁああぁ、ヘソが無い!!』と大騒ぎしてみたものの、よく見たら腹のぜい肉に埋もれているだけでした。

やっぱ夏休みは腹八分目とウォーキングだな…

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2018年8月 4日 (土)

諏訪湖サマーナイト花火 ~ 空白の75分間 ~

あれこれ試行錯誤しながら諏訪湖の花火を楽しんでます。
今回は日周運動と花火のコラボに挑戦。

花火を撮ったことある人は知ってると思います。
花火は恐ろしく高輝度で、露出をミスると悲惨…

よって”花火・星・ついでの夜景”を両立させるには、撮影方法か画像処理で工夫が必要になってきます。

例えばミッチーパイセン。
短時間露光を大量に比較明合成することで、星の光跡とその時間の中に上がった花火を表現させています。
思うに、これが星景写真としては”素な表現”なんだと思います(花火は間引きしてるのかな?)

自分の場合は、花火を撮り終えた”直後”から露出を変えて星空撮影をしました。
最後に両者を合成させます。
つまり別撮り合成ですが、花火から星空の間には時間経過が連続しているので、まぁ許容範囲かな?という趣旨です。

結果…
肝心の時間の連続が無くなってしまいました。
花火→一時中断(空白の時間)→星。
自分的にはNGレベル。
でも、もったいないので作っちゃいます(笑

中断の理由は簡単です。
花火終了直後から雲が広がってしまったので。
なので、星空は90分撮影しましたが、写真は晴れたラスト15分を使用したのでした。

理由は単純ですが『空白の75分間が存在するミステリー星景写真』と、肯定的に自分に言い聞かせておきます。
ええ、自分には甘いので。


※クリックで大きめサイズ
_4
EOS X4 シグマ17-70の35ぐらい
地上; f10   ISO400   2~15秒で適当に撮影(高輝度側諧調優先on)、見てくれ良い花火を4枚比較明合成
星空; f5.0   ISO400  30秒x180枚   最後の30枚(15分間)比較明合成(最初の75分は未使用)
地上写真と星空写真をマスク使って適当に比較明合成   PSCC2018


星空軌跡は北斗七星の柄杓の4つの星です。
ただ、ここからだと花火が小さく、空が狭い。
なので星座も中途半端。
花火に近づいて広角レンズで空をもっと広く使わないとイイ感じになりませんね。


ところで。

大きな声では言えませんが…
怪我をしてしまいまして。
労災級なんですが、社畜なんで内々に。
100kgの荷物が指の上に”ゴトン”と落ちてきましてね。
これを公にすると、怪我した当人が守られるどころか怒られるという、とんでもない会社なんで家でやったことにして。
指先が潰れたか、骨が逝ったかと覚悟したんですが、そこまで重症ではなく一安心。
医者からは疑われたんですが、どこかの会長のように会社で『やってない』と言い張りましたよ。


通院終えて、爽やかな夏空を背景に記念写真なんて撮ってみました。
Photo

♪手の平を太陽に透かしてみれば、真っ赤に流れる僕の血潮♪
が2日目でも滲んで。
『ああ、生きているんだなぁ』ってね。
痛たたたたぁ~~(泣

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