Wの悲劇 カシオペア座の運命
たまに歌番組で薬師丸ひろ子さんが歌うと、ついつい聞き入ってしまいます。
ユーミンが某番組で『自分の作った曲の中で一番良い曲』みたいなこと言ってました。
そして天空のWと言えばカシオペア座です。
私は車山山頂や富士見町の某所で、Wが北極星の真下を通過するシーンを見たことがあります。
山に囲まれた自宅周辺はダメですね。
ステラナビを見ていたら、自宅からではカシオペアの”カ”が沈まないのではないか?と考えるようになりました。
カシオペア座のカとはどの星かはさておいて…
Sナビに正確なデータを入れている訳ではないですし、ソフトの精度が良いとも限りません。
自宅からはカシオペア座のWは完全には沈まない…
検証しましょう。
方法はWが沈む直前の21時から撮影開始。
あとは普通にぐるぐるさせて、光跡を確認するだけ。
それで山の稜線に沿って動いているであろう、カが写っていたらOKとします。
しかし単純に日周運動を撮るのは、写真家魂が許しません(笑。
Wが沈んでから昇るまでのシーンを狙います。
問題は、そこまで天気が持ってくれるか?電池が持ってくれるか?ということです。
Wが沈まないイメージ
西郷どん見てから始めたら、ちょっと遅かったです(笑
自分の機材では、バッテリー2個分の連続稼働が可能。
自己記録では5時間以上撮影して、電池に余力があったことを覚えています。
今回はWが沈んでから昇り切るまで7時間は欲しいところですが…
ショック!
Wが悲劇
EOS X4 シグマ17-70の17 f4.5 ISO400
設定 3分x140枚(約7時間分) 実際 3分x124枚(6時間12分)
比較明合成 PSCC2018 撮影日2018.4.15
…なんと言いましょうか。
低気圧通過後の午後から快晴だったんで撮影を決断したんですが、始めた直後から雲が湧いていたようです。
お蔭で肝心なところが写ってません。
6時間分の雲の様子ってことで。
時間を掛けた割に成果が上がらず。
これが私にとってはWの悲劇というオチなのです。
最後のコマで、半Wになったところで電池が力尽きました。
でもこれは想定内(笑。
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コメント
丁度実家のTVで薬師丸ひろ子さんコンサートを見ながら
ふみふみさんのブログを開いたらWの悲劇って偶然過ぎる!
それはさておき
6時間の雲とは。。。
せっかくなので、タイムラプスしてみてはいかがですか??
それと、これまで気づきませんでしたが
Sナビで北天を表示して時間を進めると、沈まない星座とか
常に見えてる星座とかわかるんですねー
けっこう進めたので目が回りましたけど(笑)
投稿: 道端小石 | 2018年4月29日 (日) 06:49
>道端小石さんへ
偶然、いえ虫の知らせって奴ですね。
前に、小石さん直伝の雲隠しの荒業も試したのですが文字だけの説明でよくわからず(笑
で、自分は正直者なんでこうしました。
タイムラプスってのも考えたんですが、面倒くさそうで。
Sナビは星景やるときも指針になるので、便利ですよね。
使い倒してくださいね~。
投稿: ふみふみ | 2018年4月29日 (日) 21:00