手袋コレクション
冬の天体撮影で欠かせないのが防寒着。
この中で手袋は未だに良い物がなくて迷走状態なのです。
わたくし的ベスト手袋を探してたら、いつのもにやらコレクションができました。
同じ悩みを抱えるあなたに、是非ご覧いただきたいです。
ま、そんな悩みある人、いないと思いますが…
条件は『温かい』『指出し』『適度なサイズ感』。
これが意外と難しいです。
温かそうなのはいくらでもあります。
指出しはいくらでもあります。
適当なサイズはいくらでもありますが、サイズ感がない。
では、コレクション紹介
先ずはベースのインナーは、薄手の作業手袋です。
拘りはありませんが、機材のボタン操作の関係でフィット性を求めます。
ここからが本題。
使用5年目に突入した、いつも使う手袋。
ホームセンターで売っている、フリース裏地の普通の作業用手袋です。
指出し穴は自分で切断し、裁縫しています。
経年劣化でボロボロですが…
厳寒期はインナーを着けるので、ややきつくなります。
手首がマジックテープのために袖にくっつくのと、丈が短くて手首がスース―するのが難点。
いつも使うというのは、それが良い物だからです。
正直、手袋なんてどれも一緒だと思います。
一旦冷えれば、あとは奈落の底。
こちらは野山を三脚担いでうろうろすることを前提に、カメラ操作の作業性と防風防寒を狙っています。
総合バランス的にはベスト手袋と思います。
800円ぐらいですし。
二代目候補
こちらも普通の作業用手袋です。
初代の手首のマジックテープが嫌なので、のびのびタイプを選んでみました。
まだ工作はしていません。
カメラマングローブ
価格的にピンキリですが、これは6000円ぐらいのです。
適度に綿(ウレタン?)が入っているようで、厚みもあります。
指出し部は、薄い布で覆われていましたが邪魔なので自分で切断。
指を出した時に指出し穴(折り曲げ部)が、指を締め付ける感じです。
その結果、血行が悪くなって冷えるのも早いです。
トータルの性能は良いと思いますが、現状は次点。
ミトン指出し(モンベル)
五本指の手袋は作業性は良いですが、指の冷えが早いように思いましてミトンを試しました。
しかしこれはクリマプラス100で薄すぎ。
日常使いでも防風性に難があり、厳寒期ではちょっと…という感じでした。
そもそも、アウトレット品にあった残り物のサイズを買ったら、らやたらデカくて実用に至っていません。
作業用手袋(極厚手)
ホームセンターに売っているやつで、スキーグローブみたいなやつです。
基本的に保温性はコレクション中一番だと思います。
これを着けて雪掻きをしようものなら、一瞬で汗を掻いて後悔するやつです(笑
分厚すぎて当然作業性はゼロです。
ならばと、指出しの工作ですがこれも厚すぎてとん挫しています。
指を出さない限り、これを装着しての細かな作業というのはムリです。
なんとか、上手に改造したいのですが…。
ミトン指出し(ニットっぽいタイプ)
モンベルよりも厚手で暖かいです。
ウール混&中綿の一部にシンサレートが入っていて、保温性は良いかもしれません。
難点は、親指が開かないのと、四本指がモロに出て寒い。
その辺はインナーでカバーしますが、欲しいのは親指と人差し指だけ出るタイプなんですね。
アウトドア系ではないのでハードな使い方には向きそうもないですが、温かさは良いように思います。
カメラ操作と言うことで、毛羽が気になる人は向かないですが私は気に入ってます。
爪出し軍手(?)
軍手っぽい少しざっくりな編み方なので、厳冬期にこれ一枚では活躍できそうもありません。
特徴は指出しではなくて、爪出し。
このように先っちょだけ出せられます。
もちろん、布をめくれば指まで出ます。
こういうのを待ってました!
手首部分が長くいので、手首のスース―感も抑えられそうです。
厚めインナーとして良さそうです。
爪出し(薄手)
こちらは上と似た形状で、薄手の爪出しとなります。
本当に必要な指の部分だけを調整して露出させられるという点では、同様に使い勝手は良いです。
指先を出せられるという点で、使いやすそうなインナーになると思います。
春秋のちょこっと防寒にも便利そうです。
室内でパソコンをいじるときも重宝しています。
釣り用のミトン指出し(写真なし)
釣り用なら万能と考えて、ゴアテックス素材を買ってみました。
しかし、サイズ感が悪くてピチピチになって血行が悪くなります。
ゴム一枚と言うのは防水の観点ではOKですが、保温防寒性はゼロでした。
まとめ
どんな手袋でも、最初から最後まで温かいということはないと思います。
また、指を出して冷気に肌を暴露させれば、そこから一気に冷えます。
いかに暴露させないか、暴露時間を短くするかがポイントだと思います。
私の星景スタイルは、常に機材を運んだりボタンを触ったりします。
なので作業性を求めますが、そうすると生地が薄くなって防寒性が損なわれます。
だからと厚くすると作業性が悪くなります。
なかなか良いものがありません。
星野写真は機材をセットさえすれば、細かな作業は不要なのでそんなに神経質にはならないかもしれませんね。
手袋博物館
塵も積もれば何とやら。
紹介した以外にも、購入してはボツにしたのがあります。
この辺、皆さんはどうやって乗り切っているのでしょうねぇ?
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