月と木星が大接近&ゴー!オリオン2023
11/25は月と木星が見掛け上で接近するとの情報を得たので撮ってみました。
しかしそのお陰で、天リフさんのライブ配信の最初を見逃すという痛恨のミス・笑
今回はガリレオ衛星と月は共存できるのか?
という課題に取り組みます(と言うほど大げさではない)。
そんな感じの作例をたまに見ますが、ちょっと憧れてたです。
なので一度はやってみたかったって話です。
いつもは前置きの尺を異様に長くしてますが、速報的意味合いも込めててのっけからどーん!笑
月とガリレオ衛星の大接近!(あれ?木星じゃなかった?)
2023年11月25日 19:30頃撮影
…ええ、合成写真です。
でも、月とガリレオ衛星は共存できました!笑
望遠鏡で同一視野に入れたら、こんな感じで見ることはできるでしょうか?
そんなのをイメージってことで。
最近、いろいろあってなかなか遠征(近征)が出来ません。
なので天体望遠鏡による木星眼視に目覚め、ほど良い視野倍率のアイピースも購入したくらい木星好きになってます。
まぁそのうち飽きると思いますが…
なのでベランダで出来る天体系写真活動をやりつつ、いざ遠征した際に『あ!機材操作忘れたって!』ならないように練習してます。
しかしフォトショップの画像処理は殆ど忘れてます。
マスクの作り方とか、本当に忘れてました・笑
今回は木星ショットと月ショットを撮って、インチキマスクを使って比較暗合成をしました。
内訳は以下の通り。
月ショット
木星ショット(月がピンク色なのは星野用の機材で撮ったからだと思います)
上記2枚を比較暗合成して見栄え良くなるようにトリミング、という内容です。
ちなみに月ショット(木星に対して露出不足)を超拡大したら、なんと木星の模様が写ってるような??
APS-Cデジカメに200㎜焦点レンズです。
おもしれ~~~!!笑
さて、当日は月明かりもほど良く八ヶ岳に若干の冠雪があるので恒例の?『ゴー!オリオン』に挑戦してみました。
何かと言うと、ちょうど家からだと八ヶ岳からオリオン座が昇ってのが見えるので、それが楽しくて自己課題として毎年恒例でやってます。
天文民も星景民も、みんな大好きなオリオン座が昇ってくるシーンを『ゴー!オリオン』と表しています。
条件は
①月明かりで八ヶ岳が見える(写る)こと
②八ヶ岳に雪があること
③晴れていること
そうなると実は12月しか撮影チャンスはないのです(多分)。
例えば条件①は上弦~満月~下弦の月が必要ですし、条件②は12月じゃないと十分に冠雪しない
そして年を超えると”オリオン座の出”の時間帯が早くなり日の入りも遅くなるので、まだ空が明るくて撮影不可能※
※11月のオリオン座の出は20時ごろ、年末は18時ごろ、年明けだと17時台(多分)
①②③を満たす条件はそうなかなか巡ってきません。
今年はここで雪と月明かりと快晴というチャンスがあったのでレンズを向けてみました。
ゴー!オリオン2023
EOS kissX4 シグマの古いズームレンズの焦点30㎜ f8.0 ISO100 SS60秒×30枚比較明合成 フォトショップでレタッチ
この手の写真を、最近は低感度長秒に凝っていたので、それと同じでISO値を100にしてみました。
そしたら星が余り写り込んでおらず、地上の街灯りに比べてちょっと淋しいです・笑
また、ちょうど山頂付近に雲が通過(序盤と終盤では雲は無かった)して、雪が余り見えてません・笑
画角はもう少し狭い方が良さそうでした。
ま、今年も無事できたので、これはこれで満足しておきましょう!!
今年の写真がちょっと地味めだったので、過去写真を発掘してみました。
2017年がデビューだったみたいです。
画像処理の不安定さは天下一ですが、自己課題としてちゃんと継続してるんだぞっ!ってアピールです・笑
機材は同一、設定や処理はバラバラです。
2017年(冠雪具合が良いですね)
2018年
2021年(2020年は撮影せず)
2022年(病気療養のため実際の撮影は2023年1月4日、星雲の赤はお絵描きで雰囲気作り)
今回は写真多くてすみません。
それと『ゴー!オリオン』というタイトル、なんかダサめでいいでしょ!笑
あ、ちなみにゴー!オリオンを撮り終えて撤収してる最中に天リフさんの配信が終わっていたという痛恨のミス!笑
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