2020年8月 1日 (土)

撮影地探しの果てしない旅へ

新コロナだからというよりも、それによる不況で勤務先が4月から一時帰休(輪番制)となってます。
私の場合は火曜日が当番という中途半端さ。
それでも晴れれば飛び石連休も活用もできるのですが、ご存知の通り今年の梅雨は雨雨雨雨雨雨雨…笑
たま~に降り止む貴重な時間帯は、洗濯に没頭する始末です。

この月末の週末はラッキーなことに金曜日の帰休当番が回ってきました。
更にラッキーなことに前日に梅雨が明けました。※梅雨明けは自己宣言(気象庁公式は8/1)。
ただ前日まで大雨だったので山に入るのは止めましたが、ちょっとそこまで旅に出掛けてみます。
ちょっとそこまで…、
ええ、車で45分の近所ですが・笑

旅の目的は星野写真の新しい撮影地の現場確認です。
以前に星景で行ったことがありますが、北極星が見えたかどうかど忘れしまして。
そこで、赤道儀は出せられるのか?傾斜の具合や機材展開できるのか?を確認しておきたかったのです。

私は撮影場所を明かさない主義なのですが、知ってる人は知っている展望台。
いつも撮ってる場所から400メートルほど上に垂直移動です。
天体写真の場合、気象リスク分散化のために撮影地は広域(横移動)の方が良いのかもしれません。
が、私は出不精なので星撮影のために諏訪圏からわざわざ出ることを躊躇う小心者です・笑
そんな私ができるせめてもの行為は、いかにして近所で宇宙に近づくことができるのか?ということで、そうなるわけです。

いつもの撮影地が標高1500(たまに1700)、今度のは1900超となります。
もうちょっと行けば2000の駐車場はありますが、登山口兼主要観光地なので、夜中でも出入りが激しそうなので深入りはしません。

最近では2019年冬に、徒歩でこの近くまで行ったことがあります。
その時の記事はコレ↓
見える星全部がベガやアルタイル? ~天の川挫折~
ここからカーブ2段ほど上に登ったところです。
車なら簡単に行くことが出来ますが、キツメな勾配な冬季閉鎖区間を徒歩で行くにはこの時はここが私の限界・笑

と、前置きが長いのでさっさと出かけましょう・笑
渋滞の市街地を抜けて田舎道を爆走、峠道も先行する車が皆無で順調です。
と思ったら、途中で峠行き路線バスが目の前に。
カーブが多くて視界が悪くて追い抜き出来ないので、諦めて煽り運転もせずにゆっくり行きましょう。

途中で道を空けてくれた諏訪バス(アルピコ諏訪)が通過するタイミングでパチリ。
白駒池に向かうお客さんが1名だけ乗ってました(ということで、場所バレ)。
Img_0025
展望台のくせに展望が利かないのが、茅野市のあちこちにある展望台&展望公園の特徴です・笑


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駐車場は東屋の向こう側(東)と車が停まっているこちら側(西)で、両方とも傾斜はありました。
どちらも道路沿いなので夜間はハイビームの影響が出そうですが、一長一短があります。
東側は直線道路なのでビーム攻撃の影響は少なさそうですが、肝心の北極星が見えるかどうか微妙。
西側は、写真の背中側に進行方向に対して右カーブがあって、車が登ってくればこの駐車場が照らされる可能性大ですが北天は開けています。
アスファルトは魅力的ですが、案外に星野写真では厳しそうです。

そこで、先日にポチったΦ40カーボン三脚の機動性が活かされるのです!

三脚の面倒くさっ!を減らしたら別の面倒が出てきた

1枚目のバスの写真に写っている看板。
ここがわずかながら平坦となっています。
駐車場が無理なら、力技でそこまで機材を運搬するという案が浮上します。
階段は不規則な石段で歩行にちょっと不安が残りますが。
ただ、下が土と笹なので夜露的には大変厳しそう、というかダメそうというのは容易に想像できます。
まぁ、一度ぐらいはこういう天空の撮影地的な場所を経験してみたいと思います。


その他としましては、
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自撮り・笑

標高800~1200に暮らす我々市民は、近隣の原村中央高原や富士見高原に行ってもクソ暑いです。
ここ1900地点はさすがに涼しく、肌寒いくらいです。
帰りは1500を切ったあたりから車窓からの風が暑く感じました。
空も近くなって、きもちい~~~!


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東屋から見渡してみると、八子ヶ峰のひゅってアルビレオが見えました。

あそこでも星景をやったことがありますが、こうしてみるとよくあんな斜面(右側の切れ込んでいるところ)を登ったなぁと。
来春、雪が残っていたらまたやってみたいです。
低空は雲が張り付いていて遠くの山並みは見えませんでした。
ちなみに、先にも触れましたが、あとちょっとで白駒池です。
折角ここまでやって来て白駒池のレポートができないのは、財布に120円しかなくて心細かったからです・笑


オマケとしては、その日の晩にネオワイズ彗星を捜索してました。

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2020年7月20日 (月)

ネオワイズ彗星(C/2020 F3)が! ~写っただけな話~

天候不順でネオワイズ彗星をなかなか見られない方もいると思います。
私もその一人でして、概ね諦めモードに突入しています・笑

しばらくヤキモキする日を送っていましたが、7/19の夕方は北西の空の雲が途切れる珍事がありました・笑
急遽、ベランダに機材をセッティングしました。
まだ明るい空と部分的に残る雲のお蔭で北斗七星すら見えていません。
ステラナビで位置を確認したところ、期待とは裏腹に低空の分厚そうな雲の向こう側に居そうな感じでした。
『なぁ~んだ、ダメだこりゃ!』

ただ、雲が少し流れているようで『もしかして隙間ができるかも』と少し待ってみることにしました。
すると彗星が居そうな部分の雲が途切れていきます。
すかさず臨戦態勢。

とは言うものの、位置が分からないとどうにもなりません。
ステラナビの情報から、彗星が居そうな場所に向けて焦点50㎜(APS-Cサイズ)で撮ってみました。
20200719_1_50
すると、ほぼ真ん中に彗星が写っていました。
『俺の勘は鋭いぜ!』

などと自賛しながら100㎜にして撮ってみます。
本当は星景風で撮りたかったですが、低空の雲は居座っていて無理そうです。
ならばここは100㎜でバシバシ撮って、イオンテイルを炙り出しましょう!

と気合を入れた途端に雲に覆われてしまいました。
撮れ高は僅か4枚程度…

雲が途切れたといっても薄雲の向こうに写り込んだという程度です。
沢山撮って加算合成(?)したかったですが、そういうことで一番雲が無さそうな1枚のみ。

20200719_2_100
EOS X9(HKIR+HEUIBⅡ)  シグマArt50-100の100  ISO400  f3.5  SS15秒(Avモード)
ポタ赤追尾  PSCC2020  撮影日2020年7月19日20時頃

自宅ベランダなのでノートPCを傍らに置いて、ステラナビを見ながら落ち着いて位置を確認すればいいのに…
PCを置いている居間と撮影場所のベランダを行ったり来たり(右往左往)しながら位置確認をしてました。
なので、意外と汗だくでやってました・笑


20200719_3
双眼鏡を覗いたり、居間にダッシュしたりしている頃のツイッター用ネタ写真です。
確か前の晩も似たような雲行きだったと思います。


この土日、空模様に翻弄された方が沢山いたのではないでしょうか?
私はベランダにカメラザックを持ち込んで機材展開。
いかにも遠征の雰囲気を醸し出してみました。
土曜日の方がハッスルしてました・笑↓

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2020年7月11日 (土)

スカイパトロール ~最終形態へと進化(多分)~

私の星景写真用のポタ赤は、タカハシ社のスカイパトロール系です。
系と書くのは、パーツの組み合わせによって呼称や型番が異なるからです。
元々はスカイパトロールⅡで購入しましたが、紆余曲折を経て今はスカイポート的な運用に収まっています。
的と書くのは、純正品で構築していないからです。

この改造ネタは、以前にも紹介しています。
歴史の一部・笑
(例えばコレら過去記事↓)
要らなかったかもしれない微動雲台
スカイパトロール  ちょっと痛めなスカイポート化

このように、自身にとって使い易いポタ赤の形態を日夜研究しています・笑
今回はその集大成となりそうな予感です。

古い機種でディスコン品のため、赤道儀の概要を少々説明しましょう。
こちらは、タカハシ社の”システム小型赤道儀”と言えばいいのか…?
各パーツの合体でドイツ式、ドイツ式(オモリなし)、赤経軸ポタ赤式(?)になる赤道儀です。
赤経赤緯の両軸に微動装置が付いているのが、そこらのポタ赤とは違う良い構造でもあります。
(ドイツ式以外ではめったに微動装置は使いませんが)
また、コントローラーは各種駆動モードの内、0.7倍速と星景に有利な速度がイイ感じです。
タカハシ?(スターベース東京?)へリンク↓
http://www.mmjp.or.jp/takahashi-sb/data/tgsp.htm

今でいう
SWATのようなポタ赤だと思って下さい。
私の場合は、当初はドイツ式赤道儀として運用する予定でしたが意外に扱いが難しくて頓挫。
たまたまそのタイミングで星景用のポタ赤が壊れたので、その置き換えとして現在に至ります。
最大のデメリットは、独特な形状のために星景用としてなんだか使い難い(私のスタイルとして)。
この辺の使い難さをどうにかしてきた…、というのが一連の流れとなります。

前回は赤経軸上に自由雲台を装着するという、いたってシンプルな形状にしたというところで終わっています。
スカイポート的な運用ですが、自由雲台が不自由になるのがたまにキズってところです。
(この不自由さはポタ赤を使ってる人しか分からないかもしれませんが)
今回は不自由雲台の更なる自由化を求めて、フォーク式風にしてみたという話です。

昔にも似たような形で先代ポタ赤を動かしていましたが、スカイパトロールに至っては形状が個性的過ぎて一筋縄にはいきません。
純正パーツを使ってやろうと思えば可能ですが、それだとカサが大きくなって運搬収納面で難が出てしまいます。
そこで私は、前回記事の”ちょっと痛めな~”で発見したネジ穴を活用して、以下のようにしました。


やったことは以前にワンオフで作ったL字金具を装着するだけです。(アルミの金具)
3_20200707105901
このワンオフ品も先代ポタ赤の頃に使っていましたが、いつしか部品箱の肥やしとなっていました。
まさかここで日の目を見るとは、彼も夢にも想わなかったことでしょう・笑
蛇足ですが、これはワンオフ業者製ではなくて勤務先の人に作ってもらった品物です。
単純な部品ですが、わたくし的には思い入れがある部品なのです。


工夫した点ですが、普通は逆L字にしてその上に自由雲台を載せると思います。
こんな感じに↓
1_20200707110201
この形は先代ポタ赤の時からやって来ましたが、なにせ嵩張ります。
ポタ赤が嵩張る、重い、出っ張りがある、は罪だと思っています(私のスタイルの場合)。
アルカ部品で接続しているのだからバラせば良いという考えもあります。
しかし、現場での組立や分解という余計な工数は省きたいです。


そこで逆Lではなく正Lとしてみました。
4_20200707110701
この形をフォーク式と呼んで良いのか分かりませんが、とにかくこんな形です。
想像つくと思いますが、これだとカメラを上に向けるのに難儀します。
しかし、あくまでも広角の星景用なのでそこは割り切ります。
また、雲台の取っ手とL字金具が干渉するのでは?という心配もあり、小さめの雲台も購入しました。
しかし小さめ雲台は手に馴染まなくて逆に使い難かったので、もともと使っている中型雲台にしています。
干渉する部分もありますが、そこは自由にクルクルして良い塩梅のところで固定させています。

ちょっと困るのは(これはスカイパトロールに限りませんが)、このように背面で微動雲台へ固定する機種。
上記の形だと重心が前のめりとなってしまいます。
この機体はモーターが前気味についているので余計にそうなります。
前のめりになるということは、カメラ等が載った三脚を持ち上げた時にバランスが悪くなって歩きにくいし、担ぎにくいです。

経験上、このようなプレート↓が重心センターとなるのでですが、一方これも嵩張ってしまい今はお蔵入りになっています。
7_20200707111601
三脚もポタ赤もそれらを運搬するバッグも、今日に至るまでどれだけ散財したことでしょう…(´;ω;`)ウゥゥ


さて、今回の改造(改装)の効果は次の通りです。
私のカメラザックはノースフェイスのテルスフォト40という3気室で真ん中に機材庫がある品物です。
こんな感じ↓(過去記事へ)
久々に沼にハマる ~梅雨時季にバッグが生えてきた~

今までの形状の時は、機材庫にグリグリと言う感じで押し込んで収納していました。
グリグリするとうことは、収納でどこかに無理が生じている訳で機材損傷の元にもなります。
そういう部分もどうにかしたいと考えていました。

今度は同じ大きさの機材庫に”スポっ”とハマる感じです。
6_20200707112501
”グリグリ””スポっ”は私の感触なので実際に使っている当人にしか分かりませんが、こう見えてカスカスです。
コントローラーも同じ所に収納しますが、今までのグリグリ収納すると、ザックがパンパンになってました。
今はスマート収納で、ザックのジッパーの開閉も楽です。
それだけカサが小さくなったということだと思います。
また三脚に載せた時も、従来形状よりは少々の重心ダウンとなります。

ちなみに付属品の極望は使わずに、のぞき穴を接着して使っています(のぞき穴が無い不親切設計でもある)。
しかし、ここ何年かはそれすら滅多に使いません。
所詮、広角短時間追尾0.7倍速なので。 

ということで、古い機種ですがここまで進化させたんだ!っていうお話でした。

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