カテゴリー「星野写真」の記事

2018年11月27日 (火)

おうし座分子雲制御不能 ~落ち着き感が増したにょっき君~

ネタが無いことを良いことに(?)、過去画像で復讐中です。
以前撮影したやつで、今画像処理をしたらどうなるか?
再処理&勉強を兼ねています。
実は新しく撮ったネタが無いので、こういうことをしてブログを延命中なのです(笑

今回に限らずフォトショップで加算平均合成をすると、差の絶対値の位置合わせで画像が黒くなりません。
『完全に黒くならない』と、その筋の人たちのブログ等に書いてあります。
では、どれくらい黒くならなくて良いのかが分かりません。

私の場合を具体的に言いますと、中心部で合わせると周辺や左右とか上下とか、往々にしてどこかが合わない(ズレが多く見える)。
そうすると、おそらくですがそういうところに限って合成後は本来の星像よりも肥大化する(しているように感じる)。
画像が無いので分かりにくいですが…

ここをどうにかしてみたいということで、そういうところに時間を掛けてみたのが今回の再処理なのです。
試した方法は、位置合わせの時に『変形』→『自由な形に』で軽く微調整。
「え?そんなの普通だぜ!」って声が聞こえてきそう(笑

その結果、”今までより”は黒くなりました。
部分的に偏って黒というよりも、全体的に重なっている面積が多くなっている感じ。
前に比べて明瞭な白いところ(大きなズレ)が減少したという感じ。

で、その結果、そういう所の星像が今までよりはシャープになったと思います。
…思うだけです(笑

これは位置合わせに時間が掛かる作業ですが、今後に取り入れて行こうと思います。

位置さえ合えば、こっちのモノ。
あとはトーンカーブをいじり倒して…


ダメだこりゃぁあぁあ
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そもそも、どこが宇宙の成分で、どれが光害等成分なのか?さっぱりわかりません。
やっていくうちに星雲周辺の背景が赤っぽくなってきて、単なるムラなのかHα由来のものなのか…
この色で良いのか、黒すぎやしないか?黒緑は何とかならんの??
そのうち(当たり前ですが)、ザラザラし出して悶絶(笑
左サイドは制御不能で意味不明(笑
とりあえず、1枚当たりの露光と枚数はもっとあった方が良さそうだということが身に染みました。



こちらは以前に挑戦した時のもの。
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こっちの方が、いろんな意味でカラフル!
何かをやってしまって、8枚絞りの特徴を殺してしまったようです。


一方で、このエリアで私の好きなにょっき君が何とか出て良かったです。
最初はなかなか出なくて…
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キノコのように”にょきっ”と生えたように見えるにょっき君。
以前の方が赤黒くて素敵でした(笑
落ち着き感が増した大人のにょっき君(笑

ここはみんな大好き『すばるとカリフォルニア》の間。
IC348よりも、若干おうしの角寄りです(そんなガイドあるか?)。
まだの方は、お試し下さい。


小さめも置いておこう。
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左上が黒過ぎた…

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2018年11月23日 (金)

ボーっと画像処理してんじゃねーよ ~悲報~

何と言いましょうか、これほど稼働の悪い年は無いように思います。
今年の撮れ高は、春先にさそり座を撮って、夏にチンナー彗星の2回。
星景に至っては最後が2月か?(記憶がない…)
いろいろ理由、言い訳はありますが面倒なのでもう言わない!(笑

自分は画像処理というものが嫌い。
何よりも硬いキッチンチェアで長時間のPCいじりが苦痛です。
『何だか、最近は天体写真に燃えないなぁ』と。
原因を考え、『これだ!』と改善策を考えました。

椅子が悪い(笑

ならばと、ゲーミングチェアなるものを購入してみました。

これ、悪魔の椅子でした。
そこそこリラックスできるので、PC作業中に頭が”ボーっ”としてきます。
チコちゃんに怒られそうですが、何とか頑張って勉強してみました。

去年諦めた例題の今年版(笑
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馬頭星雲の写真の作例を見ようと検索します。
なぜか仏像の写真ばかリ出てきます。
『検索エンジン壊れたかっ!』
ボーっとしていて『馬頭観音』とばかり入力してました。
ボーっとしていて、右半分の分子雲軍団を強制除去してしまいました。
先ずは達人たちの作例を確認してからやった方が良いですね。

【悲報】
椅子を交換しても、出来栄えはそんなに変わらなかったという現実。。。

遠目だと粗だらけですが、『今年はこれで勘弁しといてやる!』。
縁があったら、また来年に逢いましょう(笑


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昨年の最終型版。分子雲はこっちが出たんですがね。
悪いことに、輝星の飽和と白系の微光星が緑になるんです。
その辺を今回は勉強してあります。


細長でスミマセン。
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11/23に南八ヶ岳まで冠雪しました。


小さめも置いておこう(笑
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2018年9月23日 (日)

中秋の名月 ~の2日前でネタ確保~

この週末は『天文ネタがないというネタ』を用意していましたが、昨晩に何とかネタゲット。

最近は、お蔵入り状態の天体望遠鏡を活用してコリメート撮影を楽しんでます。
前回はひと月前だったでしょうか?
ツイッター版でデビューした記憶が。

その前に、ひと月前から星って見えてないんですねぇ…
そっちの方が重大であ~る。

撮影に当たっては、コンデジを固定するブラケットが必要になります。
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これも以前に買い揃えてあった物を蔵出し。
今さらながら、休眠機材が活躍しているので得した気分になってます(笑
それができるようになったのは、昨年にコンデジを新調したからなんですね。

中秋の名月に向けて練習してみたのですが、当日は天候が良くない。
よって、前倒しで遊んでおきました。

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天頂プリズムに装着してますが、フリップミラーの方が良かったかな?
せっかく鏡筒も持っているのに、いまだに赤道儀に載せたことが無いし。

今思えば、GPD2買った時に2軸モーターにしておけばよかったかも…
なぁんて考えたりしましたが、それだと次は直焦点だの明るい筒だのと増殖する羽目になるので、これで良かっったか?



1_2
分かっちゃいるけど止められい。
火星を撮ってみたんですが、案の定、つまらない(笑



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小さな液晶だと何とも思わなかったけど、写真にして大きくしたらターゲットスコープ的に思えてきて楽し。


導入は低倍率の接眼レンズにしたけれど、光軸が合わせにくい。
追尾できないので月もぐんぐんと動いていく。
ピントもあってるんだかよく分かりません。

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右下の欠けている辺りを基準に加算平均合成しました。
しかし全体的にズレてる感じ。
結像が悪い望遠側で、設定もカメラ任せ。
視野内での移動も早く。
大気の揺らぎ。
これら複合でドンピシャに行かなかったようです。
高速シャッターなのでタカを括ってましたが甘かった模様。
面白くも難しかったです。

次回、あるかなぁ??

追記
しまったぁ~
これは左右逆じゃないか!!(笑


修正して、小さいのも置いておこう…

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2018年9月 9日 (日)

カメラ新調で一番重要なこと ~ぐだぐだなレポート~

引き続きKiss X9です。
HKIRは出荷時にMWBでホワイトバランスを調整してくれているとのことです。
実際に夜間で撮ってみたところアレ?
赤カブリがひどく(天体写真では関係ないですが)、健康に悪い(笑
もしかして、いじりまくっているうちに設定を消したとか…

そこから試行錯誤が始まります。
何度か試写をして辿り着いた夜用の設定がこちら。
WB→白熱電球(3200K)
WB補正→B9/G9

ノーマルカメラだとWBで青っぽく、WB補正で更に青緑になるヘンタイ設定です。
HKIRは赤と言うかアンバー方向にカブってる印象があったので、その真逆側に持って行く作戦。

【実写編】
WB補正のB9/G9は固定、WBを3パターンで変化させてみます。

MWB(HKIRの初期値)
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なんだかノスタルジー。



白色蛍光灯(4000K)
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赤紫っぽく感じます。



白熱電球(3200K)
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やや青っぽいかな?

撮って出しの色合いは、後から画像処理で調整できるので関係ないです。
しかしカメラモニターで見た時には①~②方向の色合いが私の視覚的には良さそうです。

ちなみに上記ではHEUIB-Ⅱは着けていません。
着けたバージョンも試しましたが、いい塩梅で補正されているようです。



比較でSEO-SP4CのHEUIBフィルター無しだと、
Heuib
赤カブリとゴーストが酷いですね。
こちらはSP4Cの説明通りです。

HEUIBを装着すると、
Heuib_2
色合いはまあまあ整ってますし、ゴーストも軽減されていますね。
こちらも説明通り。
ゴーストを出すために無理と強い光源を入れています。



では同じようにHKIR(HEUIB無し)ではどうでしょう?
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WBは上記①と同じです(焦点距離やf値はSP4Cとは異なります)。
一番強い照明のゴーストはSP4C同様に出ていますね。
また、両方にレンズ保護フィルターは装着していますのでその影響かもしれません。
写真は載せませんが、HKIRにHEUIBフィルター装着の場合はさらにゴーストが軽減されました(しっかり確認してませんが…)。

HKIRで星景写真はしない予定なので、このような光源が入るシーンは無いと思います。
星野写真で輝星を写野に入れた時にどうなるか、実践で様子見と言うところだと思います。



次に気になるのは熱カブリです。
実際の撮影設定を想定した露出で試しました。

撮って出しダーク画像
1_2
X4(SP4C)の時は右下に熱ノイズが出て、少し苦労させられました。
今回はこの段階で見えないので良いんじゃないかと思います。


では上のダーク画像でトーンカーブを思いっきり立ててみます。
超あぶり出しで、通常の画像処理ではありえない立て方です(ほぼ垂直)。
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センサーの周辺部全部(四辺、四隅)にケラレなのか熱ノイズなのか、若干のカブリがあります。
右下の赤い派手なのはワザと着色をしたX4のそれを疑似メージしています。
これが無いだけも救いなのです。
超あぶり出しなので、もちろん輝点ノイズ的なざらざらは相当なものですね。



【ソフト関係】
ブリッジやフォトショは問題なく読み込みができます。

現時点でRAWファイル(CR2)をフォトが読み込めません。
PCはwin10  64bitです。
フォトで読み込めなかったので、フリーソフトのWINフォトビューワの強制立ち上げソフトをインストしてやってみましたがダメでした。
フォトではX4とG9XのRAWファイルは普通に読み込みができています。
ネット上には要因として「何とかコーデックがナンチャラカンチャラ」とありました。
その辺の影響でX9のCR2はまだ使えないのかな?とも考えています。
それとも単に何かの設定上の問題?
画像をちょこっと確認したいときは不便ですね。

それで心配になってRstackerを試してみました。
CR2は認識できているようでしたので安心です。

ぐだぐだなレポートになっています。
しかしながら、こんな実験のようなことはどうでも良いんです。
肝心なのは実際に星を撮ってどうなるか?

こちらは現時点では晴れる気配がなく…(泣
カメラを新調しても一番重要なことが出来ないでいる。
何とも皮肉な状況が続いている次第なのです(笑

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2018年9月 8日 (土)

沼最高! ~初心者に優しいエントリー機とは?~

星撮り機材は昨年にいろいろと投資した関係で、今年は大物は絶対に買わないと決めていました。
が、またやってしまいました。

今の天体写真界を見ますと、カメラはフルサイズ機ブーム、高性能ミラーレスブーム。
そんなブームに乗り遅れまいと、天文おじさんが今回選んだのはコレっ!

キヤノン EOS Kiss X9
初心者に優しいエントリー機(笑

APS-C用カメラレンズのシグマArt50-100。
このレンズの天体写真適性は分かりませんが、腐っても鯛、腐ってもArtライン。
で、折角の良さげなレンズをもう少し生かせないものかと考えていました。
そこでカメラの性能をアップさせてみようかなと。


既出だけど、今までのカメラは…
_x4
トリプルX4(別名、黒い3連星)
3台連携で繰り出す、ぐるぐる写真、星景写真、星野写真。
ジェットストリームアタックと恐れられて天体写真界を震撼…させてない。
当たり前ですが各種部品が全部共通で、管理が楽な優れものトリオ。


何かで読んだことあるのですが、旧KissはX4とX5が境目であると。
よって、X4から上の数字(X7とか)へのチェンジなら変更の効果が分かるので「買い」とのこと。
この「買い」の文字を読んだ瞬間に、目がくらくらして胸がドキドキしてしまいました。
昨年のことです。

で、今年のある日。
キタムラを見ていたら「今まで生きてきた中で一番安値!」とポチりそうになった瞬間がありまして。
そこは冷静になってハヤタカメララボを巡回するわけです。
そうすると、偶然にも同機種の改造品がランク10Aで出品されているじゃないですか!
ノーマル機買って改造へ出すのと、もともと改造機を買う値段を比べたらもしかして安いかも。
ここで衝動と抑制が始まります。



で、ここまで来ると衝動が勝るのは世の常。
早速発注して、勇んでインターネットバンクの時間外振込。
そしたら名義を間違えたらしくて、銀行からは「送金で出来ない」と留守電が山ほど入電。
先方からも「入金されてないぜ!」と怒られる始末。
「どうか他には流さないで下さいませ~」と詫び入れて、やり直し手続き終了と成ったのでした。

カメラ買ってしまい、予備バッテリーとかSDカードとかその他部品を揃える羽目に。
X4の3台体制の為に頑張って部品を揃えたのに、ここで体制崩壊(笑
沼は奥が深いですなぁ。

記念写真
Photo
これらを並べて撮ったところで外観は概ね同じなのでどうってことないものになってしまいました。
Kiss系の中でも小さめなX4をさらに下回る小型機。
ボタンの間隔が狭く、一生懸命いじると指が痛くなってきます。
外観的にはバリアングル液晶がクルクルするなんて「おおぉぉ、最新!」と喜んでました。
しかしタイマーを装着したら端子が邪魔してでフリー可動ならず、無用の長物だったというオチ(笑

ちなみに余剰のX4は、運動会で使いたいというカメラ初心者が身近にいたので格安でプレゼント。
初心者がタダ同然でイチガンを手中に出来るなんて、まさに初心者の財布に優しいエントリー機なのでした。

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2018年8月19日 (日)

ジャコビニ_ツィナー彗星 ~広瀬すずに萌えた天文おじさん~

実に久しぶりの天体撮影に挑戦。
シグマArt50-100に替えてから、広角気味の星野写真にハマりそう。
今回も焦点50で撮ってみます。
それと、新バッテリーの実践稼働テスト(こちらは順調)

唐突に、ラジオのこと。
ぼっち撮影だと撮影中は暇なんですね。
車の中で寝れない人間で、スマホ持ってない人間。
熊避け用に持って行く携帯プレーヤーで音楽かラジオを聞いて淋しさを紛らわせています。
深夜のAM放送は混線激しく雑音が五月蝿いだけだし短波もイマイチ。
FMはFM長野かNHKで電波の入りもイマイチ。
そんな中、6月に信越放送ラジオのワイドFMがスタート。
星撮り中に、オールナイトニッポンなんて聞くことができるようになりました。
この日は本放送の前に、広瀬すずのオールナイトニッポンを聞いていたんです。
最初は広瀬さんとは知らず、真夜中に聞こえてくる若くてしっとりと囁くような喋り方に「なんかスゲー萌えるぜ~」などと、天文おじさんは胸をときめかせてしまいました。
オールナイト~は、天体少年だった頃に別の意味で胸をときめかせて聞いていた鶴光に限ります。
しかし、あれだと天文おじさんの今でも撮影に集中できないでしょうね(笑


問題の(?)写真はこんな感じ。
ラッキーとアンラッキーが入り混じってます。
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EOS X4(SEO-SP4C/HEUIB-Ⅱ)   シグマArt50-100の50   f2.8   ISO1600   2.5分x8枚(比較明合成※)
RStacker(ダーク減算)   PSCC2018   フラットエイド   撮影日2018.8.17


さて、なぜ加算平均合成ではないのか?
撮影中は雲が流れていて素材は劣悪になってしまいました。
加算平均をするとどうもイマイチ。
そう言えばぐるぐる写真で比較明をすると、ノイジーさは軽減されているなぁと思い出す(有効性は知らん、感覚的経験的)。
加算平均がダメならいい状態のコマを活用して比較明で。
この行為、理論上はノイズ減らしには無駄な抵抗なんでしょうね。
加算平均と比較明の比較でこちらを採用した次第です。

ラッキーなことに流星までオマケされました。
右上のクエスチョンマーク星雲から、カシオペア座付近の淡い星雲を経て、左下にお馴染みの心臓胎児星雲とhχ星団。
ジャコビニ_ツィナー彗星(21P)はちっこいですが、総じててんこ盛りな構図と絵になりました。
アンラッキーは雲だらけ写真で、輝星が滲んでしまった。
カシオペア座のWが分かるのが案外に良いかも、と前向きに考えておきましょう。

考えていたのは、EF135F2L時代よりも露光を短くしたい。
それにより撮影枚数を増やし、さらなるノイズ低減を図りたい。
シグマのf1.8を活かして、今回はf2.8として露光2分30秒としました。
EF135の時はf4.0の5分(ISOは同じ)が蓼科辺りでは適正露出と考えていました。
この設定なら計算上は露出時間は同じとなります。

今までやりにくかった夢の32枚加算平均も、90分ぐらいでできるわけです。
そして総時間を短くしたことで、バッテリー1個で一晩で2対象ぐらいは撮影できるわけです。
今回も32枚予定(曇りで21枚で終了、悪画像を間引いて8枚使用)
この後に、すばる星団~カリフォルニア星雲を撮って天文薄明を迎える算段でした。
ところが開始1時間ほどで全面雲に覆われてしまい、万事休すとなったのでした。
残念無念。

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2018年8月18日 (土)

赤道儀の電源モバイル化計画2 ~1はあったっけ?~

先日、鉛バッテリーが逝ったという記事を書きました。
実は今年の冬あたりに、電源モバイル化を目指したことがありまして。
実験していたんです。

とは言うもの、ウチにあるモバイルバッテリーはパナ製の昔の5400mAhと8100mAhのそれ。
昇圧ケーブルとかDD-3に合うプラグとかを買って実験したところ、5400は1.5時間ぐらい、8100は2.5時間ぐらいしか持ちません(へたり含む)
それは当たり前なんでしょう。
さらにここにオートガイドの補正電流が加わればその分の稼働時間は減る。
これでは心もとないですね。


そこで大容量(20000mAh以上)のモバイルバッテリーの検討となるわけです。
しかし、安心安全のニッポンメーカー製の大容量は無いんですね。
一方で海外品でも超大容量(30000mAh)はちょっと高い。
いずれにしても中〇製というか、あちらの会社の製品はイマイチ信用できないし、大容量のクセに妙に安い品物は恐ろしい結末になる予感。
少し躊躇してました。

鉛バッテリーが逝ったのを機に、あちらの会社の大容量に手を出してみました。
アマゾンに無数にある大容量安価品は怖いですが、価格と容量(性能)のバランスからANKER社のPowerCore+26800をチョイス。
安価(というのは各々の価値に依るところですが)だけど、実績が多いANKERならまぁ良いでしょう、というダジャレ的買い物なのです。


レビュー&顛末記
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性能的には3.7V 26800mAhで99Wh(多分)。
外観的には残量メーター兼電源ボタン、出力は5VUSBポート2個、USB-Cポート1個(兼充電用)となっています。
セットで買うと上記の内容となります。
電源の上に充電用アダプタ、個装箱の上に、USB-A→BとUSB-C、ケース。



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電源ボタンは、ワンクリックでON、ダブルクリックでOFFする仕組みです。
残量メーターは10分割されているので10%単位で減り具合が分かる(?)感じ。
重量は600gで、SG-1000(鉛)の5分の一ってところです。
ANKERの説明によればUSB-C急速充電器で4.5時間とありました。
初回充電時に計測したところ、残量20%から開始して4時間位でした。

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公式スペック↑


問題はリチウムイオン電池の耐寒性能だと思います。
一応、パナ製のそれはM-GEN使用時(300mAh、多分)に停止することはありませんでした。
果たして??


早速、赤道儀を動かしてみます。
「アレっ?」と思ったのは、バッテリー電源OFF状態で繋げたら、電源が勝手にONになったこと。
DD-3はOFFで、バッテリーからは”ピー”という小さな電気的な苦し気な音が…
回っている扇風機の羽を手で止めるとモーターがウィ~ンと唸りますが、あんな感じ)
今どきはそういう機能なのか?
ここはなんかヤバそうです。



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それ以外は問題なさそうです。

残量メーターはLED一色で真上(±20°ぐらいの角度)からでないと見えません。
ビジュアル的には青黄赤が欲しいところ。
その辺は不満でしたが、通電の確認なら自分の場合は昇圧ケーブルとDD-3のランプで見ることができます。


試験稼働で4時間後にランプ1個が消え、8時間経過頃に2個目が消えました。
1個10%とすると40時間持ちそうな気がします。
その後も断続的に動かします。
12時間後→5個目消灯
15時間後→6個目消灯
18時間後→8個目消灯(過放電しないと思いますがここで実験終了)
※正確に時間は測っていません


赤道儀GPD2のコントローラーはDD-3(12V 450mAh、多分)だけの状況となります。
結論としては18時間以上は稼動可能ということになります。
この様子ならM-GENと共用してオートガイド補正を考慮しても一晩は大丈夫と予測しました(現時点では別電源とする予定)
また、都度確認しましたが過少電流による自動OFFになっていませんでした。
今回は部屋での実験ですが、追々と実践で見極めようと思います。

晴れたらですが…(目下、ここが大きな課題)

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2018年5月 3日 (木)

アンタレス周辺に挑戦 チャンスの後にピンチあり!

星空に向ける機会に恵まれないシグマ50-100Art。
ようやくそのチャンスが巡ってきます。

上弦に近い月が残る4/20の晩、というか月没後の4/21のことでした。
微妙に霞っぽい空でしたが、ここを逃せば空の条件がますます悪くなる。
月が沈むと夏秋の星たちが昇ってくる星空的には好条件。
内容が前後しますが、撮影した天の川写真等は既に記事にしてあります。

http://hoshizorasagashi.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-318b.html

いつもの撮影地。
透明度を求めてもう少し標高を稼ぎたいところです(ここは標高1500)
しかし標高以外に場所の選択が誤算でした。



誤算の気になる木(笑
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右側の巨大な白樺(赤道儀から見ると南東に鎮座)の存在は知っていました。
なので1時過ぎならアンタレスが現れると予想。
実際に現地で見たら、その時間になってもさそり座は白樺の向こう側。
木を避けようとすると、今度は別の木で北極星が見えなくなる始末。
更に1時間ほど待機し、2時過ぎから撮影開始です。
この日は2対象逝きたかったんですが、1対象で終了です。



巡ってきた撮影はチャンス!
いつも通り画像処理はピンチ!(笑
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EOS X4(SEO-SP4C+HEUIBⅡ)   シグマ50-100Artの50   f3.2   ISO1600   3.2分x24枚(加算平均合成)
PSCC2018   Rstacker   フラットエイド(旧)   GPD2   M-GEN   撮影日2018.4.21


今回はいろいろ入れてたくて焦点50にしてみした。
こういうところは広角だとカブリ補正が難儀するのでちょっと嫌なんです。
でも、
「いつまでもそんなことを言ってるのは誰ですか?」
「あんたれす」
ということで力量に逆らって挑戦しました。

画像処理的には、意図的に全体が若干赤めかもしれません(自分のモニターでは)
鮮やかなエリアを脳内イメージで処理したので、世に出回っている写真と比べたら「あれ?なんか違うぞ」?
情報を余すとことなく出したいのでついつい暴走してしまいます。

懸案のガブリ補正については、さすがカラフルな領域。
どこまでが天体成分で、どこからが光害成分なのか分かりません。
チマチマと補正をしますがラチも開かず、最後はフラットエイド(旧)に入れてみましたが、出てきた画像が逆に地味に思えてきてしまいました(笑。
なので、このまま我流補正のままとしました。
☆データに記載のフラットエイドはカブリ補正ではなくて星マスク生成で使用。

星空的には、最初は天の川もぼんやりで状態が悪いなぁと思ってたんですが、薄明が始まる頃は見事な星空になってました。
その頃に撮影した干潟星雲とか(試し撮りの1枚物、前回記事)は補正も殆どしなくて済ませました。

写真的には、赤黄青黒が目立つところで、それらを取り巻くように広範囲に青白っぽいものもあるようで、何とも面白いエリアだと思いました。
画角的にはどうでしょう?右上の青い馬か、左下の海老ボクサーかの選択に悩むところですね。

その他の思い出としては、夜間トレッキングに使う高輝度ライトを紛失。
空に向けてビーム照射して遊んでいたバチが当たったんだと思います(他人はいません)
これも割とピンチ。

ともあれ、久しぶりにこんなことができて楽しかったでーす!


小さな画像も置いておこう!

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ホントに小さいだけ(笑
パクったところを、いつの日かあの方に見ていただきたかったです。

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2018年4月22日 (日)

干潟星雲とかをシグマで撮ってみた感想

ツイッター版に時々登場する、波動エンジンことシグマ50-100Art。
SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM Artって奴ですね。

いつか星空に使えたらなぁと機会を伺っていまして、ようやく巡ってきました。
どちらかというと100以下のレンジで楽しみたいと思ってます。
今回、先日の星撮りの最後の時間で100㎜を試してみました。
干潟星雲とかのお馴染みのエリアを1枚撮りで簡易的ですが、こんな感じでした。


使用感。

妙なケラレが発現していない
今まで、クリップフィルターかミラー緩衝材か何かの影響と思ってました。
レンズを変えたことで変化が出たということで、もしかしてレンズ由来なのかなぁ?


やっぱり重い
1.5㎏はEF135の2倍の重量。
しかし三脚座があるのでセッティングには難儀しません。
赤道儀のオモリ(1.9㎏)も随分と下でバランスを保てました。


その三脚座が便利
90°ごとのクリック感で回転が停止できるので、レボルビング装置にもなります。
アルカ規格ではないので、私はアルカプレートを装着してクランプに取り付けています。
横構図が好きなのですが、L字ブラケットを使わなくても済みます。


なんだか格好良い!(笑
流行りっぽいシグマArtシリーズで、こいつはAPS-Cサイズ用でヘンタイ度が増している感じがします。
50-100と、なんとも異端的なレンジを持つズーム域。
広角側で撮影した写真をまだ見ていませんが、周辺像とか拘りが無ければ楽しめると思いました。



20140421img_0027_darksub_20180421_2
EOS X4(SEO-SP4C+HEUIB-Ⅱ)   シグマ50-100Artの100   f3.2   ISO1600   SS3.2分x1枚
GPD2   ノータッチ   PSCC2018   Rstacker   撮影日2018.4.21 
※インチキ星雲マスク使用


素敵な風景が無い撮影場所なんですが、撮影風景ってことで星景っぽいことをやって遊んでみました。
こちらも超久しぶりで、星空の自分カラーを忘れてしまってちょっと違う感じになってしまいました。

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春の訪れが早く、この時季でも霞っぽい空。
空も微妙に明るい感じです。
結局、星空が綺麗だなぁと感じたのは、薄明が始まる直前頃でした。



Photo
上、50-100Art。下、EF135F2L。

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2018年3月10日 (土)

駅上空にさそり座通過中  メーテルのお母さんも!

バレバレですが、敢えて名称を伏せてブログ記事にする我が街の某駅。
銀河超特急は停まらずとも、特急あずさは全便停車する巨大ステーションなのです(笑


そんな駅上空に、アンタレスがやってきました。



アンタレスと言えば、メーテルをレントゲン撮影したヘンタイ盗賊です。
哲郎には”撃たれる前に撃て”(以下後略)と生き方を教えるいぶし銀でした。
と、999ネタになるかと思わせておいて普通の話です。

夜空のアンタレスから『薄明が始まる前に撮れ』と言われているようだったので、レンズを向けてみたところ…

ツイッター用に撮った上の写真をご覧下さい。
コンデジのオート&手持ちで天の川が写っていたことに驚きでした。
こんな光害地でも写るとは!

「よ~し、これなら!!」



ダメだこりゃ…、いや「もうやめておこう」
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X4(SEO-SP4C+HEUIB-Ⅱ)   EF135F2L   f3.2   ISO400   SS135秒x12枚(加算平均合成)
GPD2   M-GEN   PSCC2018   Rstacker   撮影日2018.2.18


2月もこのタイミングだと天文薄明の開始時刻も早く、あっという間に空が白んできます。
この撮影の前に北アメリカ星雲を撮っていて、途中で「これでは間に合わない」と急遽アンタレスにレンズを向けたのでした。
お蔭で両方とも中途半端な枚数になってしました。
街中&短時間&少量のため、見たいものは炙らなければ出てこないし、炙れは変な物まで出てくる始末。
そういうのは概ね予想通りなので、それについては是非に及びません(笑

それでも画像処理で粘ってみますが、自分の力量の限界は浅かったです。
画像処理をやっていて写真から悲鳴が聞こえてきたような…

天の川が写ったと喜んでも、写ると撮るとは別物。
今年はちゃんとした場所で撮れたら良いなぁと思った次第です。
(結局同じだったりして)



メーテルのお母さん、に思えてしまう奴
_3_
メーテルのお母さんも出てきて、まぁ満足といったところでしょうか。



炙らないバージョンも置いておこう(笑
_1_
この時は賑やかなエリアに火星が進入してました。
まさか間違わないと思いますが、どっちが火星でアンタレスか分かりますか?(笑

今日はすべての写真が雑でした。

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