2019年2月16日 (土)

自己満な機材レビュー ~新たな光学系も参入する!~

天体系写真もそうですが、撮影で必須の光学系と言えば!?
シグマのArtライン?
タカハシのイプシロン?

いいえ!
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跳ね上げ式老眼鏡(拡大鏡)・笑

今まで天体ショップダイソー社の普通の老眼鏡を使ってました。
冬場にフードや帽子を被った時に額(前頭部)に引っ掛けられなくて困ってました。
眼鏡、ピントや構図の液晶モニター確認の時に必要なんですね。
星景の時は確認頻度が多くて、眼と額の往復作業が煩わしい。
ヘタすると頭からずり落ちて行方不明に…

で、跳ね上げ式ならどうだろう?となったわけです。
さっそく別の撮影で使ってみましたが、一長一短ありますね。
度数が1.5以上しかなく、自分にはちょっと強過ぎでした。

天体写真用老眼鏡…
’60~’80年代前半ならビクセンのカタログのラインナップに加わりそう。
昔の望遠鏡屋のカタログには夢が詰まっていた(笑

非跳ね上げ式でキャバ嬢がお尻で踏んでも壊れないアレも考えたんです。
値段がダイソーの100倍で手が出ませんな。
「きゃっ!」


その別の撮影では、こんなことして遊んでみました。
ハヤタ・カメララボ社のHKIRを普通のカメラとして使う方法。
単なるホワイトバランス調整の実験です(笑
(以下、すべて撮って出し)

購入時は先方でMWB設定くれているとのことですが、どうもこうなります↓
なんとなくアンバーっぽい感じです。
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画像処理で修正するのでこれも問題ないです。
しかし液晶で見た時に普通じゃないとイヤだ!というのが発端です。

と、そんなような記事はHKIRを買った時にも書いたのでした。
その後は適当に調整して天体用で使ってました。
今回は本腰を入れてみます。

HKIRの説明を読むとこう書いてあります。
『MWBを調整してあるが、気になるならCCフィルターを入れろ』と。
⇒そんなフィルター入れたくない

さらに『CCフィルターはシアン系を使え』と。
⇒なにシアン系?

ならばCCフィルターなど無くても、WB補正でシアンに偏らせても良いんじゃないか?
そこで試してみたというのが今回の実験です。


ハヤタ社出荷時の設定に対してシアン側に補正しました。
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実際、シアンがどのような色なのか?
RGB=0,255,255らしいので、とりあえずB9/G9としてみました。
まだR(A)が強めですが、だいぶ補正されました。


②で配合をハーフサイズにしたら戻ってしまいました。
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どうやらシアン系を入れるのは良さそうですね。


続いてMWBで他の色温度にしてみましょう。

【太陽光】
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太陽光は赤系に行く中間地点なのでダメですね。
自分的には白熱電球~白色蛍光灯が好みなので、そちらを起点にしてみます。



【白色蛍光灯】
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Rが上回る色温度ですが、Bも強くなって赤紫っぽくなりました。
ヒストグラム的には2色が強いというよりもGが少ないように思いました。
大胆にGだけ上げてみます。


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②よりも素直というか、淡泊な感じのように思います。
まだRっぽいですが、これを採用でも良さそうです。



【白熱電球】
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R混じりですがBが強いです。


そこで、よりシアン傾向に振ってみました。
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もともと白熱電球はB系です。
そこに更にBを加えたので、これでも好きなんですが寒々しいです。
ややGっぽさが残ります。


Gだけ
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ややBですが、寒々から爽やかになりました(笑
この辺で妥協というところでしょうか?


Gを9に固定して、BとR(A)を調整という感じで落ち着きそうです。
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⑨にした時は『これがベストじゃん!』と思いました。
が、試しに⑩のようにAを入れたら『こっちかな??』

何だかわけ分からなくなってきたので、ここで実験終了。

あとは画像処理でどうにかしよ~っと!(爆


実は夜の部も若干試しています。
”続きは劇場版で!”

『ん?この内容なんだかおかしいぞ…???』って気付きましたか?

今回は『HKIRを普通のイチガンとして使った時に、モニター確認で色的に違和感少なく見られるか?を暇に任せてやってみた』という実験です。
画像処理前提なので、ほとんど無意味な実験であることは強調しておきます。

天体撮影用カメラを普通のイチガンとして使う必要性があるのか?
まぁ、そういうところも過去記事のボヤキの中から想像してみてくださいね~。

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2019年2月 9日 (土)

満月(期)の底力 ~現実対虚構の狭間で~

以前に、我が街並みと八ヶ岳とオリオン座を撮りたくて記事にしてみました。
月光を使ったけどイマイチに。

それを受けて、地上と星空の別撮り&時間差合成でどうにかしてみたという結果。
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コンセプト自体はかなり良いんですが、写真としてはイマイチ。
不満なところは『なんか違う』点(笑
どうしてこのように不自然になるのか?考えてみます。

輝度が異なる写真を無理やり合体(HDR合成ではない)させても、どこかに違和感が出るのは自然な成り行き。
1枚の中に露光(露出)が複数存在するのはあり得ない。

そんなこと書くと、星系の写真家からはディスられそうです。
境目がどうこうというレタッチの話でもありません。
比較明合成さえ否定される世の中(笑)ですが、その話でもありません。
そもそもデジタル画像なのだから合成だって表現の一つ。
否定もすれば肯定もする、この曖昧さ・笑

で、ありふれた一枚を作るには月光パワーは侮れないような気がしまして。
月夜に通常の方法(比較明だけを前提に多枚数撮る)で再挑戦してみました。
上とは撮影時間が異なるので、光害の状況がだいぶ違います。

最初否定してしまった普通の比較明合成ですが、こっちの方がやっぱ良い。
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地上部は大人の事情で比較暗合成にしてますので、これも手が加えられていると言えばそうなります。
同時間帯連続写真の明暗の合成なのだから許容範囲かな。

さて、いろいろ試して思ったことがありました。
この写真は空が比較明で山から下が比較暗です。
空や街並みはそれでいいのですが、山は果たしてこれで良いのでしょうか?
よ~く見ると、山に立体感(明暗差、影)が無い。

今回は比較暗なので、暗いところが選択されている(比較明はその逆)。
本来、月の移動と共に影は移動するものですが、影が比較暗で均一化されてしまって明暗差が無くなる。
その結果、のっぺりしてしまう。
そんな仕組みを想像してみました。
だとしたら、暗よりも明の方が明るめに写る分だけイイ感じになるだろうし、実は山は合成させない方が良い。
空は比較明、山は非合成、街は比較暗の合成写真。
ここまで行くと虚構ですなぁ~。

ぐるぐると言うか、星の日周運動の写真。
今時これを頑張る人は希少人種と思います。
私は自転のダイナミックな躍動感を想像できるので好きなんですね。
日周運動に地球の自転を星空に投影。
しかし地球は止まって写る。
1枚で2つの地球の姿(動き)が見られるなんて、なんてお得なんでしょう!(笑

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2019年2月 2日 (土)

富士見高原に細い月 ~ついでの干潟星雲とか北アメリカ~

今週は後半にやってきた南岸低気圧。
低気圧が過ぎれば圧倒的な星空になる確率大。
こんな日は、『雪星景の絶好のチャンス!』

と、頭では分かってるんですが、家や会社の雪掻きで疲れ果て。
追い打ちを掛けるようにやってくる異常な寒波…

会社の雪掻きを終えて、まだ始業前だというのに、コタツと熱燗のことしか考えられなくなりました。
もう身体が付いていきません(泣

こんな日は、近征のチャンス!??
ベランダで撮れるもは無いものかとステラナビを漁っていたら。
細い月が富士見高原付近から昇ってきそう。
近くには金星や干潟星雲も。
おお!ピンチはチャンス(と、前向きに考えておきましょう)。
ならば撮ってみましょう。


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風景がブレているのは、ポタ赤で追尾撮影してるから。
予想通り富士見高原から地球照が昇ってきたシーンです。
金星まで入れたかったので焦点50、を少しトリミングさせています。
だったら最初から60ぐらいで撮れよって感じですが(笑



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今度は100㎜にしてシャープめに撮ってみました(これもトリミングあり)。
手前のギザギザ屋根は市役所で、これは八ヶ岳をイメージしてると聞いたことがあります。
月の下は天体写真家が大好きな富士見高原。
今はスキー場モードのため絶好調なくらい照明が灯っています。



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今度は4枚加算平均合成で星雲狙い(これに意味があるのか不明)。
地上は、このうちの一枚をマスクで合成。
月と金星の間には、これまた天体写真家が大好きなところが写ってます。
しかし、16秒/コマの露光なんであぶり出しは申し訳程度にしておきます(笑



蛇足なオマケ
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月の出の前に練習がてら撮っておいたのも載せておきます。

どうでも良いんですが、ブログ村の改悪が止まらない。

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